華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

今日もおしゃべりに精を出す

2016年03月19日 21時42分05秒 | Weblog
無職期間継続中。
単に仕事を辞めたからなのか、それともあの病院を辞めたからなのか。とにかく気分がいい。

さて。
今朝は昨日も書いたとおり、前婦長とモーニングコーヒーへ。といっても10時集合やけど。いつも行くコーヒーのおいしいカフェで先に入っていると、程なくして前婦長もやってきた。
とりあえずはお互いの近況や新しい仕事の状況(いつ始まるのかとかお互いの行き先に関する情報など)についておしゃべり。そしてやっぱり最後は辞めた病院の話に終始。

この婦長は昨年のこの時期に起きた大量解雇の後、救済措置として採用された人(この大量解雇で元婦長、副婦長も病院を去っていた)。私が働き始める前に、婦長は19年間同病院で勤めており、諸事情で退職したものの、この件を機に請われて復職となった。
経験のあるスタッフをごっそり切った後の、人材が全然足りてない病棟に放り込まれ、「あとは何とかしろ。金は出さん」と問題を丸投げされた前婦長。上からのプレッシャー、現場の看護師からの突き上げもあって、精神的にどんどん追い詰められていく様子が目に見えてわかった(当初この婦長は、上部の息がかかっていると思われていた)。そして優しすぎた前婦長は一年を待たずに退職。私たち現場スタッフは、恨みつらみを言うよりも「こんな大変なときに来て、頑張ってくれてありがとう」という感じで送り出したのが昨年末のこと。

もうだいぶ吹っ切れた様子ではあるけれど、やはり当時の精神的ダメージは相当なものだったようで、その苦労話や病院の裏側のことをチョコチョコと話してくれた。今でも私たち現場の看護師に対して何もできずに申し訳なかったという気持ちがあるようやけど、「もうあの病院には戻りたくないわね…」としみじみ語っていたのが印象的。

なんてことない話をしていたはずなのに、時計を見たらすっかりお昼をまわっていた。近所に住んでいるんだし、職場は違うけど同じ公立病院に勤めることになったので、近いうちにまたお茶しましょうねーと言ってお別れ。楽しい時間やった。

帰宅すると、午前中は仕事に出ていたDがすでに戻っていた。今日はDが掃除機とモップがけをやってくれたので、私はそのほかの片付けなど。最近仕事が順調なDは機嫌がよく、家事もよくやってくれる。ありがたや、ありがたや。
夕方はウトウトしたり、漫画を読んで過ごし、夕食の支度。今夜のメニューは鮭ときのこの和風リゾット。レシピを眺めながら初めて作ったけど、これが結構おいしかった。ちなみに今宵のワインはセミヨン。あぁ、至福。

夕食の後はまた適当にダラダラしている。Dはすでに高いびき。私も寝ようかな。あともう一日で無職期間も終了。明日の夜はおそらくプレッシャーを感じているので、今夜が気楽に過ごせる最後の夜になんねんなーと思うとまた動画をはしごしたいような気もするけど、どうしよう。

明日はお休み最終日。元同僚2名とランチに行く予定。結局毎日外出することになったけど、声がかかる間が花。ありがたい。楽しいおしゃべりに励んでこよーっと。
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