我が家は「猫と私の暮らす部屋」「私がいるときは猫も入っていいところ」「猫進入禁止」に分かれている・・・。ちなみに「猫進入禁止」の場所とは要するに風呂場とベランダだ。しかし、「入っちゃダメ」と禁止されればされるほど、入りたいのが猫のサガってもんだ。
なので、出かけるときは「猫と私の暮らす部屋」(LDK部分)以外はすべて戸を閉めてから出かける。普段は朝唯一猫も入ってくる洗面所内(歯磨き洗面をしているとき、戸を開けっ放しだから)を確認してから出かける私だが、その日はうっかり前日のフィギュアスケートのニュースを見ていて出かける時間をオーバー、慌てて部屋を出たため、確認をしなかった。・・・で、そういうときに限って、入ってるんだよなー、猫が。
会社から帰宅した私は、いつも通り猫たちのエサを並べた・・・が、1匹(老猫)を除いてみな食べに来ず、落ち着きなくうろうろ。「なんだ?みんな腹の調子でも悪いのか?」と猫たちを捕まえようと部屋内を私もうろうろしていると、どれかが鳴いている。「ん?玄関?」と見に行くが、いない。「どこで鳴いてるんだ?」とそのとき、ガリガリという音が。
「げっ!まさか!」と洗面所の戸を開けると、「ニャ~」と出てきたのはムギ。「お、お前、いたんかい!」
ムギは一目散にトイレに行くでもエサを食べるでもなく、リビングをうろうろ。それからやっとまずはトイレへ。
私はその間に洗面所と風呂場をチェック。う~ん、おしっこはしていないし、風呂の蓋も開いていない。(風呂水は入浴剤が入っているので、喉が渇いたからといって飲んだら毒だからな・・・)不幸中の幸いと言うべきか・・・と、私は床中にさんばら撒かれた壁紙(出ようとして戸の横の壁を引っかいた模様。数少ないきれいな壁が残っていた場所が、トホホな状態に)を拾ったのであった・・・。
「お前な~・・・。なんでお母さんが出て行くときに鳴いて知らせない?」と、自分のエサをガツガツ(ついでに他猫のエサも)食べるムギの隣にしゃがみこみ、呟くワタクシ。(注:他猫と書いて、ヒトと読む・・・)
その晩は友人が泊まりに来て、一緒に男子フィギュアスケートのフリーをテレビで観戦。「羽生、おめでとー!でも、マッチー・・・くうっ、マッチーにも勝たせたかったよう!この僅差・・・あのジャンプがしっかり決まっていれば、マッチー優勝だったのに・・・!」とのたうつ。
私はそのままリビングで、友人は現在ただのウォークインクローゼットと化している部屋で就寝。・・・が、夜中に猫が本部屋の戸を引っかいている音が。うちの猫どもは、いつもこの部屋を開けようと、私がテレビを見ていようと寝ていようと、隙をみては引っかいているので、またか!と「こら。うるさいよ」と起きて部屋の方を覗くと、コータが入り口から慌てて離れて逃げた。やれやれ、とベッドに入るとまた同じ音が。「コータ、しつこいよ!」と再び起きだして見ると、コータは逃げていったが・・・まだ音がする。「まさか?!」
引き戸を開けると、足元に猫が座っている。「誰?!」と触ってみると(メガネもかけず電灯もつけていなかったのだ)、ふさふさの毛並み。老猫であった。「お前な・・・いつも要求するときはうるさいくらい鳴くのに、なんでこういうときに限って鳴かない?!」どうやら友人が本部屋に出たり入ったりするときに入り込んだらしい。で、気づかず閉めた、と。私は中に入らなかったからなー・・・。
朝起きて、どうして猫は真っ暗で誰もいないところに閉じ込められても、鳴いて知らせないんだろうねーという話を友人にしたら、「そりゃあそのときは『しめしめ、いつも入れないところに入れた』って思ってるからでしょ」だと。しめしめ・・・そうか、しめしめと思ってるか。そりゃそうだよな。で、しばらくたってやっと出られないことに気づく、と。・・・アホだな・・・。
