フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

いなかあるある・・・つか、新潟あるある?

2020年07月03日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 庭に植えておいた野イチゴの実が赤く熟して来たので、「明日旦那と一緒に食べよう」と思っていたのに、翌日、消えてなくなった。なぜだ?
 購入したときからすでに実がたくさんついていたブルーベリーの木、庭に植えて1か月、だんだん紫に変わって来たので熟した実から取ってヨーグルトに入れて食べていたのだが、残りの実が、熟す前にだんだん消えてなくなる(雨や風で落ちたかと思ったが、落ちた実も見当たらない)のはなぜだ?
 ムッとしながら黒く色づき始めたブラックベリーを毎日少しずつ収穫して、冷凍している。これまで消え始めたら私は本当に犯人捜しをするぞ!第一候補はカラス、第二候補はハクビシン(私は見たことはないがいるらしい)、第三候補は隣の家の孫だ・・・。
 いや、それが「いなかあるある」ではなくて、引っ越してきて間もなく1年、都会人の私が「あ~・・・これがいなかか・・・」と思った出来事を書き連ねてみようかと思う。

①「ありとあらゆるところに旦那の知り合い(親が世話になった人、学校の同級生、後輩、先輩、あるいは会社の同僚、ご近所さん(およびその家族)がいて、そのコネやツテで仕事を依頼したり個人的に何か頼んだり、融通してもらう」
 夫の顔が広いと言うべきなのか、いなかの世間が狭すぎると言うべきなのか・・・。便利なこともあるが、たまに「公共機関なのにいいのか?」と思わないこともないし、「いや、そこはドライに近くの業者か全国チェーンの会社に頼もうよ、安いから!」という私の考えは「昔からのつきあい(または恩)がある」という彼の言い分で却下されることもあるので、良し悪しだ。
②「新聞に県内のクマ目撃情報が載っている、市の防災メールで市内のクマ目撃情報が届く」
 自然が豊かなのでね・・・我が家でも今の季節、夜はカエルの大合唱だし、カラスがモズのヒナを襲って食っているのを目撃するし、うちはまだ出てないけどモグラが家庭菜園の野菜を食べるし、犬を散歩させればカエルを踏まないように気を付けて歩かなければいけないし、ヘビがその辺にいくらでもいるから草むらには入れないし(車庫のシャッターを開けっぱなしにしていたら、夫に「ヘビが入るから閉めて」と注意された)。
③「家庭菜園を始めたら、ご近所さんから受け入れられた」
 庭で農作業をしていると、通りがかりの人から声をかけられる。夫は「お宅の嫁さん、都会から来たのに良くやっているね、とポニョのこと褒められる」とご近所さんからの評判を教えてくれる。自宅で野菜を作ってこそコミュニティーの一員と認められるらしい・・・。まあ、私は単なる趣味と実益のために始めただけなんだけど、まあいいか。
④「地元愛が強烈」
 「大好き!新潟」「新潟は力強く、美しい」「One Team 新潟」「当社はTeam Eco※メンバーです」・・・毎日毎日、テレビでも新聞でもこれらの言葉を見たり聞いたりしない日はない。自分の出身愛知県でそんな言葉、出てくるかな?と考えると、「ま、ねえな!」と思う。だいたい名古屋市民は名古屋市民という自負はあるが、愛知県民という意識は薄いし、愛知県民が「愛知県大好き!」と思ってるかな?県外に出れば郷土愛(というかプライド)が出てくるけど、住んでいてそんなこと呼び掛けたり主張したりすることはありえないよなあ・・・。特に新潟総合テレビの番組の合間に必ず流れる「大好き!にいがた!」のキャンペーンソングは、洗脳されそうになる・・・。気がつくと頭の中で「だ~いすき、にいがた♪だいすきにいがた♪」というサビが流れている・・・
⑤「噂が流れるのが早い。ここだけの話はここだけでは終わらない」
 市内でコロナ第一号が発生したとき、市長が市役所で会見するより早く、患者さんの勤務先、どこで感染したか等などの情報が、夫からメールで届いた。その人が夫の勤務先の取引先の会社に勤めていたからだが・・・。おそらくこの調子で人から人へ、市長発表より前に全市民がすでに知っていたことであろう怖いですね~。

※新潟テレビの環境プロジェクト。新潟テレビの地元企業提供CMで、新潟の自然の映像(数パターン)を背景に社名が流れ、「〇〇はTeamEcoメンバーです」で終わるものが結構多く流れるのだが、お正月期間には多くの地元企業が提供するものだから、延々と社名だけ違う同じようなCMが流れて、気が狂いそうになった。(私だけか?)