゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ガ-デンらいふ「バラの天候不順対策」

2009-08-18 17:14:56 | ガ-デニング

花咲かせず樹勢回復

100_7232 天気の悪い日が続く、この夏。日照不足や長雨は、農作物や行楽などに深刻な影響を与えています。バラにとっても、6、7月は育成や開花の重要な時期ですが、この悪天候で「黒星病」や「灰色かび病」が例年より多く発生。さらに、日照不足で肥料の吸収が低下しているため、成長に遅れが出ています。秋の開花や来年に向けて、8月中にバラの体力を回復させたいもの。そこで、バラナ-セリ-大野農園(十勝管内音更町)の大野基志さんに聞いた、天候不順時の対策を紹介します。樹勢の悪いバラの体力を取り戻すには、花を咲かせないことが大切。8月下旬まで、つぼみをすべて摘み取るソフトピンチ(摘芯)をします。9月になり、新しいシュ-ト(新梢)が出て樹勢が回復したら摘み取りをやめ、10月に向けて花を咲かせてもいいでしょう。思うように回復しない場合、年内の花はあきらめ、ソフトピンチを続けます。病気の場合、8月中に薬剤散布を徹底し、秋の開花に備えます。「黒星病」や「灰色かび病」は雨の多い時期に発生する病気。ジマンダイセン水和剤の500倍駅か、フルピカフロアプルの2千倍駅を散布するといいでしょう。そのほかの対策は、8月13日発売の花新聞をご覧ください。(花新聞ほっかいどう)

コメント

ウイルス がん治療に一役

2009-08-17 17:54:00 | 健康・病気

増殖し細胞死滅 東大で臨床試験

100_7231 悪性脳腫瘍の患者に対し、がん細胞にヘルペスウイルスを感染させ、ウイルスが増殖してがん細胞を死滅させる「ウイルス療法」を臨床研究として8月中にも始めると、東京大の藤堂具紀特任教授らが10日、発表した。放射線治療や化学療法と並び、新たな治療の選択肢になるのではないかとしている。対象は悪性脳腫瘍の一種で悪性の膠芽腫(グリオプラスト-マ)を再発した患者。藤堂特任教授らは、口唇ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウイルス1型を利用。3遺伝子を改変し、がん細胞だけで増殖するようなした。このウイルスをがん細胞に感染させると増殖して感染したがん細胞を死滅させ、増殖したウイルスはさらに周囲のがん細胞に感染、次々と死滅させる。正常細胞に感染しても増殖しない。臨床研究では腫瘍内にウイルスを投与。用量を変え21例実施、安全性などを評価する。膠芽腫は、脳腫瘍の約4分の一を占める神経膠腫(グリオ-マ)゛よくのうち最も悪性とされ、年間10万人に一人の割合で発症。手術後、放射線治療と化学療法をしても平均余命は診断から1年程度で、特に再発した場合は有効な治療法はなかった。ウイルス療法は、がん細胞がウイルスに感染しやすく、感染するとウイルスがよく増える性質を利用した。

コメント

完全な歯再生成功

2009-08-11 18:52:32 | ニュース

東京理科大など マウス使い世界初 食物かめ、感覚も

100_7225食物をかめる硬さで、痛みなどの感覚もあるほぼ完全な歯をマウスで再生させることに、東京理科大と東北大、東京医科歯科大の研究チ-ムが3日までに世界で初めて成功した。将来、「人工多能性幹(ips)細胞」などの幹細胞を歯のもとに変え、失った歯の跡に移植して再生させられれば、入れ歯不要の生活が実現すると期待される。

100_7224

この成果は、東京理科大の辻孝教授らが2007年2月に発表した「器官原基法」の応用。細胞を試験管内で培養し、立体的で機能する臓器の形成を目指す技術で、臓器置換再生医療の実現に一歩前進した。次は毛髪の再生にも取り組む。論文は米科学アカデミ-紀要電子版に掲載される。辻教授らは、マウス胎児から歯のもとの細胞を採取し、器官原基法で歯の原型(歯胚)にまで成長させた。次に、生体マウスの上あごの臼歯を抜いた跡にこの歯胚を移植すると、約50日間で反対側の歯とかみ合うように成長した。再生歯は通常より小さいが、エナメル質や象牙質の硬さは同等。根元を包む歯根膜も、歯の位置をずらす矯正治療実験の結果、周囲のあごの骨と連携して機能していることが分かった。さらに、神経が歯根膜や歯髄に入り込み、刺激を与えると脳に痛みとして伝達されることを、神経の染色やたんぱく質分析で確認した。この実験は今春までに60匹でおこない、34匹で成功。成功率は現在、8割に上がった。辻教授は、大塚化学か゛昨年設立したベンチャ-企業「オ-ガンテクノロジ-ズ」(東京都千代田区)の役員も務め、産業化にも取り組んでいる。

