フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

豚とBeautiful Life(笑)

2014年09月06日 | オタクな日々
 「トントントントンヒノノニトン」のCMで「三元豚」というものを初めて知ったワタクシだが、「で、三元豚って何だ?肉売り場にはそんな表示ないしなあ」と思っていたところ(ネットで調べようと考えるほどキョーミはない・・・)、腐仲間のS子ちゃんからメールが。
「暇つぶしにどうぞ~」とアドレスが貼り付けてあったので、クリック。
 ・・・
「なんじゃこりゃあ・・・」とワタクシは口をあんぐり。
 それは、シルキーポークこと四元豚を宣伝する連載マンガのサイトだった。三元豚とは3品種の豚をかけあわせた豚、四元豚とは4品種の豚をかけあわせたものとの説明が。ほー、そうだったのか・・・と感心したのはマンガを読み終わって落ち着いてサイトをじっくり見てからで、最初はマンガ(現在10話中4話まで掲載)を読んでボーゼン。
「な、なぜ豚の話なのにBL・・・」
 あとでスポンサーの食品会社のHPを見たが、こんなマンガで賞品を宣伝していることなどおくびにも出さない(実際、四元豚のCMマンガとは全くリンクなし!)、お堅いもの。なぜ・・・?なぜBLで豚肉のキャンペーン・・・?
 さあ!みんなも見てくれ!そして私と一緒にこのマンガにハマってくれ!
 シルキーポークキャンペーン

 ところで、日立の家電製品のCMキャラクターは嵐。一人用炊飯器のテレビCMでは、擬人化された炊飯器を相○君を演じているのだが、「僕は毎日、彼のごはんを炊く」という彼のモノローグがあって、食卓についている中年男性は相○君に向かって「おいしいよ」と笑いかけ、彼は「良かったです」と嬉しそうに応えるんですな。まあ、単身赴任中という設定なのだが、私の頭ではこのやりとりですぐに妄想が!
 ちょっと未来の日本。住居の中の家電はすべてネットでつながれ、高度なAIを組み込まれている。妻に先立たれた主人公(中年にさしかかったサラリーマン)の家にある炊飯器は最新型で、指示はすべて音声で、ホログラムで擬人化されたキャラクターと会話で行うようになっている。彼は「妻以外の女性の姿が家の中にあるのは・・・」と男性型を選び、それ以外の設定は適当にしたので、その炊飯器は若い、柔和な青年の姿と声に擬人化されている。
 青年は男が帰宅すると、「おかえりなさい」と微笑みかけ、細々とした気遣いで家の中の家電をコントロールし、お風呂を沸かしたり照明の明るさを調節したりする。
 最新のAIはどんどん人間の考え方や感情を蓄積していく。男は人間らしくなっていく映像だけの青年に、それが作り物の映像で、優しい言葉も表情もコンピューターのプログラムにすぎないとわかっていても、惹かれていく。一方、人間の要求や感情をより理解するよう命令されているAIには、男の気持ちを理解して生じる自分自身の反応を、それがプログラムにすぎないということがわからない。
 触れたくても触れられない、機械だとわかっていても感情はコントロールできない、この感情が本物なのか偽物なのかわからない・・・
 機械と人間の恋というテーマは結構あるかと思うけど、どうですか、おっさんと炊飯器(爆)のBL!いっそ冷蔵庫と炊飯器とか、家電擬人化ものにするという手もあるが、私はそこまでマニアではない・・・