チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

三本の矢

2013年05月09日 08時55分36秒 | 日記
三本目の矢が放たれるようだ
毛利家の三本の矢は三人の兄弟が力を合わせてことに立ち向かえば
一本の矢ができないことができる
というように解釈しているがーー

今の安倍クンは一本一本すべて国民の生活にたいして矢を射っているように感じる
一本目で株価が上がり株でソンした人たちの救済をした
でも細かく聞くとまだまだ取り返している人は少ないようだ
一般の人がウハウハとはいかないみたい

株などに縁のないひとは全く蚊帳の外
しかももう終わったのだと

二本目は財務出動よく分からないが思い切り円安になり
チャコちゃん先生の所も輸入原料が値上がって頭を抱えている
これももう終わったのだそうだ

そして三本目は成長戦略
主に女性が中核になって女性の活動を推進させるのだそうだ
女性の役員を増やし女性の育児休暇を3年にするとか女性の起業家に助成金をだすなどーー

その中に更に3本の矢があって
挑戦
海外展開
創造
元気の良さをアッピールしたお題目
地方を回っていると地場産業がドンドン閉鎖されている
日本人の本来持っている緻密な手工芸にもっと光を当てないと
日本はつぶれていくように思えて仕方が無い

女性が社会の中核と持ち上げているが
やはり子供を産むのは女性そこは絶対に変わらない
安心して豊かに家族を養える男の雇用や賃金構成の方が大事に思うけどな
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アゲハの誕生

2013年05月08日 08時25分54秒 | 日記
蛹から孵ったばかりのアゲハ蝶が鈍い動きのまま桜の葉にじっと止まっている
「まってまって」
といいながらカメラを構えるとシャッターの音に目覚めたのか
ひらひらと飛んでいき
空中でまた引き返し葉に止まり花に止まり
ひらひらひらひら飛び回っている

やっと目覚めたらしい
その動きを追っていると此方が目が回ってしまった
なんとものどか
まさに「てふてふ」だ

前に今の季節には紋白蝶が部屋の中まで入って来て
「どうしてどうして」
と大騒ぎの3年間があった

それは風水をココで勉強をしていた方が亡くなり
その方を見送って戻ってきたら
あたかも「ありがとう」というようにモンシロチョウがひらひらと部屋に入ってきて
チャコちゃん先生の顔のあたりをスーと撫でて出て行くというのを繰り返していた

一昨年からモンシロチョウは来なくなって
代わりにアゲハの蝶が来る
見えない物が見える方にその話をしたら
モンシロチョウの君は修行の末アゲハの蝶に昇進したのだそうだ

それにしても
よほどココの場所が気に入っているのだろう
明日もきっと蝶の舞を見せてくれる
たのしみだなあ
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むしり取られている

2013年05月07日 09時52分13秒 | 日記
チョットこのやすみ憲法問題が取りざたされていたので
いろんな角度から調べてみたわけ
スバラシイのは憲法九条だわね

後は勝利国の押しつけ憲法で特に教育はひどい
いいだしたらきりがないけど
たくさんのお金がかの國に流れていることは私たちは知っていた方が良いと思う
其れも半端ではないわ

そう言うニュースはマスコミは絶対に流さない
TPPなんてとんでもない代物よ
よくよく研究吟味しなけのれば
下手をすると私たちは自分の国の言葉で生活できなくなるかもしれない

誰も助けてはくれない
自分たちで自分を守らなくてはね
食べることが一番応えるので自給自足を狙っている人も多くなったわね

政治家や官僚、大企業のトップはあちらの顔を見ていないと消されるらしい
松本清張が生きていたらそのあたりのことを書いてくれたでしょうねえ
消されても良いと信念を持って政治を行った人もいるけど
みんな変死を遂げている
其れを見ているからびびるのよね

