第467話.気になった音楽(179)(180)秋に合うと思われる曲④⑤Hall & Oates『Kiss On My List』,Billy Joel『Allentown』

2020-10-11 05:11:00 | 気になった音楽
湖畔人です。

さて、また秋に合うと思われる曲の続きをやります。
秋に合うと思われる曲の4曲目と5曲目です。

本当は、ジョージの曲でご紹介したい曲が他にありドハマりしているのですが、その曲はこのシリーズの一番最後に持ってこようかと思っています。

今日の秋に合うと思われる曲、4曲目と5曲目はテンポの良いピアノ伴奏の二曲、ホールアンドオーツの『Kiss On My List』と、ビリージョエルの『Allentown』です。お二組ともoldeiesへのリスペクトがあって、現代風(80年代風)にoldeiesのR&Bやモータウンをアレンジしなおして復刻させている立ち位置の方々でしょうかね。

まずは、ホールアンドオーツの『Kiss On My List』です。81年の曲ですね。
軽快なピアノ伴奏が印象的なホールアンドオーツの代表曲の一つですね。
この時代はこんな感じにピアノを連打してコード進行をして行くようなピアノ伴奏の曲が多かった気がします。個人的に好みです。作詞作曲はダリルホールと彼の当時の彼女の妹であったJanna Allenとの共作ですね。
歌詞は、自信満々のモテ男だったハズなのに、想定外にフラれてしまい、君なんてその他大勢の一人なんだからな(でもまだ君の事が忘れならないよ、チクショー)的な、ショックと強がりがない交ぜになったような感情を歌ったモテ男の悲劇の歌ですね。自分にとっては何故か秋のイメージの曲です。

次は、ビリージョエルの『Allentown』です。ビリージョエルの曲は既にこのブログでご紹介したつもりでいたのですが、どうもお初のようですね。
前述のホールアンドオーツの『Kiss On My List』と同じく軽快なピアノ伴奏が印象的な曲です。まるで機関車が突進して行くような感じを受ける推進感のあるピアノの伴奏です。82年のアルバム『ナイロン・カーテン』からのシングルカットで、自分的にはビリージョエルの数多くあるヒット曲の中でもTOP3に入るお気入りの一曲です。

嘗ては栄えていたが、不景気で多くの人々が既に去ってしまったピッツバーグの鉄鋼の街アレンタウンに住む、まだ明るい未来が見えていない、でも何とかその街に住み続けんとする若者のやるせない気持ちを歌った曲ですね。不景気の背景にはきっと新日鉄等日本のメーカーの台頭もきっとあったんでしょうね。日本が、90年代以降、韓国や中国にしてやられて来たのと一緒で、アメリカの産業界は日本の台頭で衰退して行きましたからね。アレンタウンの没落の理由が日本の台頭にあるかもしれない、なんて思うとなんか複雑な気持になりますね。トランプ氏の登場により40年振りに息を吹き返したであろうこうした嘗ての鉄鋼の街も、当時は多分、相当重い空気が覆っていたんでしょうね。トランプさん、また勝つといいんですがね。勝って欲しいなー。

まだまだ秋に合うと思われる曲続きます。

では。

湖畔人




第466話.近況と世情 10月10日 Very short ①気候,②バイデン,③のだめ女優,④上田選手寄付,⑤日本学術会議

2020-10-11 03:12:53 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

今週も近況と世情、Very short版で少し触れます。

まずは気候。

①気候
寒いですね。日も短いです。5時台で外は真っ暗でした。毎年この時期でこんなに日が短かくなりましたっけ?何か突然感が強いです。地軸の傾きでも若干変わってんのかな?…。寒くてもうダウンを着てます。でないと風邪をひきそうです。この時期風邪なんて引いて熱なんて出して咳なんてして、電車の中でゴホゴホなんてやっていたらコロナかと思われて顰蹙もんですもんね。風邪もうかつにひけません。皆さんも気を付けてくださいね。

②バイデン
大分バイデンがリードしたまま大統領選の終盤を迎えてますね。結構差が開いています。以前から言っているようにバイデンがトップになれば中国の覇権が確定し、それを良しとしない神々が、数多くの警告を我々に突き付け来て、結果、多分我々が想定している以上の天変地異が更に沢山起きて来て、世界が大混乱に陥るであろうと言っています。なのでトランプが勝った方が人類にとっても良いのです。
また、自分はこのブログでバイデンが、自分の立場を利用して次男のハンターを使って中共の利益代表になって、アメリカの安全保障上の機密情報を中国企業に流す手立てをしてきた。そしてその見返りに大金を稼いできた、米国民の敵であり裏切り者だ、と言って来ましたが、実は、アメリカでは、先月から私の言っているバイデン家の黒い中国とのつながりを詳細に描いた映画、"Riding the Dragon: Bidens' Chinese Secrets"を公開しているようですね。Youtubeでも見れますので、是非ご覧ください。こんな人をトップに付けるようならアメリカも終いです。ハンターはかつて軍にも在籍していたけど薬中で退役をしていますね。かなりヤバイやつです。

③のだめ女優
のだめに参加していた女優、岩佐真悠子さんが介護の仕事をされるとの事で芸能界を引退されるようですね。残念ですね。のだめに出ていたメンバーは自分にとっては特別贔屓目で見てしまうのですが、また一人のだめメンバーが去るのは寂しい現実です。芸能界も素人が思うより結構厳しい現実に直面しているのかもしれませんね。竹内さんの他界もそうした背景があるのかもしれません。考えてみれば、のだめで目立っていた千秋先輩の元カノの彩子役の上原美佐さんも早々と引退していたようです。勿体ないですね。双子の美人姉妹役だった松岡璃奈子さんと松岡恵望子さんの双子の姉妹ももっと活躍できそうなもんですが、あれだけ目立つ存在なのに十分に活躍の場を得られていないようです。もっと活躍できる機会に恵まれるとよいですね。事務所の力とか色々あるんですかね。判りませんが…。

④上田選手寄付
正代に続き熊本アスリートが大活躍ですね。女子ゴルフの上田桃子さんが全英で6位と言う快挙を成し遂げ、その結果得た賞金のほぼ全額(経費を除いた)1千万円を熊本県に寄付をしたようですね。エライですね。ホント立派です。熊本は大変ですがスポーツの光で癒され続けていますね。良かったです。

⑤日本学術会議
菅さんには親中とかマイナンバーを中心にしたデジタル化推進とか、潜在的に問題がありそうだなと見ている口でして、後日一言申したいと思っているのですが、でもこと学術会議の任命に関しては菅さんの判断の方が学術会議の批判よりずっとまともな気がしますね。

推し政党の幹部も動画で批判していましたが、
日本学術会議のメンバーは、国家公務員にあたるようで、我々の税金で運用されている組織のようですが、でも新メンバーの選定は身内の推奨で決まるようですし、仲良しクラブ的になりがちな組織のようです。それでかなりの予算が割り当てられ、予算の多くの部分は人件費のようです。その人件費の中には"終身年金"も含まれているようで、彼らが目くじらを立てる理由もどうもそこ?にあるのかもしれません。"理由は終身年金欲しさか?"って気もしなくはないです。この時代に"終身年金"って大分時代錯誤している感が否めませんね。

一方、学術会議は軍事研究を否定しているようです。でもこの国の主権者である国民の一人として申し上げさせていただければ、"国の公僕として国家公務員として給料をもらっているなら、主権者である国民を守るための国防の研究、軍事研究をもっとちゃんとやんなさいよ"と言いたいですね。一方、中国共産党、人民解放軍がバックにいる中国科学技術協会とは協力関係にあるらしく、"日本の国防研究はやらないのに中国の軍事研究をする機関には協力をするのか?あんたらどこの国の国民なんだ?"って言いたいですね。
日本国民は守らないけど中国の軍事強化には協力する、と言うような、そんな非国民的な団体なら税金は1円足りとも入れたくはないし、直ぐにそんな組織は廃止して欲しいですね。主権者の一人としてそう命じたい所です。インテリに多い親中反日左翼の牙城のようです。菅さんの判断を批判するメディアが左寄りのメディアが多いのも何か納得が行く気がしますね。はやく解散して欲しいですね。廃止です。で、欧米のようにこうした学術機関は民営化すべきだと、推し政党の幹部の方も言っていますが、全くその通りかと思います。

では。

湖畔人

第465話.気になった音楽(176)(177)(178)秋に合うと思われる曲①②③George Harrison『What is life』『Give me love』『My Sweet Lord』

