薬の常用は知らずに低体温化体質に変革し、体調不良の遠因となる。
- 胃はタンパク質でできています。胃液は強度の酸性液で消化や殺菌作用を担っています。この酸性液から臓器を守るのは粘液が絶妙のバランスで分泌され身を守るからです。
- 胃のすぐ先にある十二指腸で胆汁のアルカリ性によって中和されます。この胆汁が何かの拍子に逆流し胃に入ると当然胃を守る粘液を洗い流してしまいます。その結果胃は胃液で溶かされてしまいます。
- その他にも、薬を飲んだりお酒を飲んだり、精神的なイライラなどでも粘液ははがされ、胃は自分を溶かしてしまいます。
- しかし胃には、粘液のほかにもうひとつ自分を守る力があります?。粘液細胞は、数時間もするとつながり合い穴をふさぎ始め、アッと言う間に再生してゆきます!。これは、普通でも3日で全部の細胞が新しい細胞に入れ替わる、胃の粘液細胞の再生スピ-ドのなせる技!とにかく胃の粘液細胞の治りは速いのです。この驚くべき再生能力と粘液の二段がまえで、胃は自分を守っています。
- それでも守りきれないと、粘液の層が溶かされて胃潰瘍になったり、ひどくなると穴が開いてしまうこともあります。
- 胃の再生スピ-ド程ではないが他の臓器も脳など特別な部位を除けば、ほとんど全身が休むことなく新しい細胞に入れ替わって、体をつくり治し続けているのです。
- 人間の身体は、神の創造した最高の能力を平等に備えています。その平等に備わった能力も人それぞれの対処によって違いがあることを自覚するべきです。それは、世界中の医療技術を集めて医療行為を実践できる大金持ちが信じられないような長生きをしていると言う話は聞いたことはありません。
- 自然治癒力は誰しも備えていますが、年とともにその能力が劣っていくことも事実です。それが老化現象です。
- 最大のポイントはおならが非常にくさくなる現象です。
- この原因は、腸内環境を構成している何種類かの菌のうち悪玉菌の代表的ウェルシュ菌の比率が高まることです。この菌はものを腐らせる働きがあり、人体に有害なアンモニアやインド-ル(排便の臭いのもと)をつくりだします。肉を食べ続けたり、年をとったり、便秘をしても増える。
- 対処法は、善玉菌の代表格ビフィズス菌の比率を高めること。この菌が出す、酢酸や乳酸は、腸の働きを活発にするほかウェルシュ菌をやっつける力もある。
- 善玉菌は免疫システムを担う白血球の活性化に携わる。逆に悪玉菌は免疫細胞を弱体化することもある。
- 腸内細菌は排便とともに排出されます。そのため、常に補充することが重要です。ビフィズス菌の含有する乳酸菌などを食し、餌となるオリゴ糖などの含有食品も有効です。