時代が変わると常識が変わる、常識は人が作ったものだから常にかわる、変わってよい
変わらないものは自然の営みだ,朝が来て夜が来る、春には花が咲き、夏は茂り、秋には実になり、冬は枯れる
実が花より先につくことはなく、雨も下から降るわけではない、水は低いところに自然に流れていく
人間だけが自分の都合を優先する
冬にトマトを食べたいだからビニールハウスを作り、石油を使い夏のようにハウスの中を温めトマトはその高温にびっくりして実を結ぶ。なんとむごいことをしているのだろう、キュウリもトマトも冬食べるのが常識になった
この常識が覆される時が来た
地球を愛するようになる
地球の資源の使い方をもっと考えるようになる
自分で工夫して創造するようになる
自分自身の本当の使命に生きるようになる
所有するという考えから分かち合うようになる
考えてもご覧土地は地球の持ち物なんだよ
空気も宇宙が与えてくれている
人は何一つ自分の物はないすべて与えていただき、体も借り物、死んだらお返しする、だから切ったり張ったりしては失礼だ
つまり人間が中心殿様だという常識は覆される
常識がひっくりかえったときがある
それは先の戦争で日本が負けた時だ
他国の人々の手によって日本人の常識は覆された
例えば女の子はゆくゆくは家族を束ねて生きていくので必要なことを学ぶお稽古事、お裁縫、作法、料理、茶道、華道、おもてなしに必要なお琴や仕舞い日本舞踊などを身に着けるのが当たり前が、「女も自立する、学問をし職を手にする」ということになり、男女共学で、家事手伝いをするより、いい学校に行き企業に勤める
女性の社会進出が当たり前になると男性の力が弱くなり、この時代の青年たちの未来に対する不安は深刻だったと思う。
親たちも子供をどのように育ててよいのかわからない。日本の歴史は悪だといわれて教育の場では教えないことになった。歴史を教えない国は日本だけだ
しかし国民全員衣食住が欠乏していたので、お互いに分かち合うという心根は残った
今回のコロナに関しては全世界が人間の自分本位の常識を外さなければならないことになってきた
日本人の心の奥にわずかに残っている分かち合いの精神、自然との共存共栄がこれからの世界をリードすると思う
いい時代になる
敗戦後頑張った親たちに「ありがとう」を言いたい