2020-10-05 01:05:56 | 気になった音楽
湖畔人です。

次から"秋に似合う曲"括りにしようかと思いましたが、個人的意見なので"秋に合うと思われる曲"に変えてみました。
さて、その"秋に合うと思われる曲"の最初の曲はジョージハリソンで行きたいと思います。

先日シルバーウィークの時、良く晴れていましたが、夏休みに夏休みらしい事があまり出来なかったので、ちょっとここで挽回をしないといけないと思い、ちょうど都内に用事があったので、また神社巡りをして来ました。今回も明治神宮=>東郷神社=>靖国=>東京大神宮のいつものコースです。靖国は5時で閉まってしまうので、間に合わず外から手を合わせるだけでしたが、他はしっかり参拝出来ました。明治神宮は久しぶりだったので、とても嬉しかったのですが、あの長い参道を歩く際、携帯で音楽を聴きながら(不謹慎かもしれませんが)歩いていたのですが、その際に聴いていたのが、ジョージハリソンの『What is life』、邦題『美しき人生』でした。

と言う事で、"秋に合うと思われる曲"の1曲目は『What is life』です。

テンポがイイ曲なので速歩きにピッタリで、とても気分が良かったです。"あなたの愛無しの人生なんてありえない、あなたが側にいない人生なんてありえないんだ"と歌う愛の歌です。でもソロになってからのジョージの曲の多くは神様への愛や神様への問いかけみたいな曲ばかりだったので、ここで言う"あなた"ってもしかしたら神様の事じゃね?って言う方々もいらっしゃいますね。そうかもしれません。いい曲です。この60’s感、モータウン感、フィルスペクターっぽさがイイのですが、案の定、プロデューサーはフィルスペクターでした。ポールは嫌っていたみたいだけど、ジョンもジョージも高く評価していたフィル、彼も才能あるのに薬物で身を滅ぼしてホント勿体無い人生でしたね…。

さて、次もジョージで、『Give me love』です。
奪う愛、と言うよりは、神への祈りの歌です。ほぼ宗教歌ですね。”この地上に平安をお与えください、我に光と愛と命と自由と希望をお与えください、そして問題を解決する力をお与えください、そして、神よ、我と共にあってください”と祈る、ほぼほぼ宗教歌です。こんな曲が一位になるんですからアメリカはスゴイ国です。

そして、"秋に合うと思われる曲"の3曲目は『My Sweet Lord』です。Lordって言う位ですから"主"、"主なる神"への問いかけの歌ですね。彼が当時傾倒していたヒンドゥーの愛の神、クリシュナへの問いかけの歌で、"おお神よ、もっとあなたの事を知りたいです。もっと近づきたいです"、と神への愛を歌う、これまた宗教歌ですね。そして、この曲もアメリカで大ヒット、一位になるんですからホントにアメリカは不思議な国です。日本ではありえない現象でしょうね。彼のクリシュナ観は、"神様は色んな名前で呼ばれているが、実は同じ神様なのだ"的な思想を持っていたようです。なので、歌詞には色んな神様の名前が出て来ます。ビシュヌ神とか、諸々ね。当時のライブでは、ヒンドゥーの神以外の神様の名も入れて歌っていたようですね。ブッダとかアッラーとかもね。まぁ、実際それに近いんだと思います。

聞いた所によれば、ビシュヌとブッダとかアッラーはほぼ同一の系統の神のようです。クリシュナはちと別で、メインコンセプトが"愛"との事で、どうもキリストや墨子やトルストイ等が同じ系統の魂のようですね。アガシャーと呼ばれるアトランティス大陸が海没する要因になった方も同じ魂グループのようです。霊界の深部にはアカシックレコードと呼ばれる全人類の想念の全てを記録している機能があるようですが、そのアカシックって言う名称もアガシャーと関係があるのかもしれませんね。想像ですがね。で、アーカイブって言葉もありますが、その語源もこのアカシックレコードにあるのかもしれませんね。これまた想像ですがね....。

実はビートルズで同僚だったジョンも"ALL YOU NEED IS LOVE"と歌う位ですから愛の系統の方でして、実はクリシュナやイエスと同じ系統の魂だろうと言う話もあり、だとすると、もう憧れのクリシュナの兄弟みたいな存在と長らく一緒に過ごしていた、と言う事になりますね。それが事実だとするとジョージもあちらの世界に帰ってその真相を知った時には相当驚いたでしょうね。きっとね....。