こういう人は侍の遺伝子は引いていないね
ふにゃふにゃ腰

とすると私たちはあたえられた一票を大事に遣うしかない
国民のお金をぼんぼんよその國に流す人たちを一掃したい
ほとんどかもしれないわ

そのうち政治もいらない高度な国家になるかもしれないね
というようなことをつらつら考えてみた

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刑務所で作られた手仕事

2013年05月06日 08時25分20秒 | 日記
昨日ぶらぶら新宿の町を歩いていたら
「刑務所で作られた手仕事展」
という展示販売会の会場に出くわした
「面白そう」
と思い一点一点丁寧に見て回った

本職の職人の技術と変わらない
いやそれ以上に丁寧かもしれない
まさしく手仕事であるしかもすべて高級家具だ

いまはもうどの家具屋さんには無く
骨董品屋でしか見られないような昔なじみの箪笥や鏡台もあって
いきなり両親と暮らした昔の家を思い出したほどだ

総桐の衣装筥が目に付き中身を見ると角角も綺麗に削ってあって丁寧な仕上げ
二段でちょうど一式のきものと帯が八セットは収まる大きさ
ピピピーと帯ダンスの上に置きたいなと思い値段を見ると4万円
「買だわ」
と思った瞬間
刑務所という文字が躍る

確かに丁寧だし仕上がりも素材も良い
でもその刑務所の中でどんな思いでこの家具を作ったのだろうと言う思いが
頭をかすめたらもういけません

多分ずっとこの筥を視る度に何か考えるに違いない
きっと一生懸命身体を動かしているのが楽しくて作っていたに違いないと思う
お財布にいった手が止まってしまったので
もう自分自身の感じ方を尊重するしかない

しかしいい作りだった
他の渋くて品の良い箪笥も通常の10分の一の値段
買い得ではある
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次の世代への配慮

2013年05月05日 07時08分06秒 | 日記
何を残そうとするのだろうか
今日⒌日は其れを真剣に考えたい
次の世代の人たちを批判するのは易しい
模範になれるような大人でいるだろうか

生き方を自慢できるだろうか
毎日の暮らしに自信を持てるだろうか

次の世代へどういう配慮が必要か

放射能いっぱいの國にしてしまった
農薬まみれの農作物を残している
土地は荒れ放題
心もきしむ

美しい物を残して逝きたい
綺麗な空を残したい
優しい言葉を残したい
病気にならないコツを残したい

私たちの先人は多くのことを残してくれた
日本の慎ましい美しさを伝えてくれている
自然との共存共栄を教えてくれた
自分自身を大切にするように他人を大事にすることを教えてくれた
争いより協調こそが穏やかな生き方だと

しかし
その教えと裏腹なことを私たちはしてきた
お金ばかりを追いかけてきた
お金を持っている人が
権力を握っている人が
この世で一番エライと教えてきた

今日は次の世代へどういう配慮が必要なのかを一日考える日にしようと思う
蒼い空の下緑に包まれて
未来の人たちに思いを馳せたい

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空が青い

2013年05月04日 08時56分57秒 | 日記
青・蒼・碧皐の空は本当に美しい
この3つの中の碧・蒼・
どれが皐の空にふさわしい漢字なのだろう

緑越しに見る空
海と一緒に覧る空
ビルの谷間から見上げる空
山の頂上で見る空

きっとそれぞれ色が違うのだろうと思う

空をいつまでも見上げていると
ホホに当たる風に何か昔々その昔のまだ自分が前世にいた頃の
町の様子がフト感覚で横切ることがある
その感覚にしたっていても其れが何処の國でいつ頃の時代なのか分からない
分かろうとすると
ハッとその感覚は逃げてしまう

もう40年も前のこと
家の庭で蒼い空を見上げていた
そのときある人がオレンジ色をしたジュースのような飲み物を私に手渡した
でも其れは現実ではない
白昼夢でも見ているようなかんじであった

