チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

作法

2011年02月20日 16時46分06秒 | 日記
作法と言うとなにやら古臭いと思うかもしれない
最も「作法」と言う言葉すら知らない人も多い
だからこそ
もう一度作法が必要なのだ

作法は波動である
とチャコちゃん先生は思う
量子学でこの世のものは全て波動で成り立っていることが
証明されている
波動と波動のせめぎあいが
居心地の良さや逆に心の乱れなどを呼ぶ

にほんは
この波動を整えることを日常の動きにおいてきた
其れが今壊れてきたので
とんでもない人間が蔓延っている

波動は
自然作用といってよい
何事も無理のないことがいい波動を出す
言葉が一番わかりやすい
にほんではそれを「言霊」と呼ぶ
「嬉しい」「幸せ」「感謝」「ありがとう」
といえば
その波動が広がり
家中の家具から植物そして表の空気まで波動が連動し
無理のない行動で
ひらったくいえば「運」がよろしくなる
だって自然が味方するからね、自然と言うのは神と思っていただいても良い

さて作法
自分の言葉に責任を持つ 嘘をつかない、約束を守る、言い訳をしない
ーこれ誰かが言ってたねー
食事排泄 お箸をきちんと使う、座って食べる。トイレは綺麗に
寝起きの作法 寝巻き、普段着、よそ行き着の節度
他人への礼儀作法 他人の目を意識できる人はきちんといている
恥を知る 見苦しいことはしない
耐える 我慢する

実は室町時代の武士の作法と言うのは以上のようなことを厳しく
親に鍛えられていたのだと友常先生が「剣道日本」に書いている
だから昔の家はたとへ長屋でも清潔で凛としていた
「お掃除をして運を開こう」
なんていうセミナーや本があること自体日本はくるって居る

食事の作法と言うのは
他人が注意しにくい
箸の持ち方、迷い箸、突き箸、口もぐもぐさせない、音を立てない
などなどの作法は
皆親から躾けられるものだから
大人になって「ああいかんなあ」
とおもってもなかなか注意が出来ない
それはその人の親を否定することでもあるから

それだけに子の親はしっかりせい
とチャコちゃん先生は思う
また親を否定されたくなかったら自ら整えて欲しい
こういう日常の作法のできる人が美しく見えるもの

作法は波動だなあとつくづく思うこの頃じゃあ

コメント
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