゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

食べ物の吸収<十二指腸・小腸>

2010-09-04 21:06:53 | 健康・病気
  • 十二指腸の働き
  1. 胃で強い酸性をおびた食物を、強いアルカリ性の液体を吹きつけ一瞬のうちに中和する。強酸性の世界から中性の世界へ一変させる。胃液がついたままだと腸が傷ついてしまう。
  2. この液体は、すい液と胆汁からできている。すい液には、炭水化物を分解する酵素、タンパク質を分解する酵素、そして胆汁には脂肪を分解する酵素が濃縮されている。胆汁は脂肪を乳化し水に溶けやすい状態にする。十二指腸は消化の最終段階。
  3. 食べ物は細かい栄養分に仕分けられて小腸へ送り込まれる。
  • 小腸
  1. 小腸は、小さな突起、300万本の絨毛で覆われています。その絨毛には5000個もの栄養吸収細胞がついています。さらに栄養細胞には2000本の微絨毛がついていて、その表面積はテニスコ-ト2個分にもなります。
  2. 小腸の中には悪玉や善玉の細菌が、1㌔㌘も住んでいます。これらの細菌に栄養を取られないよう、微絨毛には、吸収する直前に栄養を分解し、一瞬のうちに吸収するという、巧妙な仕組みがあります。
  3. その仕組みは、細胞が48時間で生まれ変わる、常に強力な状態を演出する。1番短い細胞の死。
  4. 生命の誕生3日目に悪玉菌が体内に侵入し増殖するも、それを抑制する善玉菌は5日目に侵入する。
  5. 小腸は栄養分がたくさんあるのに細菌が横取りできない仕組みになっているので、住みつく細菌が少なく、細菌の空白地帯ともいえる。
  • 大腸
  1. 水分や塩分を吸収し、あとは小腸から送られてきた栄養分の残りカスを一定の間隔で排せつするために溜め込んでおく。その機能がリズミカルな社会生活を送れるようになり、文化を創造できた。
  2. 大腸には細菌が激増し、吸収を終わった食べ物の小さなひとかけらに何百億個もの細菌が住みついている。ト-タル100兆個ともいわれています。
  3. 免疫細胞機能の老化促進のメカニズムに対抗できるシステムは、大腸菌の活性化が可能性を秘めている。フブルガリアのロドピ山脈に住んでいる人びとの腸内細菌がいま注目されている。この細菌に初めて注目したのが、1908年にノ-ベル賞を受賞した細菌学者のメチニコフ氏。彼はブルガリアの人びとの長寿の秘密は、腸内細菌が望ましい状態にあるからだと考えた。つまり、人間にとって有害な細菌の繁殖が抑えられているということです。人間はストレス状態になると腸内に住んでいる悪玉菌のウェルシュ菌が極端に増える。反対に善玉菌のビフィズス菌が減ってしまう。しかも、悪いことに悪玉菌のウェルシュ菌は老化と関係があるそうです。不思議なことに、ブルガリアの人びとの腸内細菌には牛の胃に住んでいる種類の乳酸菌が見つかった。この牛の菌が悪玉菌を抑えて人間の役に立っているといわれている。
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アレルギ-と免疫異常

2010-09-04 19:19:08 | 健康・病気

ヒトの体は、外から細菌やウイルス、その他いろいろな異物(抗原)が侵入してきた際に抗体という物質を作り、異物が2度目に侵入してきたときには、その抗体が働いて病気を防ぐしくみを持っています。このような反応は免疫と呼ばれ、本来はヒトの体にとってたいへん有益な機能なのてせすが、ときに免疫反応が正常に働かず体に悪い作用を及ぼすことがあります。それをアレルギ-反応といいます。アレルギ-反応を引き起こす原因物質はアレルガンと呼ばれ、代表的なものには、ダニやホコリ、花粉、食べ物(卵や小麦など)、金属、化粧品などがあります。アトピ-というのは、こうしたアレルゲンへの反応が過剰になってしまうもので、また遺伝性のものを指します。気管支喘息、アレルギ-性鼻炎、アトピ-性皮膚炎などの症状があります。汗状態の肌質に金属片が付着し摩擦によって炎症を繰り返していると免疫機能が抗体を作り、些少の状態にも攻撃的な反応をする。また、花粉によって、くしゃみ、鼻炎、涙の増加などのアレルギ-症状が引き起される病気が、花粉症です。多くの人が、特にスギの花粉が飛ぶ季節(2~4月)になると花粉症に悩まされています。近年、シックハウス症候群や化学物質過敏症などのように、化粧品や建築材料に含まれる物質に対してのアレルギ-症状をうったえる人も出てきました。重症の場合、新築の学校に通えなかったり、新しい家に住めなくなったりしてしまう場合もあるほどです。この十数年の間に、上記のようなアレルギ-患者が急増していますが、増加の原因はまだわかっていません。大気汚染や、食べ物などが関係していると考えられているほか、ヒトに感染する寄生虫が、戦後の衛生状態の改善で駆逐されたため、攻撃する相手を失った免疫反応が過剰に働いてしまうのが原因という説もあります。

