チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

単衣の季節

2014年09月18日 16時53分10秒 | 日記
東京はまさしく単衣の季節
朝夕はめっきりと冷たい風
昼間はすこし暑い

今の単衣はやや薄手の生地が心地よい
長襦袢はまだ絽しかし半衿は楊柳か絽ちりめん
街で見ると平絽の人もいるし塩瀬の人も

こういうことも好いのではないかとチャコちゃん先生は思う
つまりは「心地良ければ良い」と思う
生まれて初めて「半襦袢」を着てみた

この半襦袢は長襦袢の傷んでいないところを選んで縫った
昔の人はこの程度だったら自分で縫えたのだと思う
偉そうなことを言ってるチャコちゃん先生
着物一枚縫えない
これでは完璧では無いと思うが自分に合っていない仕事はしたくないと言う困った正確

もうこの世を去った昔の同僚が
「あなたは自分のやりたいことをやればいい」
と言ってくれた言葉を後生大事にしている

さて単衣
5月6月そして9月10月時として11月にずれ込むこともあるだろう
単衣を着るる時期がどんどん増えてきているのは最近の傾向
帯は絽縮緬、絽紬、単衣の八寸、紗の袋帯


そうすると単衣の素材をみんなもっと真剣に考えた方がいい

写真は絹縮の単衣に紗袋の帯
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