゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

気分がよくなる薬

2010-09-27 17:40:38 | 健康・病気

「うれしい」「悲しい」「がばるぞ」などといった、私たちの心の動きは、実は、脳細胞から出されている神経伝達物質によってコントロ-ルされていることが判ってきました。注意力や集中力、怒りやおびえといった心の動きにはノルアドレナリン。愛情や満足といった感情にはセロトニン。快感、我慢強さや気持ちの抑制にはGABA。そして、幸せや快適感にはβエンドルフィンが関連しているのです。なかでも脳内麻薬とも呼ばれるβエンドルフィンは、身体が苦痛を受けると増加することが知られています。マラソンなどの際に分泌されると、苦痛を和らげるだけでなく、快楽感をもたらし「ランナ-ズハイ」と呼ばれる状態になることが判っています。また出産時にも、通常の2倍から6倍くらいまでに濃度が増加し、痛みを和らげるとともに不安感や不快感をなくし、緊張を解きほぐしてくれます。                   βエンドルフィンの分子構造は、麻酔薬のモルヒネによく似ていて、その鎮痛作用は、モルヒネの6・5倍もあるといわれています。人体は、脳の中で、モルヒネに似た物質を自然に作り、苦しみに耐えられるようなシステムを形成しているのです。                                                               このほか、βエンドロフィンには体温の変動や血圧の低下、食欲の増進、呼吸の抑制、さらに、学習効果の促進といった作用や免疫細胞を活性化させる働きもあるようです。また、皮膚でもβエンドロフィンが作られていて、肌荒れを改善したり、メラニンの生成を抑制し、精神的にリラックスさせたりする働きをもつこともわかってきていまます。

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カルシウムの重要度

2010-09-27 16:25:15 | 健康・病気

カルシウムは、細胞の増殖・分化・運動・分泌といった、生命を維持していくうえでなくてはならない物質です。カルシウムが不足すると細胞は生きていられません。

  1. 骨は人体の持つカルシウムの99%を貯蔵している。体重60㌔㌘でⅠ㌔㌘の備蓄量です。
  2. 神経から刺激が筋肉を作る束、筋線維の表面を伝わって筋原線維をとりまく膜に伝わると蓄えられていたカルシウムが放出される。
  3. 放出されたカルシウムは、筋肉を構成する2つのタンパク質にふりそそぎ、それが引き金となって2つのタンパク質アクチンとミオシンがすべり合う。こうして筋肉は動く。
  4. 筋肉が収縮するのにカルシウムが重要な役割をしている。人間の動作の元になっている筋肉の収縮がカルシウムの役割。
  5. カルシウムの別名「いのちの炎」と呼ばれています。それほどカルシウムは大切な物質です。
  • 骨は重力や運動の刺激がないと、骨を作る骨芽細胞と古い骨を溶かす破骨細胞とのバランスが壊れてしまいます。無重力状態に近い寝たきりが長期化する骨格が細く、もろくなっていきます。
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