チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

平野貞夫さん

2011年02月27日 19時02分40秒 | 日記
風雲急を告げる政界
その中で日本に王道を作ろうと
おお急がしの平野貞夫さんを
昨日我が「比佐子つれづれ」にお招きした

足摺岬での少年時代
田舎の腕白少年が伸び伸びと育つ様子は
やはりご両親の教育の賜物

昭和10年うまれ
終戦のときは小学校低学年
当時のお兄様たちとの年齢の差以上の思いの違い
そういう時代に育った少年であるからこそ
未来の展望が読める人なのだと
そのことのわかった会でもあった

平野貞夫さんの口から
小沢一郎さんが語られると
何か脇の甘い可愛い男として姿が浮かぶ

この期に及んでも
「菅さんも大変だ何とか手を貸してあげなければ」
小沢さんは「情」の人なのだと思う
どんなに痛い目にあっても
「全く坊さんみたいに相手を気遣っている」
そうだ

「どうして人が離れていくのか」
と言う質問に
「どんな人からも常に学びたいと言う姿勢があって」
煩いくらいに質問やわからないことを聞く姿勢が
相手にとって疎ましくなるのかもしれないという

それは
学生からすぐ政界に入り
社会をあまりにも知らなすぎるという謙虚さからきていて
なんでも教えを請うと言う態度が今でも強いのだそうだ
だから山間部に入り一人ひとりに話しかけ
酒を酌み交わしながら長老や若い人の話を聞く

何を聞かれてもいつも答えが用意されている平野さんは
小沢さんにとってありがたい存在であろう
小沢さんは平野さんに反発しながらも一目置いているようだ

私達はこの65年間
アメリカの庇護の下にのんきに暮らした
自民党は其れを上手に運営していたと思う
でものんびり寄りかかっている相手の国は
いつまでも甘いかおはしていられない
世界の情勢が変わったし
私達の国を軍事基地にしたくなったようだもの

そういう相手の国のあからさまな要求が
今の政府になって見事あらわになった
そういう意味では菅さんは私たちに覚醒の道を見せてくれたのだと思う

平野さんは
これからは何党とか思想別などの区別なく
皆がこの日本のためにどういう政治をしたらいいか
また国民はどのような国にしたいか
各自がしっかり考え行動するときがきているのではないか

立場が違うとか
考えが違うとか
だから立つ位置が別だと離れるのではなく
違いがある人同士が
同じ目的に向かって歩くことでより大きな道が作れるーーと

チャコちゃん先生は平野さんの話を聞いて
「きものだな」と思った
それぞれ形の違う8枚のパーツが一緒になって
きものと言う普遍の形を作る

そのきものを着た人は
100人いれば100通りの着方をする
だけどきものの形は一緒

こういう世の中はもうすぐかもしれない
コメント
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