゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

生きるしくみ<しゃっくりの謎>

2008-08-01 15:30:00 | 健康・病気

胎児期の反射の名残?=當瀬規嗣解説

飲み物や食べ物にむせたりすると、しゃっくりが始まりることがありま                            す。しゃっくりは、話していようと、息をしていようと出ますので、苦し                            くてわずらわしいものです。そこで、人はしゃっくりを止めようとします。                          水を飲んだり、逆立ちしたり、大変ですよね。よく止まるといわれてい                           る方法は、両手で舌の根元をつまなで前に引っ張る方法だそうです。                          私は、コップいっぱに満たした水を、コップいっぱいに満たした水を、                           コップの手前ではなく向こう側に口をつけて飲む方法で、ほぼ成功し                           ています。いずれにしても、しゃっくりは、呼吸を受け持つ横隔膜が瞬                           間的に収縮することで起ります。まあ、一種のけいれんのような感じ                           なのですが・・・。といっても横隔膜がプルプル震えてるわけではあり                           ません。そして、横隔膜が収縮して、息を吸い込む瞬間に声門が閉じ                          ることが同時に起らなければなりません。一連の動きが自動的に起                           るので、“しゃっくり反射”と呼ばれます。反射には、それを制御する部                          分が中枢神経に必ず存在します。しゃっくりの場合は延髄の呼吸中                           枢の近くと推定されています。最近の学説では、退治がしきりにしゃ                           っくりすることから、この時期に必要だった反射が、生まれた後も残っ                          たものであるとされています。退治のノドに入ったごみを取り除くため                           というのですが、しゃっくりは息を吸い込む動作でわざわざ声門を閉じ                          るので、ごみを取り除くという説明には合点がいきません。人の体は                           謎だらけですね。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

コメント

ウンチクがんちく<土と作物のはなし(27)>

2008-08-01 11:55:00 | うんちく・小ネタ

道立道南農業試験場研究部長 赤司 和隆                                            症状から障害の原因推定

100_0895_2 作物の生育に伴い、さまざまな障害が発生しま                             す。害虫は目でわかりますが、犯人が見えない                             障害でも症状を手がかりある程度の見分けが可                             能です。葉や茎に大きな茶色の斑点や病班部                              にカビなどが見られる場合は、病原菌が風など                              によって伝わる空気伝染性病害です。養分の過                             不足で起きる栄養障害では、葉に黄化症状や茶                             色の壊死班か゛現れます。根の腐敗や「萎れ」を                             伴わないのが特徴です。葉の黄化に加え、地上部に萎れが見られる                 時には、養水分を吸い上げる根や導管を調べます。腐敗や変色があ                             れば土壌伝染性病害にかかっています。こぶ状の根は根こぶ病か                             ネコブセンチュウが原因です。シストセンチュウが寄生している豆類                             やバレイショの根には、白色の0・5㍉大のケシ粒のような雌成虫が                             付いています。なお、根が正常で萎れる場合には、水分不足、極度                             の高温・低温の影響がありそうです。このような肉眼による診断には                             「論より証拠」、各種障害の写真が有効です。道内ではスイカ、トマト                             などの栄養障害やメロンの生育障害を紹介する写真集が北海道原                             子力環境センタ-(後志管内共和町)農業研究科で作られています。

コメント