チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

櫻が終わり緑の季節

2024年04月23日 07時31分18秒 | 日記
自然はぐんぐん先を行って成長エネルギーで満ち溢れている
街は外国のお客様にあふれている
みんな大きなトランクを動かし移動、ここのところ新幹線は超満員
思いがけず超高級ホテルに泊まったが日本の客はチラツ、目で合図してお互いに外国に来た旅行者のような感覚だ
いろんな国のセレブ達が宿泊していて、子供たちも行儀よく静かにしている
見るからに高級で仕立ての良い衣服に身を包み、優雅な物腰
かと思いきや
家族が全員はじけたようにふるまっている人たちもいる

バブルのころ日本人が外国に旅行したときはこんな感じだったのだろうなあと思い起こす
呉服業界もバブルで、呉服屋や問屋、メーカーが主催の海外ツアーが花盛り、高級ホテルを借り切って着物パーテイー、その後は高級ブランドの買い物ツアー、さらにホテルを買い取り、またニューヨークのマンハッタンの中の超高層ビルを購入という輩もいた

いま日本のビルや繁華街の土地や別荘地は海外の資本に取られているが、超高級ホテルのほとんどは海外資本だ
老舗の菓子屋さえも海外資本になっているところもある

やったことは、やられるというのが宇宙法則
ということなのかなあと思いながら、街ゆく人を眺めながらコーヒーをすする
従業員の中の日本人が日本の客にやけに優しい
海外の人から見て日本でのお金の価値はどれくらい日本人と違うのかと聞いたら「半値ですね」と答えが返ってきた

次の日はこれまた地方のビジネスホテル
此処にも海外の客ばかり、あのセレブホテルの人種と明らかに違う、騒がしいけど何やら嬉しそう
着ている衣服も家庭着の延長、がさがさと落ち着かないし声高のおしゃべりも続く、其れでも幸せいっぱいの顔だ
バブルのころの日本人海外ツアーもこんな感じだったのだろうか

二極の経験をしても自分自身の中身は同じ




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