第260話.与えられたものを活かす事を天命とする

2019-05-05 16:33:43 | ★素材を活かし切る
湖畔人です。

段々GWも残り少なくなり、言いたかった事を言い切れるように頑張っています。
先に重めの事、段々と軽い事と思っているのですが、中々軽い所まで行けていません。ホントはゆるキャラの話をしたいのですがね・・・。

さて、ちょっと言いたかった事があるのですが、以前も、第70話と第71話で個人と国に対して素材を最大限に活かす事が大事だよ、と言う話をしたことがあるのですが、今回もそれに近い話をしたいと思います。

もし、一個人においても、自治体においても、国家においても、今後何をどうすべきか判らない、どの方向に進むべきか判らない、と言う方がいるとするならば、その方に申し上げたいのは、自分に既に与えられているものを天命と思って活かし切る事に注力したら良いですよ、それが多分使命ですから、と言いたいのです。

与えられているものと言えば、その人の得意な事、特徴的な事、珍しがられる事、周りから褒められる事、等でしょうか?地方自治で言えば、特産品とか、旨いとか、珍しいと言われる物を見出し、それを磨き、良いモノに仕上げ、マーケティングして売り出すと言う事です。それらが無い場合は、周りを見てやっていない事、希少価値のある事や物を見出し、それを身に付け自らの特徴とする、と言う事です。
要は、個人でも、地方自治でも国としても、特徴を生かしてオンリーワンの存在となり、周りから重宝がられる、有難がられる、面白がられる存在となりなさいと言う事です。

個人においては、『マツコの知らない世界』に出れる位の特徴のあるオタクになるのもいいと思いますし、個人としての特徴は無くても協調性があり友達思いで友が多いとか、親切な人とか、家族思いとか、清潔さを売りにしているとか、何でもいいので、その人ならではの特徴を見出し磨き誇りに思えれば良いと思うのです。折角生を受けたのですから、自分らしさを磨いてみたらいいと思うのです。仮にそれが趣味で終わっても全然良いのです。そこに生きがいとやりがいが見いだせたとするならばそれで良いと思うのです。それがお金になれば最高ですがね・・・。

地方自治も、折角住んでいる町なんですから、その町の特徴を最大限に引き出すべきなのです。隣町と一緒じゃつまらないですもんね。しっかりブランディングして特徴を出し、磨き、知ってもらい人に来てもらい賑わいを作り稼げる地域になる事です。

国だってそうです。外国人に言わせると日本はテクノロジーの国とか親切とか礼儀正しいとか勤勉とか清潔とか言われるけど、テクノロジーも二位じゃダメなんですか?とか言っているうちに次の通信規格5Gに関しては蚊帳の外のようですし、PCもフラットパネルも携帯も半導体も見る影もありません。恥ずべき状態ですね。親切とかいうけど、隣国でウィグル人達が中共に虐待されてもシカトしているし何処が親切か?と言う話です。勤勉がどうのと言うけど働き方改革でもっと怠惰になれと国が推奨しています。清潔さも都心は良いにしろ田舎はゴミだらけです。もっと自分達のイメージを強みとして認識し、あるべき姿を決めてそこに向け戦略的に自分達を仕上げて行かないといけません。それが出来ている分野はバトミントンとか卓球とかスポーツの分野では成果が出ていますが、もっともっと社会全体、国全体で自分達のあるべき像を作ってそれに向けて仕上げて行くべきなのです。

また、『第257話. 何故唯物論がダメなのか』でも言いましたが、世界は、神を認めない無神論の共産主義や社会主義の国々と、神を認める民主主義の国々に基本的に大きく二つに分かれています。そして257話でも指摘した通り無神論を放置すると神の目を恐れず見ていない所で悪さをする者達が増え、イジメや犯罪が増える荒んだ世界になりがちなので、日本は、唯物論&無神論を悪として警戒をし、神々を認める国の側に付くべきなのです。天皇制の存続の為にも神を認める国である必要があります。神を信じる国々で問題なのは宗教間の対立ですが、日本はもともと八百万の神を信じる国柄です。イスラムとキリスト教陣営の間に入って宗教間の対立を治める役割が日本にはあるはずなのです。これらの点も国としてどうあるべきかを論じるときに組み入れるべきポイントかと思います。

また、日本と言う国は、元々国土が狭いのですが、その殆どが山で、周りは海に囲まれ、それら自然が与えた物を活かし切っているとはとても言えないような状況なのです。山をテクノロジーを使って生き易い場所に変え、もしくは生産の現場に変えて、交通革命でもってアクセスを容易にし、有効活用すべきです。崖崩れ、洪水、雪崩、雪道の凍結など山の持つ潜在的危機を事前にテクノロジーの力を使って抑制、管理し、アクセスを容易にして、山の上で、魚など海産物を養殖したり、林業も見直したり、新しい燃料を作ってみたりと、色々と活用しようがあるはずです。要検討です。

個人も地方自治も国も与えられている特徴を、自らの資質、与えられた天命と思い、命一杯注力し、人に喜ばれるレベル、お金を頂けるレベルにまでとことん仕上げて行くことが大事です。途中であきらめずに、粘り強く、且つ独りよがりにならないように、どうやったら他人に喜んでもらえるようなレベルになるのかとトライアンドエラーを繰り返しては段々とより良いモノに仕上げて行き、最終的に唯一無二のオンリーワンになる所を目指すべきかと思います。
ただ、それを実現するには、戦略的に賢くやる必要があります。それが達成されるまで飯が食えないようでは困りますので、飯が食える状況を作りつつ、段階的に戦略的にその特徴をブラッシュアップしてお金が貰えるレベル、これはイイねと感動して貰えるレベルまで仕上げて行くべき、と言う事です。
それが出来たら、次はそれを人に知ってもらうべくアピールをする事です。マーケティングですね。そこが出来ないと折角の良いものを持っていても宝の持ち腐れです。ですから、有名ユーチューバーとか有名ブロガーとか著名人の知名度を借りて広めるとか、予算的に見合うなら広告代理店とかブランディングのプロに任せるとかする必要があります。まぁ地方自治を想定していますが、個人も国も一緒です。

国の場合は、外務省には無理でしょうが、反日プロパガンダの国々の反日布教活動(慰安婦や南京や徴用工等)やWTOやユネスコなど国際機関の不正且つアンフェアーな対応を攻撃論破し、彼らの後ろでうごめく金銭のやり取りまで調べ上げるくらいの別の組織が要ります。それが日本版CIAなのか、何なのかは別として絶対にいるのです。もういい加減大人にならなければなりません。

与えられたものを活かし切っていますか?そう常に自分自身に、自分の住む町に、自国に対し常に問う習慣を持つべきかと思います。そうすれば、個人も町も国もやるだけやった感が出て来るので、後悔などあるはずも無いし、そこには誇りが生まれて来ているはずですからね。何よりベストを尽くすことが大事なのです。
その為には、自分が頂いた特徴を活かす事です。

湖畔人

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