ビートルズの面々は実は過去世でキリスト教の成立に深く関わった可能性がどうもあるようでして、ダビンチの最後の晩餐と言う絵画に登場する人物達の中にもビートルズのメンバーも数名いたのかもしれませんね。ポールはいなさそうですがね。活躍が後からですからね…。

それにしてもダビンチって面白いですよね。以前、ダンブラウンのダビンチコードが流行りましたが、そこではモナリサはマグダラのマリアであって、彼女はイエスの奥さんで実はイエスの子を身籠っていた、と言う事になっていたかと思いますが、結構リアルな話なんだと思うのです。で、このマグダラのマリアは転生して、きっとオノヨーコさんになってんじゃね?って勝手に思っています。ですから、モナリサは、オノヨーコさんを描いた絵なんだろう?って勝手に妄想をしています。実際とてもよく似ているしね。あの微笑は瓜二つです。

と言う事は、ジョンは……、そ、そういう事になりますね……。ホントならエライ衝撃的な話になりますね。

当時アメリカでは熱心なクリスチャン達により随分叩かれ不買運動なんて起こされていましたが、その数奇な事実を知っていたならそんな事できるはずもなかったですよね…。歴史の真実を紐解けば、実は今迫害している相手こそが、実は今崇拝している信仰の対象が転生した姿である、なんて言うパターンも結構あるのかも知れませんね。

でも中々判らないですよね。皆行動がエキセントリックだしね…。中々判りません。変わりもんが多いからね。なかなか常人には見分けがつかんのです、悲しいかな…。でもイエスだってかなりエキセントリックな方でしたがね....。罪深い娼婦が泣きながら香油を塗った髪でイエスの足を拭った際、その女性の悔いを感じ、その行為を報恩の行為と感じたイエスは、"私はあなたの罪を許した。あなたの信仰があなたを救ったのだ。安心して行きなさい"と言い放ち(今だと穿った見方をされ、下心があるのだろう、この好色が!と思われたりしたでしょうし、彼女が娼婦と見破れなかったのではないか?等と預言者としての資質を疑われたかもしれませんし)、神殿に屋台を出して商売をしているのを見掛けた際も"わたしの父の家を商売の家にしてはならない"と怒り、屋台を引っくり返したりして(気が触れたか、悪霊に取り憑かれたかと思われた事でしょうね)、相当エキセントリックな人と思われていたはずです。真面目な宗教者達程、イエスの真意が理解出来なかったでしょうね。形に囚われますからね。本物を近くで見て本物と見分けられるのは、何時だってほんの一握り、何時だって極少数なのです。難しいですよね、ホント....。

では。

湖畔人



第464話.近況と世情 10月4日 Very short 米討論会,悲しみのラジオ再編,正代,ホンダ

2020-10-04 23:32:15 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

●米 討論会
そう言えば、トランプさんとバイデンの討論会、FOXの方が司会と言うので、てっきりトランプ贔屓かと思いきや、クリス・ウォレスさんですか、民主党員だそうで、思いっきりバイデンよりでしたね。トランプさんがバイデンの息子で疑惑だらけのハンターバイデンについて話そうとすると、話を上手くすり替えて、バイデンを守っていたようです。ズルいですね。アンフェアーです。
次の司会は思いっきりトランプさん寄りの司会にすべきですね。例えばハニティーさんとかにやってもらって、バイデンが何の話題を話しても”所でハンターバイデンってさ”と、全部ハンターの話題にすり替えて貰って、中国やロシアやウクライナでのハンターの悪業を洗いざらい米国民に知ってもらうと良いですね。あの家族は真っ黒ですしね。

●悲しみのラジオ再編
秋の再編で、J-Waveで一番好きだった『VISION』と言う、過去の偉人のコメントや出来事を紹介する、聴いているだけで教養が深まりそうな短い番組が土日の時間の変わり目に2,3分やっていて、とても好きだったのですが、何と11年半の歴史に突然幕を閉じてしまいました。ホントに悲しいです。
またお気に入りだった横山エリカさんの『ソシエダ・ガストロノミカ』も終わってしまって、もう、ホントに、なんなの?って感じです。
音楽のヒットチャートも韓流ばかりで何か聴いてて気分が悪いのでもう聴くのをやめました。J-waveももう聴ける番組が大分限られてきましたね、ホントつまんないです。正直。野村さんの番組はまだ残っているみたいで、それは何よりでしたがね。でも、あーあって感じです。

