チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

再び転ぶ

2011年02月24日 09時53分17秒 | 日記
なんと根津神社におまいりに行って
手を清めようと思って歩いていたら
石にけつまずいた
見事だったと思う

きものを着た女が
ばたっと地べたにひれ伏したのだから
周りの人はあっけにとられ呆然として
ただ立ち尽くしているだけ
ドナタも手を差し伸べようとはしてくださらぬ

こういうときは
毅然とした方がいいので
すぐ立ち上がり
きちんと手と口をすすぎ
祭殿に向かう

なんでえ
神社におまいりに行っているのに転ばされたの!
御祭神を調べるとスサノウノミコト
徳川家の産土神なのだと由緒書き

近くの喫茶店に飛び込み足の様子を調べる
ヒザは打ち身の青あざになっているのに
コートもきものもすそよけ、長襦袢もなにひとつ切れていない
いまさらながら絹の強さに驚く

夜タナカと出かけたので
「神社で転ぶと言うのは何か意味があるのよね」
「週二回のバレエレッスンを1回にしなさいということでしょう」
と軽くさらりといわれる
「何事も自分の体力、年を考えないとね」
とさらにダメ押し

転ぶ
この言葉は余りいいことには使われない
まさしく今の菅内閣は従米に転んだ
転び芸者と言う言葉もある
「あのひところころ転ぶから」
と言うのは節操のない人のこと
「坂を転がり落ちるように悪くなった」

うーーん
転んだことは
きちんと軸足を確認しなさいということなのかなあ

青あざはご飯シップをして休んだら痛みも腫れも引いた

日本の米と絹この力の確認かもしれない

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする