華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

寝坊しますた

2017年08月04日 21時20分07秒 | Weblog
午後シフトからの午前シフト。単純に睡眠時間が短くなるので朝はしんどい。
今朝、アラームを止めてしまったようで、目覚めたのは家を出る時間。やっちまったよ。病院に遅刻することを伝え、大急ぎで支度。20分ほどの遅れて着いたら、ちょうど朝の申し渡しが終わったところだった。患者さんのことは頭に入っていたため、私は申し渡しなしでもスムーズに作業を始めることができた。はぁ、やれやれ。

今日はペアで9名担当。そのうち私がメインで担当したのは4名。全員インフルエンザA持ちだったので、部屋に出入りするたびに防護セット(ガウン、マスク、手袋)を着脱。地味~に時間がかかる。3名が認知症で要介護。私の言うことをすんなり理解しない、もしくは理解できないので何をするにも骨が折れた。ちなみに1名がかまってちゃん。だいたいのことは自分でできるのに、ナースコールの数が誰よりも多い。どうしようもできない用事で呼びつけてはグチグチいうので、病室のナンバーが掲示板に点灯するたびうんざりした。
そんなわけで、担当は4名だけだったのになかなか大変なシフトやった。立ち止まれなかったよ。

ところで。
昨夜容態が悪化した患者さん。私たちが病院を後にしてから程なくして亡くなったらしい。驚きはなかった。もう何日もほとんど飲み食いしていないし、排尿もほとんどなかった。
排尿の量の減少は、亡くなる時期を知る一つのバロメータになる。このおじいさんの場合、積極的な検査等はなしというケアだったので臓器が機能していなかったのか、脱水していたのかはよくわからない。けど、しばらくほとんど飲み食いしていないはずなのに、一昨日大量の排泄を、私の知る限り4回はしていたので、おそらく脱水だったんじゃないかと思う。
亡くなる10分ほど前に息子さんが到着し、お別れをすることができたんだそうな。そこは良かった。

わが病院ではここ一か月ほどで5名の患者さんが立て続けに亡くなっている。そのうち2名はあっという間に容態が悪くなった。前の病院にいたときもそうだったけど、人が亡くなるときって続くのよね。不思議なもんや。

帰宅。
今夜はワンコのトレーニングスクールの日。だけどDの体調がいまだすぐれないのでお休みにした。私も疲れていたので行かないことにして正直ホッとしたところもあった。
お腹が空いていたので、私はインスタント食品でお腹を満たし、夕方のニュースを観た記憶をうっすら抱えながらソファで眠りに落ちていた。このとき寝ていたはずなのに、自分がいびきをかいていることにうっすら気が付いていた。ガーガーかくんじゃなくて、突発的にンガッってなるやつ。私は普段はいびきをかかない。酔った時と疲れてるときぐらい。キラーシフトが響いてんのかねぇ。

明日も午前シフト。いろいろ事情があって、しばらくはインチャージのポジションは回ってこない。もし普通にフロアに出るのなら、これまで通り、リハビリ病棟でも勤務したいなぁ。たまに職場環境が変わるのは悪くない。こんど婦長に話してみよう。

起きていても何もしないし、もう寝よう。明日は寝坊しないぞう。
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