●正代
そう言えば大相撲、正代が優勝、大関が確定しましたね。地震に台風にと、不幸続きの熊本に明るい希望を持ち来たらしましたね。ホント良かったです。
でも最終戦の相手の翔猿もかなり面白い力士ですね。今後が楽しみです。

●ホンダ
ホンダは来年一杯でF1撤退との事でホント残念ですね。残された期間、輝けるだけ輝いていただきたいですね。最後まで応援したいと思います。

あと、ゴルフの原さんも初優勝との事で良かったですね。エライ美人さんでビックリです。

では。

湖畔人

第463話.気になった音楽(174)(175 )秋の訪れを感じさせる曲③④Dionne Warwick『Heartbreaker』,竹内まりや『September』

2020-10-04 03:24:55 | 気になった音楽
湖畔人です。

さて、秋の訪れを感じさせる曲枠で後二曲ご紹介したいと思います。

秋も本番に成って来たので、”秋の訪れ”と言うカテゴリーでは段々としっくり来なくなって来たので、今回で一旦このシリーズは終了とし、次からは”秋に似合う曲”というシリーズ物を冬が来るまでパラパラとやってみたいと思います。

では、秋の訪れを感じさせる曲、最後の二曲は、ディオンヌ・ワーウィックの『Heartbreaker』と竹内まりやさんの『September』です。

まず、ディオンヌ・ワーウィックの『Heartbreaker』ですが、ディオンヌ・ワーウィックと言うと、ホイットニーの従姉妹として有名ですし、バートバカラックの曲でのヒットが多いイメージの方ですよね。バートバカラックファミリーみたいな感じで見る事が多い彼女ですが、今回の『ハートブレイカー』はビージーズのギブ3兄弟の作品です。以前もこのブログで『Melody Fair』とか、『First of May』とか、『How Deep Is Your Love』とか、彼らの優しいメロディーの曲をご紹介した事がありましたが、優しい曲を作らせたら天下一品のビージーズが作ったこれまた優しく品の良い曲です。歌詞は、多分忽然と主人公の女性の前から姿を消した男性への恨み節のような、錯乱と深い悲しみを歌ったような感じの曲でしょうかね。深い失恋の悲しみもバリーギブの手に掛かるとかくも美しい曲になってしまうのです。彼もまた天才の一人なんだと思います。

次は、竹内まりやさんの『September』です。もうOctoberですが、先週ご紹介の予定だったのですが、竹内結子さんの件でとても音楽紹介などする気にはなれなくて10月になってしまいました。作詞はこのブログでは常連の天才・松本隆さん、作曲は林哲司と言う方で、自分は存じなかったのですが、上田正樹さんの『悲しい色やね』とか、杏里さんの『悲しみがとまらない』とか、良い曲を沢山作られている方のようです。

トリコロールカラーの世界観、海、夏、青春、若さを象徴していた世界観に住んでいた筈の二人だったのに、秋の訪れと共に、からし色の秋色の世界観、成熟した大人の世界に惹かれて、少し年上?の女性に心奪われて、彼女の元を去って行ってしまいそうな彼との別れを予感して、嘆き悲しむ女の子の心情を歌った歌ですね。”セプテンバー そしてあなたは セプテンバー 秋に変わった”と歌うこの歌詞、彼が秋に変わるのだそうです。その年上の女性の色(秋色)に彼が染ってしまう、もう彼は私の色(トリコロールカラー)ではなくなってしまった、と嘆いているのでしょうか?松本隆の詩の世界、松本ワールドが炸裂した言葉遣いと世界観で、なんかスゴイですよね。メロディーもオールディーズっぽくてとても好みでして、以前も第52話で申した事があるのですが、好きなPOPSの条件として、メロディーが綺麗で切なくて、バックコーラスが綺麗で、空間の広さや風を感じさせる曲が好み、と申した事があるのですが、この曲は、まさしくその条件にピッタリのどストライクの曲でして、コーラスもカッコイイしホント大好物の一曲なのです。歌詞はお気の毒様ですが、本当に良い曲だと思います。お薦めします。

それでは、次からは、”秋に似合う曲”というシリーズを始めたいと思います。
まずは、ジョージハリソンを考えています。

では、また。

湖畔人