秋桜舎で着物を着るとみんな「えっ!こんなに楽でいいのですか?」「えっもう終わったのですか?」楽で速いといって驚くそして「おかげさまで着崩れしないどころかずっと着ていたい気持ちです」
と喜んでいただく
こんなこと当たり前だと思いあえてお人に話すこともなく、淡々と自分の仕事をしていた
しかし最近あまりにもこのように感激してくださるので何がどうなっているのかを書き留めてみようと思った
「着物解体新書(仮題)の原稿もすでに終わっているので、あたらめて着物の着付けを考えてみた
日本の装束はすべて紐一本で着付けている
しかし普通の着物は何本か使っている。それが苦しいと人は言う
昨今は自分の体をベルトで締めるということもないので、紐や帯は苦しい標的かもしれない
しかし紐も帯も締める要所を間違わなければ苦しさとは程遠い
順序は
1 足袋を片膝立てて履く アキレスけんを伸ばし下腹に力を入れる
2 湯文字でお腹のぜい肉を持ち上げヒップと腰を矯正、お腹のぜい肉は補正になる(また割れを下に履く)
3 裾除けの力布で上がったぜい肉を平らにする (腰回り腹回りがすっきり)
4 丈が短めの肌襦袢(ウエストすっきり)襟繰りが深い(襟から肌襦袢の襟が除かない予防)
5 長襦袢 鎖骨の形を意識して襟合わせ(下を向かない)芯の入った胸紐で襟を抑える(幅5センチ)
5 着物を羽織る 裾合わせは足先をイの字型にして裾つぼまりに 腰回りには空気を入れない、腰ひもでキュッと締める
6 襟をあわせ身八つ口から両手を入れて、上半身を整理、長じゅばんの襟に沿って襟合わせ、芯の入った胸紐で抑える
7 お端よりを整理して帯板締めを上から抑えるように緩く結ぶ
8 帯を巻く、この時の姿勢はお腹を引き締めお尻を出して帯をまわさず自分が回って体に帯を巻き付ける、一巻き目は下側を強く上は手が入るくらいに開ける、かなりきつく巻く、二巻き目は垂れ先だけをもって体が帯と反対方向に回る(その時大事なのは体も顔もまっすぐ絶対下を向かない)垂れ先と手先を交互にひねって仮紐を結ぶ。帯の山を作り帯枕を入れ、帯揚げで整え、お太鼓の形を作り帯締めを入れると同時に仮紐を外し、確りと帯締めを締める
以上で終了
大体5分、着せるときは2分、初めて着物を着るという方でも20分で一通り着る
かんたん 男の着物はもっとかんたん、そして体は自由、だから心も自由