チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 165

2019年06月04日 10時53分01秒 | 日記
芒種(6月6日)が近くなると白が映える
チャコちゃん先生は一年中白を身につけるけど特に夏と冬が美しいと思っている
ところで
半襟と足袋は絶対白
半襟の白は顔を輝かせ足袋の白は全体を清らかに見せてくれる

着物の求めるものは絶対的な高貴さ、白はそれを見事に表してくれる
しかし
別の考えをする方も多いそれはそレでいいと思う

刺繍衿や色襟がお似合いだったのはもう亡くなられた「池田重子」さんそして舞妓さんや半玉さん、更には子供の祝い着。20歳位まではよく似合うまた花嫁のお色直し

刺繍衿や色恵理が似合う 人は大勢いらっしゃる
特に和髪の方たちはお似合いの人が多い

刺繍半衿や色半襟、色足袋、柄足袋のに合う方をよくよく見ていると
色の好みもウオーム系の人が多いと思う
もちろん性格もウオーム系だ

白を好む人はクール系が多い
この分け方は「いぶき」という松尾先生が考案した色と素粒子の関係の研究成果だが、その方の求める色と心もようが連動していて、生き方までもわかってくる
松尾先生についてチャコちゃん先生何年も勉強し、我が秋櫻舎では「カラースイッチ」として講座を開いている

チャコちゃん先生刺繍衿色襟が似合わず似合っている方もあるのにどうしてだろうと思っていたとき松尾先生におあいした
そして全ての色の好みの謎が溶けたのだ!
似合う色と好きな色は違う
また同じ赤でもウオーム系とクール系の赤は違う
その上似合う色は心を落ち着かせる
さらに運も向上する色の不思議さだが、ただ色を見るのではなくその色がどういう素粒子をもち外に出す波動の形までがわかると、その色を選んだ人がその人らしく生きることになる

過去にここまで色を分析した方はいなかった
もちろんゲーテだとか大先輩もいらっしゃるが行動と生き方が決まる色を見つけ出した人は少ないのではないだろうか

というわけで自分にとっていい波動を出す色を識ることはありがたい
特に着物は全身を包むので影響力大だ

その勉強以来迷うことなく白半襟、白足袋を通している

白半襟のありがたいことは使っているうち色がっだんだんアイボリーになってくる
人も歳を重ねて真っ白だと顔が浮いてくる
淡いアイボリーは顔を優しく見せてくれる。もちろん絹の場合だ

蚕の白い色は科学的な蛍光白ではなく柔らかな白
詰まりは使っている間にその色に帰っていくようだ
特に蛾になったときの羽の美しいさは心奪われる白で、白の多色を識るきっかけにもなった

小さな襟元の白 足元の白その白が着物の美しさの決め手だと考える(独断だよ)

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コメント
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