華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

結果オーライ

2017年06月04日 21時30分16秒 | Weblog
今日も午前シフト。連続でやるのは2日が限界…なんだけど、ちらっと見たシフト表の下書きでは午前シフトがどっさり入っていた。あぁぁぁ~。

今日はインチャージではないと知っていた。誰の担当になるんかな?と思って出社したら「リハビリ病棟に行ってねー」。

うそーん。

基本的には別にどちらで働いたっていいんだけど、4連勤の最終日にこれはないでしょ?と言いたい。せっかく患者さんたちの情報がばっちり頭に入ってるのに。休み明けならわかるけど、明日から休みというタイミングでこれは面倒くさい。

といったところで誰かが変わってくれるわけでもないのでボテボテとリハビリ病棟へ。

現在リハビリ病棟は空きベッドが結構あり、スタッフ3人で12名という嬉しい担当数。いい日になりそうという予感。
結果的に、悪くはなかったんだけど、そこまで余裕があったわけではなかった。
12名のうち、ホイスト(患者さんを専用の布で包んでつり上げ、移動させる機会)が必要な人が4名いた。これは2人がかりになるので時間を取られる。さらに今日は12名全員が「シャワーを浴びる」と言ったので、手のかかる人、かからない人がいるものの、身体を拭くだけよりも時間はかかる。
とりあえず介護レベルの低い人からどんどんシャワーへ放り込み、重めの人を最後にまわした。
一番最後は子供のころの病気が原因で下肢が育たなかった男性。諸事情で現在腕の筋力も弱っており、要はフルケア。ちょいとガタイがいい人なので、洋服の着脱を手伝うにしても一苦労なんだけど、ホイストで身体を持ち上げたときに筋力の低下でコントロールが効かなくなっている便意が急にやってきたようで、まぁちょっとばっかし面倒くさいことになった。気が付いたらこの人のシャワーその他に一時間近く取られて、気が付いたらお昼、という状況。

そのあとも立ち止まって何かをするという時間を取ることがあまりできず、看護記録を書き終えたら申し渡し20分前。この20分で12名の看護記録をブワーッと読んだ。よく知っている患者さんたちならその必要もないけど、新しい患者さんを担当したときはそうもいかない。大急ぎで情報を頭に詰め込んで申し渡しに臨んだ。こういうことがあるので連勤の最終日に担当替えに関しては不満。

とはいってもすべては作業時間内に終わったし、文句は付けられんシフト。これにてやっとお休み。

帰ってからはスーパーへ買い物へ行ってからすぐに寝た。寝てるのにDが何度も話しかけてきたけど、3時間ぐらいぐっすりと寝ていた。なんとなく体調が下り坂で、薬を飲んでから寝たせいもあると思う。
余談やけど、飲んだ薬は、オーストラリア国民の味方・パラセタモール。多少の痛みや体調不良ならこれを飲んで寝ておけと言われる。病院でも当たり前のように投与する。そのぐらい身近な薬なんだけど、実は用量等を誤ると肝機能に障害が出ることがわかっている。それなのにスーパーで20錠入りが200円ぐらいで買える。私が看護学生のときにスーパーでも購入できるようになり(それまでは薬局での提供のみ)、当時の教授が「あんな危険度の高い薬を手軽に買えるようにするなんてね…」とボヤいていた。さらに書いたら、パラセタモールの副作用に眠気はないとあるけど、睡眠導入剤代わりに飲んでいる人もいる。私も頭痛がしたら飲んでるけど、気を付けないと。

明日とあさってはお休み。課題も終わったし、やっとホッとできる。ただ両日とも人と会う予定が入ってるんだけど、先にも書いたように体調がちょっと下り坂。寝るに限る。
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