そしてその翌年イタリアのローマで広々とした庭の中で蒼い空を見上げていたら
座っていた白いテーブルにオレンジジュースが運ばれてきた
ハッとした
前年に感じた事が現実になっていてじわーと温かい感情にあふれたことがある

いつも蒼い空を見上げて感じる何かにきっといろんな思い出が遺伝子の中にあるに違いない
この連休できるだけ空を見上げよう
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休みの東京は美しい

2013年05月03日 10時20分21秒 | 日記
今日から4連休
皐のお休みは本当に美しい
空も緑も
その色を全身に受けないなんて勿体ない

紫外線よけといって真っ黒い傘を差すようになったのはいつからでしたっけ
なんっだか不似合いな景色
「どうせ骨になるんだもの」
とチャコちゃん先生は思う
「今」この瞬間を満喫したい

ま病気持ちの人は仕方が無いけど
紫外線がそんなに怖くなった原因は私たち人間だよ

放射能のモンダイダって放射能を作ったのも人間だよ
何もかも人間が自然を犯している
それでも自然は毎日味を変えながら
私たち人間を愉しませてくれている
ありがたや

「目に青葉ヤマホトトギス初鰹」
昔の人は旨いこと言う

さこの美しい緑に包まれようではありませんか

新茶をどうぞ
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一汁一菜 2

2013年05月02日 11時51分09秒 | 日記
スミマセン
この著者のお名前若杉友子さん
この本の中に出ていたレシピ大根ステーキをやってみた
ヨシダに好評であった

彼女は肉大好き人間
チャコちゃん先生も昔はステーキ大好きだった
今は一切れ食べても胃がもたれる
それくらい食が変わった

変わった原因はやはり早寝早起きを実践し始め
お湯をよく飲むようになってからだ
そのうえ
今の肉はドウモ牛や豚にあたえる餌が良くないらしく
毒を食べている感じになってしまう

チャコちゃん先生が肉を好んでいた頃は餌も自然の草だったのでは無いかと思う

何もかも食がおかしな時代になったのだもの
若杉さんの生き方に共鳴する人が多いのも頷ける
しかし誰もができることではない
でもこのような方がいらっしゃるお陰で
わたしたちは本当の食のあり方を知る事が出来る

100%できなくても
注意をし始めればそれだけで身体が変わってくる
そして少しずつ少しずつ100%に近づいていこう
だって身体が其れを喜ぶからね

其れと同じように大事なことがある
自然素材の繊維を身につける事
特にアミノ酸の多い絹をおすすめ
毒消しをしてくれる麻も良い
石油繊維から卒業をしたいね
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一汁一菜

2013年05月01日 12時30分41秒 | 日記
京都の綾部で自給自足をしている方の本が何十万部と売れている
また彼女のセミナーや講演会に多くの人が集まって耳を傾け
直ちに「一汁一菜」の生活を始める若い人も多いそうだ

自給自足で一番重要なことは「米作り」ではないかしら
米を作り味噌醤油という調味料まで創って
そのうえ野菜を育てるというのがほんまもんの「自給自足」

チャコちゃん先生などははなからもう挫折している
農婦をやっている友人達におこぼれをいただくていたらく

頭では自給自足が人間の本質だと知っている
栄養学ではなく
旬の物、その土地にできる物を食べていれば
絶対に病気にならない
其れも分かる

食べ物がすべての出発点

良くないものを食べるから其れの毒消しのためにサプリメントが登場
旬の物を口にしないから其れの埋め合わせに健康食品が登場
本末転倒も甚だしい

この「一汁一菜」の本はみんなが読むべきで
あなたの食生活の見直しの出発点にしてほしいと思う
ここまで書いてきて作者の名前を忘れていることに気が付いた
出版社は主婦と生活社

当たり前すぎることなのだが
その当たり前がいまは一番困難ということにも気づく

絹を着ているのだもの食もきちんとしなければと言い聞かせながら読んだ
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