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外敵をはばむ人体のバリア-

2010-09-04 16:20:05 | 健康・病気
  • 免疫システム
  1. 人体には外敵の侵入を防ぐためのいつものバリア-があります。外敵をはねかえす皮膚。涙(目)や唾液(口)に含まれる殺菌物質、くしゃみ(鼻)による異物の追い出し、異物を外へと運ぶ気道の繊毛のほか、肺や腸や胃、体液などにもバリア-の役目があります。
  2. この何重ものバリア-を突破して体内に侵入してきた敵をやっつけるために、体中のミクロの戦士たちが戦います。
  3. 敵を最初に迎え撃つのは好中球(顆粒球)です。これを突破されるとマクロファ-ジが出撃します。マクロファ-ジは、外敵を攻撃するだけではなく、敵の情報をヘルパ-T細胞に伝達します。情報を解読したヘルパ-T細胞は他の戦士たちに有効な攻撃を指令します。
  • リンパ管とリンパ節の人体図
  1. ミクロの戦士たちを含んだ透明な液体が流れるリンパ管には、ところどころにミクロの戦士たちの溜まり場がある。それがリンパ節だ。大きな米粒ぐらいからエンドウ豆ぐらいで、太もものつけ根やわきの下、のどなど、全身いたる所に何百個もちりばめられている。
  2. 細網細胞と呼ばれる細胞が網目をなしていく重にも重なっている。その間にマクロファ-ジやT細胞やB細胞がひっしりと詰まっている・
  3. 敵の情報をかかげたマクロファ-ジが近くのリンパ管に入り込みリンパ節へ向かう・・・、そしと、戦いの最前線から最も近くにあるリンパ節に入る。
  4. 敵の情報を受け取ったT細胞はどんどん分裂、また同じくB細胞もどんどん分裂し、タンパク質でできた「抗体」というY字型をしたミサイルをバクテリアに向かって発射!! この抗体はバクテリアを破壊するだけでなく、バクテリア同士を繫ぎ合わせる。バクテリアのダンゴ作ってマクロファ-ジが食べやすいようにする。
  • 病原菌との半永久てきな攻防
  1. 病気の原因となる微生物にはいろんなものがある。中には頭脳派の微生物もいて、インフルエンザウイルスのように周期的に突然変異を起して、ミクロの戦士たちが標的にするはい゛のマ-クをころころ変えてしまう。毎年風邪が流行るのはそのせい !!
  2. ある寄生虫は寄生した人の体内の細胞からこぼれ落ちた物質を身にまとい、あたかも自己のふりをして攻撃から逃れる。
  3. 人体に入りたがるのは、人体は温かく安全で栄養も十分にある絶好の住み家だから。
  4. いつも微生物にさらされているから病気になるのが当たり前ではなく、その反対で侵入者の数の多さからみれば病気になる方がきわめてまれである。
  • 2度なし現象
  1. 一度侵入してきた敵をちゃんと記憶しておいて、同じ敵が再び侵入してきたら、いちいちヘルパ-T細胞の指令を受けなくともその敵を撃退する抗体が作られたりする能力。
  2. ワクチンはこの能力を利用して、あらかじめ毒性を弱めた病原体を体に入れ、B細胞に抗体を作らせておく。本物の病原体が侵入してきてもすばやく応戦ができ、発病を未然に防ぐ。
  3. カビや細菌は抗生物質での対応が可能。だが、それよりも微細なウイルスはワクチンでの対応でしか防げない。病原菌の特定とワクチンの生産有効期限は短期間のため、対応が非常に難しいことになる。
  • 難病
  1. がんは自己を構成する細胞が変形し、異常な細胞になってしまう。健康な人の中でも1日に3個程度の異常細胞ができている。ミクロの戦士のT細胞やキラ-T細胞が早期に見つけてはかたづけてくれています。
  2. 白血球の総数が2千以上確保できる状態、免疫力の活性化で根治可能。発酵食材などの有効性が検証されています。
  3. 自浄作用の限界を見極めて、手術などとの併用も考慮する。
  4. エイズウイルスはそれ自体人体にとってなんの毒性もないが、生命防衛軍の司令官であるヘルパT細胞を攻撃し破壊する、そのため防衛体制がとれなくなってしまう。そのため、普段ならどうということのないバクテリアやウイルスなどに簡単に感染し、体中にまん延し死にいたることもあります。
  5. 自己免疫病と呼ばれ、自己であるはずの体中の正常な細胞をなぜかミクロの戦士が攻撃する病気。老化とも関係がある、年をとるにしたがって自己の組織を攻撃するT細胞が現れてくる。
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人はどうして眠くなるのか?

