華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

病棟研修でした

2016年03月23日 20時15分37秒 | Weblog
今日も引き続き研修中。といっても大勢のスタッフで行う研修は終わり、今日と明日は配属先の病棟で実習予定。
説明するとややこしいのだけど、上司にあたる婦長は2つの病棟を管理している。どちらも小さめの病棟で、ひとつはベッド数12、もうひとつは6。私の勤務先は後者になるんだけど、婦長や教育係りの部屋は前者にある上に、スタッフ数も後者よりは多いため、「最初はサポートが必要だから」と前者の病棟でしばらく過ごすことになった。どちらもショートステイユニット。最長の入院で48時間だそうな。前者と後者の違いは教育係でもあまりうまく説明できないみたい。外科の患者さんもやってくるらしい。まぁ、その辺はおいおいわかっていくことやろう。

さて今日の作業はたくさんの書類記入、IDカードの作成やメールアドレスの取得、点滴マシンの使い方の説明、そしてオンラインのテストと情報が盛りだくさん。書き上げたらたったこれだけのことやねんけど、シフトが終わる頃には脳みそがツルッツルどころか、溶けて耳から流れてんちゃうか!?と思うぐらいやった。
英語でこんだけ情報を詰め込まれるとやっぱしんどい。オーストラリア人でも疲れるだろう情報の量らしいので、外国人の私にはなおさら。あるオンラインテストは通常予想される時間の2倍以上かかり、教育係が「あら…まだやってんの?」ときたときにはちっと凹んだわ。それでもやり終えて、プリントアウトした結果を持っていったら「あなた…!? 何その顔??」。どうやら顔に“疲れてます”と書いてあったらしい。なんだかんだで濃密な8時間を過ごして今日も終了。

決してハイペースではなく、私に合わせて作業をやってくれているのはわかる。逆に「とろくてすみません」とか思ってしまうぐらい。だけど優しい教育係は「いいのよ。私たちはあなたに安全で安心して働いてもらいたいから、無理なら無理だといってちょうだい」。あ~もう涙出るわ。前の病院では考えられないスタッフへのケア。改めて転院してよかった。

まぁ、こんな風に疲れることは想定内。なんでも新しいことを始めたらそんなもんやしさ。慣れたらきっと楽になるはずやし、今は言われたことを頑張ってやるしかない。

さて。
帰宅したらなぜかハイテンションのD。オーストラリアのメインの電話会社・テルストラ(日本でいうとこのNTT?)をこのたび解約したところ、テルストラからFoxtelが「長い間ありがとうございました」ということで届けられた。3ヶ月間無料。おそらくその後のなし崩し的な契約を狙っているんだと思う。
私は正直言って全然興味がないんだけど、テレビっ子のDにとってはアゲアゲ気分になるものらしい。「こんなにチャンネルがあるんだよー」「映画もたっくさん」と意気揚々としてチャンネルを見せられたけど、私にしてみりゃ逆に選択肢がありすぎて、面倒くさい。実際Dがほら穴に引っ込んでから速攻で消した。テレビは観るけど、意味もなくダラダラ観るのは好きじゃない。だったら動画を見ている方がいい。オリンピックがあるので、それまでぐらいならお金払ってもいいかなーとは思ってるけど、その後は十中八九契約終了予定。

Dはハイテンションのまま、今夜はチャーハンを作ってくれた。昨日のチキンローストの残りをはじめ、冷蔵庫にあるもの何でも放り込みますチャーハン。脳みその使いすぎで炭水化物/糖分を欲していたので、ありがたくバクバク食べた。意外に美味。作ってもらえるだけありがたい。

そしてその後はまたソファの住人と化している。ただいま9時過ぎ。そろそろベッドタイムかな。
急に気温が下がって涼しくなった上に、急激な環境の変化で体調を崩しやすくなっているらしく、喉が若干やられ気味。明日出勤したら4日間お休み。前の病院でシフトに入れるかどうかきいてみようかと思っていたけど、ここはちゃんと休んでおこうか…と思っているところ。でもガレージのシャッターのお金もあるし…悩むところやわ。明日考えよう。

よし。片付けて寝よーっと。
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