というわけで、教訓。出かけるときと寝るときは必ず点呼。「1、2、3、4、5。よし、全員いるな!」
・・・全く、ここは刑務所かっつーの
なので、出かけるときは「猫と私の暮らす部屋」(LDK部分)以外はすべて戸を閉めてから出かける。普段は朝唯一猫も入ってくる洗面所内(歯磨き洗面をしているとき、戸を開けっ放しだから)を確認してから出かける私だが、その日はうっかり前日のフィギュアスケートのニュースを見ていて出かける時間をオーバー、慌てて部屋を出たため、確認をしなかった。・・・で、そういうときに限って、入ってるんだよなー、猫が。
会社から帰宅した私は、いつも通り猫たちのエサを並べた・・・が、1匹(老猫)を除いてみな食べに来ず、落ち着きなくうろうろ。「なんだ?みんな腹の調子でも悪いのか?」と猫たちを捕まえようと部屋内を私もうろうろしていると、どれかが鳴いている。「ん?玄関?」と見に行くが、いない。「どこで鳴いてるんだ?」とそのとき、ガリガリという音が。
「げっ!まさか!」と洗面所の戸を開けると、「ニャ~」と出てきたのはムギ。「お、お前、いたんかい!」
ムギは一目散にトイレに行くでもエサを食べるでもなく、リビングをうろうろ。それからやっとまずはトイレへ。
私はその間に洗面所と風呂場をチェック。う~ん、おしっこはしていないし、風呂の蓋も開いていない。(風呂水は入浴剤が入っているので、喉が渇いたからといって飲んだら毒だからな・・・)不幸中の幸いと言うべきか・・・と、私は床中にさんばら撒かれた壁紙(出ようとして戸の横の壁を引っかいた模様。数少ないきれいな壁が残っていた場所が、トホホな状態に)を拾ったのであった・・・。
「お前な~・・・。なんでお母さんが出て行くときに鳴いて知らせない?」と、自分のエサをガツガツ(ついでに他猫のエサも)食べるムギの隣にしゃがみこみ、呟くワタクシ。(注:他猫と書いて、ヒトと読む・・・)
その晩は友人が泊まりに来て、一緒に男子フィギュアスケートのフリーをテレビで観戦。「羽生、おめでとー!でも、マッチー・・・くうっ、マッチーにも勝たせたかったよう!この僅差・・・あのジャンプがしっかり決まっていれば、マッチー優勝だったのに・・・!」とのたうつ。
私はそのままリビングで、友人は現在ただのウォークインクローゼットと化している部屋で就寝。・・・が、夜中に猫が本部屋の戸を引っかいている音が。うちの猫どもは、いつもこの部屋を開けようと、私がテレビを見ていようと寝ていようと、隙をみては引っかいているので、またか!と「こら。うるさいよ」と起きて部屋の方を覗くと、コータが入り口から慌てて離れて逃げた。やれやれ、とベッドに入るとまた同じ音が。「コータ、しつこいよ!」と再び起きだして見ると、コータは逃げていったが・・・まだ音がする。「まさか?!」
引き戸を開けると、足元に猫が座っている。「誰?!」と触ってみると(メガネもかけず電灯もつけていなかったのだ)、ふさふさの毛並み。老猫であった。「お前な・・・いつも要求するときはうるさいくらい鳴くのに、なんでこういうときに限って鳴かない?!」どうやら友人が本部屋に出たり入ったりするときに入り込んだらしい。で、気づかず閉めた、と。私は中に入らなかったからなー・・・。
朝起きて、どうして猫は真っ暗で誰もいないところに閉じ込められても、鳴いて知らせないんだろうねーという話を友人にしたら、「そりゃあそのときは『しめしめ、いつも入れないところに入れた』って思ってるからでしょ」だと。しめしめ・・・そうか、しめしめと思ってるか。そりゃそうだよな。で、しばらくたってやっと出られないことに気づく、と。・・・アホだな・・・。
というわけで、教訓。出かけるときと寝るときは必ず点呼。「1、2、3、4、5。よし、全員いるな!」
・・・全く、ここは刑務所かっつーの