チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ナイトコスモスなう

2011年02月04日 17時49分45秒 | 日記
今日は「修身」について
ナイトコスモスでお話したいとおもう
チャコちゃん先生は修身を教わっていないが
修身世代が兄姉にいて
何かと言えば注意されたことを思い出す

「口に物が入っているときは話さないの」
「襖の戸は静かに締めなさい」
「きちんと目を見て話しなさい」
などなど
親ではなくえらそうに姉達が言う

友達と遊んで遅くなったら兄が
「女の子は日が沈む前に家に戻るもんだ!」
なんて
末っ子は親が甘い分兄姉の目がきびっしい

どちらかと言えば
修身なんてどんな教科書かなど気にもかけずにいた
修身と言う言葉があることすら忘却
しかし
電車の中での化粧に始まり
ヘイキで足を広げて座る女学生
コンビニの階段で足を投げ出し即席ラーメンをすする

歩いていると
ぼーんとつっかかっても「ゴメンナサイ」がでない
前を歩いている女性の突然の方向転換でぶっつかりそうになる
見るからに年老いた人を立たせメールに夢中

ベビーカーをバスに乗せ通路にデーーンと置いて知らん振り

おばさんになりたくないが
このままだとどんな日本人になるのだろうと心配
そうだ「修身の教科書を見つけよう」
と手にしたら
こんな当たり前のことがどうして教えてはいけなかったのか
読めば読むほど面白い

昭和20年の12月にこれも占領軍指令で授業の停止になっている
修身の教科書は占領軍に接収されて焼かれたのだそうだ
しかし知恵者がいてこっそり数を間違えた振りして
自宅に持ち帰ったり
また占領軍の中で日本語の勉強をしたいと
その教科書をネコババした軍人もいて
10年位前から密かなブームを呼んでいる

人の悪口を言ってはいけません
それは天に向かってつばを吐くようなものです
お天道様はあなたをいつも見ています
人はだませても自分自身は常に真実を知っています

いいよいいよ
いまこそ「修身」だわ
自分発見とか、ワクワクして人生過そうとか
夢を現実にするために行動をおこそう
どんな小さなことでも習慣にしてみようとか
いま以上のようなことを知るために
何万円も払ってセミナーを受けている人がわんさかいる

「修身」には
その全ての回答があった
アメリカに毛嫌いされたのは
こういう真っ当な日本人が増えるとだませないからだ
こういう国民からお金巻き上げられないもの
そういうことも良く分かる

今夜はどんな反応か楽しみ
コメント
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