華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

ミーハー心は続くよ

2016年03月11日 16時37分51秒 | Weblog
本日午前シフト。
昨夜は早くベッドに向かったのだけど、寝る前に飲んだコーヒーが影響したのかすぐに寝付けなかった。紅茶はたまにあるけど、コーヒーが目覚ましになるなんてことめったにないのになぁ。寝不足気味だったのにさらに寝不足。さすがに今朝は起きるのがすんごくつらかった。

さて仕事。
今日は5名を担当。同僚とシフトを交換した都合で、通常8時間のところ、7時間労働だった。患者さんたちはほとんどの人が介助要らずだったのだけど、昨夜遅くに来た新規入院の患者さんに少々時間を取られた。調子を崩して診療所に行ったら、救急へ行けと言われたため救急車を呼んだところ、救急救助の人たちが「救急に連れて帰るほど体調が悪そうに見えないから無理」といって帰っていったそうだ。その後、紆余曲折を経て我が病院に来た。
情報量が少なく、当直のドクターも以前この患者さんを担当した専門医に連絡をするも電話つながらず。今朝になってやっと情報が整理され始め、同時に3つの違う抗生物質の投与開始。すべて静脈注射だったのでその準備にもドタバタ。

ほとんどの患者さんが、私がお世話をしたことがなかったこともあり、何をすべきなのかを把握するのにも時間がかかったうえ、手術へ向かう患者さんの書類記入、整形外科医の回診もあって、何かと作業は後手後手。さらに勤務時間が一時間短かったため、看護記録も早く書き始める必要があり、コンスタントに忙しかった。よく歩き回って汗をかいたわ。

これにて残り5日のうちの1日終了。残すところあと4日。

ところで。
我が病院には最近2名の新しい当直のドクターが入った。古参のドクターたちが軒並み勤務時間を減らしたゆえのことだと思われる。
ドクターは当直明けの朝に申し渡しをする。シフト終える/始めるドクターたちが共に新しい人たちだった。
一緒に仕事をしたのはここ一カ月ほどと短い間。申し渡しが終わる頃に退職する旨を伝え、お世話になったことに対しお礼を伝えた。そしたら2人とも「君に聞いたらなんでもわかるからすごい助かってたのに」「真面目にきっちり働くなぁと思ってたんだよ」と声を揃えてくれた。

いや~、照れます。ありがたいやら、恥ずかしいやら。聞いてて汗をかいてしまった。

私はフルタイム(基本週5日勤務)なので、たまにしか来ないドクターでも顔を合わす確率は高い。聞かれることと言ったって何がどこにあるのか程度のことやけど、どうやら頼りになると思われていたらしい。元々の仕切り屋体質がにじみ出ていたのかも。
こういう評価をもらえるのはとっても嬉しいとともに、変な気分にもなる。私は看護師としてはまだまだ青い。3年半なんて赤ん坊と同じ。今だって新人研修をやっていた頃の自分を鮮明に覚えている。多少現場の知識が付き、手が早くなり、英語が上達したことは感じているけど、とっさの対応力はまだまだ。知らないことは山のようにある。そんな自分を知っているので、頼られているとなると本当に不思議な気分。古参のドクターたちは絶対そんな風に思わんと思うな。

ちなみにこの2名のうち、1名のドクターは超美形。映画「アメイジングスパイダーマン」の主役・アンドリュー・ガーフィールドをもう少し甘くした感じ。眺めているだけで“ポーッ”となるほど男前。背も高い。私はあまり美形に心を動かされるほうではないのだけど、真面目に働くドクターでもあるので、かなりの好感を抱いていた。そこにいるだけでテンションが上がる感じ。
男前、スタイルもいい、そして頭もいいときたら、一体何が弱点なのか? そのうち聞いてみようと思っていたけど、そのチャンスもなくなってしまった。
帰りの車中、「もしかして走り方がすごく変とか、足がくさいとか、痔があるとか…」とか一人で考えてて、ハタと我にかえって笑ってしまった。どうでもいいことやのに。まぁ、そんなことを考えちゃうほど魅力的なドクターだったという話。

帰宅したら仕事から戻ったDが伸びていた。今日の作業はコンピュータのセットアップとモロモロだったとのこと。「本業が遅れちゃうよ~」とか言いつつも、生身のお客さんに接して、人間関係の輪が広がっていっていることを喜んでいる様子。いいことや。
そんな感じで機嫌がいいD。今夜は彼のおごりで近所の和食レストランへと行く。以前に一度行って「塩辛っ」と思ってから行ってない。しかし、このレストランはわりと人気がある。なので今夜は違うメニューを試し、この記憶が今も正しいのか否かを確認してくる。

徒歩10分のところにあるお店。予約15分前になった今、Dが私のまわりをウロウロし始めた。はいはい、今行きますよー。
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