幼いころ外から帰ると必ず言われてた言葉
食事の前も「手を洗った?」
チャ子ちゃん先生の世代はみんなこう言って親に躾られている
手を洗わないで食卓に着くことはなかった
日本人の多くはこの習慣が日常だった。悪ガキも大人もみーーんな手を洗って食卓を囲んだ
手を洗わないとおやつももらえなかった
長い髪をを垂らしたまま食卓に着くことも許されない
子供はみんなおかっぱ、男の子は坊主頭
髪の毛を触った手が一番不潔といわれた
爪が伸びているととっ捕まえてチョキンちょきんと切られた
いまでもおしぼり社会の日本、こういう日常習慣がつながっているのだ
さてこの生活習慣はいつからか一般的になったのか、それはスペイン風邪が猛威を振るった大正7年から9年の間だ(1918年から1920年)
アメリカ陸軍基地から発症したスペイン風邪(中立国のスペインが報道をまとめていたから)は全世界に猛威を振るい、日本では39万人とも50万人とも言われている死亡者が出た
この時代はしっかりとした薬もなく、ワクチンなどは全くなく、国民はとにかくうつらないよう、うつさないようということで自己を清潔にして免疫を上げスペイン風邪に立ち向かったという。そのころから風邪をひいたらマスクというのが当たり前の日本になった
親たちはまず子供の身を守ることを躾の中に盛り込み、手洗い、うがいを習慣づけたのだと思う
病人の部屋は隔離されていて、子供たちは近づけなかった
「災い転じて福となす」ということわざ通り、日本人は苦しみの中から学ぶ姿勢をいつも持っている
その民度に期待する
手洗い、うがい、マスク。そうそう絹の手袋制作中
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