湖畔人です。
以前、第138話で熊谷幸子さんの『風と雲と私』で“透明感”のあるまっすぐな曲に弱いと申しましたが、その“透明感”のある曲を何曲か続けて紹介させて頂きたいと思います。ただ、暑いので、熱帯夜にもよく眠れるような涼しげな曲も時折混ぜながら、ご紹介したいと思います。
まあ、“透明感”と言いましても捉え方は人それぞれかと思いますが、私としては、ピョアな感じを受ける曲、余り飾りけのない、斜に構えていない、真っすぐで素直な心を歌ったような印象を受ける曲、または恥じらう事無く、躊躇いなく本音をさらけ出したような、青春真っ只中にいるかのような曲、また赤裸々に後悔を含めた心情をさらけ出したような曲、そうした印象を受ける曲をその対象としたいと思っています。
まずは、第138話でも触れた、太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』を選らばせて頂きます。昭和の大ヒット曲で、この曲をご存知の方なら、何故選ばれたかすぐにわかるかと思いますが、そんないい人いないでしょう?的な、純粋な思いを寄せ合った恋人達の遠距離恋愛の心情を歌った曲でして、でも最後は悲しい結末となってしまうのですが、でもまあ、何とも心洗われる名曲です。この曲が生まれた70年代は、自分はチビ過ぎて記憶は今一つなのですが、再放送や懐メロを通して、どうもこの時代は青春や愛や夢や希望や世界平和やユートピアを熱く語っても平気で受け入れられたような、そんな良い時代だったらしい、とそう言うイメージを勝手に持っているのですが、とても憧れているのです。この時代の純粋で素朴な感じのフォークやポップスが大好きで、でも一方で、70年代後半に現れ、80年代に繋がって行くテクノ、ファンク、AOR、パンク、スカ(2tone)、ニューウェーブ等、新しい音楽スタイルが多数生まれた創造性が爆発した時代でもあり、本当に今の音楽の原型の殆どが揃った非常に音楽的に豊かな時代だったなと思っております。兎に角とても魅力を感じており、憧れています。大好きな時代です。
この曲が生まれたのは1975年、作詞を担当したのは、あの伝説のバンド『はっぴいえんど』出身の天才作詞家・松本隆さんでして、松本さんが一般向けの歌謡曲の作詞を初めて手掛けた曲でもあります。作曲は昭和のヒットメーカー筒美京平さんが手掛けたもので、名曲です。若い方は知らない人も多いかもしれないので、若い方には特にお勧めしたいです。聞いているだけで心が洗われます。ちと歌詞に出て来る男子が薄情なのが残念ですが・・・。でも、とても良い曲です。お勧めします。
湖畔人
以前、第138話で熊谷幸子さんの『風と雲と私』で“透明感”のあるまっすぐな曲に弱いと申しましたが、その“透明感”のある曲を何曲か続けて紹介させて頂きたいと思います。ただ、暑いので、熱帯夜にもよく眠れるような涼しげな曲も時折混ぜながら、ご紹介したいと思います。
まあ、“透明感”と言いましても捉え方は人それぞれかと思いますが、私としては、ピョアな感じを受ける曲、余り飾りけのない、斜に構えていない、真っすぐで素直な心を歌ったような印象を受ける曲、または恥じらう事無く、躊躇いなく本音をさらけ出したような、青春真っ只中にいるかのような曲、また赤裸々に後悔を含めた心情をさらけ出したような曲、そうした印象を受ける曲をその対象としたいと思っています。
まずは、第138話でも触れた、太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』を選らばせて頂きます。昭和の大ヒット曲で、この曲をご存知の方なら、何故選ばれたかすぐにわかるかと思いますが、そんないい人いないでしょう?的な、純粋な思いを寄せ合った恋人達の遠距離恋愛の心情を歌った曲でして、でも最後は悲しい結末となってしまうのですが、でもまあ、何とも心洗われる名曲です。この曲が生まれた70年代は、自分はチビ過ぎて記憶は今一つなのですが、再放送や懐メロを通して、どうもこの時代は青春や愛や夢や希望や世界平和やユートピアを熱く語っても平気で受け入れられたような、そんな良い時代だったらしい、とそう言うイメージを勝手に持っているのですが、とても憧れているのです。この時代の純粋で素朴な感じのフォークやポップスが大好きで、でも一方で、70年代後半に現れ、80年代に繋がって行くテクノ、ファンク、AOR、パンク、スカ(2tone)、ニューウェーブ等、新しい音楽スタイルが多数生まれた創造性が爆発した時代でもあり、本当に今の音楽の原型の殆どが揃った非常に音楽的に豊かな時代だったなと思っております。兎に角とても魅力を感じており、憧れています。大好きな時代です。
この曲が生まれたのは1975年、作詞を担当したのは、あの伝説のバンド『はっぴいえんど』出身の天才作詞家・松本隆さんでして、松本さんが一般向けの歌謡曲の作詞を初めて手掛けた曲でもあります。作曲は昭和のヒットメーカー筒美京平さんが手掛けたもので、名曲です。若い方は知らない人も多いかもしれないので、若い方には特にお勧めしたいです。聞いているだけで心が洗われます。ちと歌詞に出て来る男子が薄情なのが残念ですが・・・。でも、とても良い曲です。お勧めします。
湖畔人