゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

宗教評論家 ひろ さちや さん

2008-08-11 17:52:00 | 人物100選

“狂った”現代社会批判                                                         仏教を例に生き方指南

100_0907 世の中は狂っている-。ギリシャ語で「愛」を意                            味する「フィロ」と、サンスクリット語で「真理」を意                           味する「サティヤ」を合わせた「ひろさちや」。この                           ペンネ-ムで書いてきた数々の自著で、長年こ                            う訴え続けてきた。昨年出版した「『狂い』のすす                           めでは、「狂った世の中の常識、物差しにとらわ                           れず、自分らしく自由に生きよう」などと説き、本                           は16万部を超えるヒット作りになった。「何でも                            カネカネカネで、もうければいい、経済発展のためなら何をやっても                いい、会社の都合のためには少々消費者をだましてもいい、という                 今の社会のおかしさに気づき、私の考えに共感してくれる人が増え                           ているのでしょう」これまでに出版した本は、翻訳なども含めて500                           冊以上。多くが一般の人たちに分かりやすく仏教を紹介する入門書、                          解説書だ。ただ、東大大学院博士課程を修了するまで専攻していた                           のはインド哲学。気象大学校で哲学を教えていた35歳の時に、仏教                          書の執筆を依頼され、「やむを得ず」仏教の勉強を始めたのが、物書                           きとなるきっかけだった。「私の子供のころ、天皇制の『いい国』と教                           えられてきた日本が、敗戦とともに『おかしい国』とされた。一夜にし                           て常識が変わる。国というのは信じられない、ということが肌身にしみ                           付いて育ちましたから、仏教を勉強しながら、世の中のおかしさを批                           判するのが宗教の役割だと、ひしひしと感じたのです」48歳で20年                            勤めた大学を辞め、文筆業に専念して24年。本の執筆のほか、多い                          ときは1年に250回も講演会などで全国を飛び回るような忙しい生活                          を続けてきた。「忙しい?私は忙しくはありません。スケジュ-ルが                           過密なだけです。『忙』という字は『心をなくす』と書く。『お忙しいです                          ね』というのは、『心を失っているぞ』と言っているんです」「世の中に                           役に立つ人間にならなくてもよい」「道徳は、ばかにした方がよい」                           「人生は無意味」。仏教を中心とした宗教の教えを例に取った生き方                           指南は、世間にどっふむり漬かった私たちには、ある意味過激だ。                           「最近は小学生をはじめ、若い人からも『僕も愛読者です』と手紙をも                           らう。世の中全体が生きる羅針盤を求めているんですね」。社会の“狂                        い”に気づいた読者の後押しを受け、執筆活動にも、ますます力が入                          る。大阪府出身で大の阪神ファン。なんと以前には、「勝つか負けるか                         は、ご縁の関係」と、阪神ファンの心理を仏教の教えで解説した本も                           書いた。「阪神ファンは勝ち負けを度外視して楽しめることが、人生論                          にも通じるんです。巨人ファンとは違いますよ」。チ-ムの好調さと相ま                          って、一段と高い笑い声が響いた。

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「狂い」のすすめ (集英社新書 377C) 「狂い」のすすめ (集英社新書 377C)
価格:¥ 714(税込)
発売日:2007-01

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買い物の基準

2008-08-11 16:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

ブランド志向や高級品、一点ものなどという趣味も購買力も持ち合                            わせてはいません。普通の日常品を日々購入するのにも、試行錯                            誤するそんな小市民の一人です。そんな日常品の中で、感性にフィ                            ットした品が格安で購入できた時は満足感を得ることができました。                           だが、健康を意識するようになって、ウォ-キングを週に一度出かけ                           るようになって気づいたことがあります。デザインも価格も満足してい                           たシュ-ズが機能的には満足できないことです。脚に掛かる負担が                           痛みやある部位を刺激し、余分な負担を強いることに気づいたことで                           す。かっては購入することのなかった価格帯のウォ-キングシュ-ズ                           を使用した時に、足に非常にやさしく感じ、その機能性に十分な満足                          感を得たことです。それなりに研究し素材にこだわらなければ、満足                           を得る商品はできないということのようです。                                         そのこととは別に、最近食品を購入する時に、特売日にグラム当たり                          の廉価を目にした時、つい安さに引かれて余分に購入することがまま                          有ります。販売側の意図に乗る構図です。嗜好品を余分に買って、余                              分に食すか冷凍庫に寝かせて、食べる機会を逸するために忘れたこ                           ろに出てくる。大げさに言えば、破棄するために購入している。健康志                          向が食事量を意識的に制限する感覚が身に付きつつある昨今、小分                          けしているパックの中で実質的な大小ではなく、一点当たりの金額で                          購入する基準にきりかえました。それが、たとえ一口か二口の量であ                          っても、口に入る喜びで満足する。多種多様な品種を嗜好できる環境                          にある現状を把握し、少量で購入して賞味期限を逸脱し破棄するよう                         な“もったいない”生活を返りみたいものです。

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