フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

雪国に春が来た。

2021年04月06日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 先週、我が家にツバメがやって来た。3羽のツバメ。去年初めて我が家に巣を作った夫婦とこどもかな?近所にまだツバメの姿はないのに、3羽だけが早々に迷わずうちの玄関ポーチにやって来て、フンを落としていった・・・間違いなく去年の店子(笑)。現在、壊れた巣を修復中。
 雪国は冬に積もった雪が残るせいで、気象庁が発表する気温より実際ははるかに低温。しかし、ここ2週間の雨と高温のおかげで、田畑の雪もほぼ消え、我が家も庭の中央にひとかたまり残るだけとなった。日曜などあまりに暖かくて、夜中に毛布を剝いでしまったくらいで、この際こたつもしまう準備を始めようと昨日敷布団をはがし、フローリングに直接こたつが置いてある状態となった。なのに今日になって・・・寒い!朝から旦那はガスファンヒーターを付け、猫たちはこたつに潜り込んでいる。なので仕方なくこたつのスイッチを入れた。私も寒いのだ!
 とはいえ、確実にもう春。隣の長岡市はすでに桜が満開だ。この辺りはやっと枝先で2つ3つ咲き始めたばかりだが・・・ううむ、たった2、30キロの距離で気温差が激しいな。しかも、うちよりはるかに北の新潟市方面の方が、それより南のこの辺り(中越地方)や上越地方よりも雪は少ないし気温も高いのはなんでだ?海に面しているからか?確かに、積雪だけなら海沿いは風のせいで積もらないんだけど、気温はどうなんだろう??「北へいくほど寒い」という感覚に当てはまらなくて不思議だ。
 昨シーズンは記録的な少雪だったので、雪の力を実感しなかった私だが、今シーズンは思い知らされた。去年ドッグランを作って周りにプラスチック製の杭を打ったのだが、雪が融けてみると、何本かが根元からひん曲がってしまっていた。ブラックベリーを這わせた木の杭も、地面に刺さった部分が折れてしまっていた。また打ち直さねば
 しかし、雪に埋もれていたキャベツやハクサイは無事だった。外側の葉は腐っていても、何枚か剥げば中は全く問題なかった。(虫がちゃっかり葉の間で越冬したりしてたけど!)キャベツは雪の重みで潰れ、球じゃなくてマカロンのような形になってたけど!
 ネギも冬菜(トウナ)も、雪の前に伸びていた部分は腐ってしまっていたが、根は生きていたらしく、雪が消えると同時に新しい芽を伸ばし始めた。生命力あるなー。これで2、3週間後には味噌汁の具が手に入るな、とニヤリとしたワタクシであった