2010-09-04 15:01:37 | 健康・病気

ヒトの生物学的リズム(体内時計)は、約1日(24~25時間)ごとの周期で繰り返されて、概日リズムとも呼ばれています。その中でも、一定の時刻がくると自然に眠くなり、一定時間眠ると自然に眠りから覚めるととう睡眠-覚醒のサイクルは重要です。睡眠を調節しているのは、目の網膜および、脳の「松果体」という器官から分泌されている、メラトニンというホルモンであると考えられています。昼行性のの動物であるヒトの場合でいえば、メラトニンは、眠りにつく2~3時間から翌朝起きる頃まで分泌されていて、睡眠その他のリズムを調節していると考えられている。このため、アメリカでは、副作用がなく睡眠に導く効果をもつサプリメントとしてメラトニンが売られていますが、日本ではまだ認可されていません。もし、日中も眠くてしょうがないときは、睡眠不足と睡眠障害、なかでも「睡眠時無呼吸症候群」が疑われます。単なる睡眠不足であった場合、生活習慣をコントロ-ルすることで対処できます。しかし、睡眠時無呼吸症候群であったときは、睡眠時に呼吸がしばしば停止してしまう危険な病気であるため、専門家に相談することが必要になってきます。日本国内には、睡眠時無呼吸症候群の患者が、成人男性の4~5%以上、女性の1%以上いると推測されています。これらの人たちの場合、本人は良く眠れたと思っていても、実は短い覚醒が一晩中積み重なった不眠状態にあるため、睡眠時障害を起しやすいのです。睡眠時無呼吸症候群は、原因によって、

  1. 上気道(鼻から気管支に至る空気の通り道)がつまってしまう閉塞型。
  2. 呼吸中枢の機能が低下している中枢型。
  3. それらの混合型。の3種類に分けられます。

  ※1、2は肥満あるいは高齢の男性に多くみられます。最近、マウスピ-スが1、3に有効とのことです。2は栄養素の不足が考えられます。特に神経細胞の構築に必要な副腎皮質ホルモンの分泌を促す、ビタミン6・12・ナイアシン・C・Eなどミネラルのカルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄分などが必須アイテムです。まるかんの健康サプリメント“パニウツ元気”がお薦めです。

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免疫システム

2010-09-04 12:31:06 | 健康・病気
  • 自己と非自己を見分ける力
  1. 人体を形づくる60兆もの細胞のほとんどすべての表面の上にタンパク質でできた“自己のマ-ク”がついている。
  2. そのタンパク質でできたマ-クは遺伝子を設計図にして作られている。
  3. それは、父親のマ-クの片一方と母親のマ-クの片一方とが合わさって2本で一対になっいる。
  4. 一組の夫婦から生まれる子どもは、父親と母親との、自己のマ-クの組み合わせを両方から一組ずつ受け継ぐから、4通りの自己のマ-クを持つことになる。それゆえ、兄弟間で自己マ-クが一致する確率は4分の一あり、兄弟以外ではよくあるマ-クの場合で500人にひとり。まれなマ-クでは限りなくゼロに近い確率になるという。
  • 免疫細胞(ミクロの戦士)はどのようにして見分けているか
  1. 骨髄から生まれた幹細胞がいろんなミクロの戦士に変身するがその中でT細胞が重要な役割を担う。
  2. 他の赤血球や血小板・好中球、マクロファ-ジ、B細胞などはそのまま血流に乗って全身を回りすぐに任務につく・
  3. T細胞は司令塔になる教育を、心臓の上にかぶさめようについている胸腺で分裂し何百万という司令官候補生が誕生する。支持細胞に未熟なT細胞がもぐり込みスキンシップで教育をうけ成熟していく。
  4. 自己と非自己を識別できるようになったT細胞だけが選ばれて一人前のヘルパ-T細胞に成長。その数はわずか数%で、他はキラ-T細胞(バクテリアに感染した細胞を、ドリルのように穴をあけて破壊する)やサブレッサ-T細胞(勝利を確定すると、ヘルパ-T細胞に対してある物質を伝達し、攻撃の終了を進言する)。
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