コメント

ips細胞最新情報

2009-08-11 16:23:44 | 健康・病気

作製高率20%に向上 京大教授ら成功 安全性確保が課題

新型万能細胞「ips細胞」の作製高率を、従来の1㌔以下から最大で約20%に高めることに成功したと、京都大の山中伸弥教授らが10日付けの英科学誌ネイチャ-(電子版)に大発表した。作製高率は、実用化に向けた課題となっていた。山中教授は「大幅な改善で意義は大きい。ただがんになりやすく、今後は安全性を高める必要がある」と話している。山中教授らはがん増殖を押さえねp53という遺伝子に着目。この遺伝子を人工的になくしたマウスの皮膚細胞に、ips作製に必要な4遺伝子を“運び屋”となるウイルスを使って入れると、ips細胞になる高率が約20%に向上した。p53は、4遺伝子を入れる工程を不自然な刺激ととらえ、細胞を自殺や増殖停止に導くため、これまでは作製効率が悪かったと考えられるという。

※5チ-ム同時に発表

がん抑制遺伝子p53の働きを止めると、ips細胞の作製効率が向上するとの研究成果は、山中教授らのほか、欧米の4チ-ムも同時に英科学誌ネイチャ-(電子版)に発表した。ips細胞研究の激しい競争ぶりがあらためて示された。このうち、スペイン国立がん研究センタ-(CNIO)の研究チ-ムは、老化が進んだ組織では、がん抑制メカニズムが強く働くため、ips細胞を作りにくいと指摘。ips細胞の研究が、がんの発生・抑制のメカニズム解明にも波及することが期待される。

◎p53  代表的ながん抑制遺伝子の一つ。細胞のがん化には複数のがん遺伝子と、がん抑制遺伝子の変化が必要とされているが、がん細胞ではp53の変質や欠失などの異常が多く認められる。さまざまな変化に対して細胞を一定の状態に保ったり、修復不可能な損傷を受けた場合は細胞を自死に誘導したりする。その働きの重要性から「ゲノム(全遺伝情報)の守護者」とも呼ばれ、各国で研究が進められている。

コメント

“口内炎”を考査する!?

2009-08-08 16:55:38 | 健康・病気

疲労が蓄積すると口内炎を経験する

いろんな種類の食品の栄養素を体内に取り込む第一関門が口腔です。十分に悪性菌に注意し、煮たり、焼いたり、新鮮な物を食すべき工夫をして食事します。そのための機能として、だ液の殺菌力や胃液が酸性な理由も意味を持ちます。だが、防御システムの口腔内機能に、疲労によって異常というより機能低下がおこり炎症や舌などに突起物ができるような感じがします。十分な有益菌の欠如が悪性菌の活動を助長し、口腔内の不調に陥る。そこえ殺菌力の強い薬剤を投与すると、悪性菌と共に治癒力を司る白血球や有益菌、さらに細胞組織も破壊し治癒する機会を逸脱する。最近の情報に、うがい薬で表面の悪性菌を除去しその殺菌薬剤も口腔内に留めて置かず真水で排出する。それを適当な間隔で継続する。今までなかなか完治せずに悩んでいた人も納得の治療方法のようです。

コメント

内部被ばくの証拠撮影

2009-08-08 14:57:21 | ニュース

長崎大 「死の灰」影響裏付け

長崎原爆で死亡した被爆者の体内に取り込まれた放射性降下物が、被爆から60年以上たっても放射線を放出している様子を、長崎大の七条和子助教らの研究グル-プが初めて撮影した。放射線を体の外側に浴びる外部被ばくと別に、粉じんなど「死の灰」による内部被ばくを裏付ける“証拠”という。

100_7229 内部被ばくの実態は研究が進んでおらず、七条助教は「病理学の見地から内部被ばくの事実を証明することができた。今後、健康への影響を解明するきっかけになるかもしれない」と話している。七条助教らは、爆心地から0・5~1㌔の距離で被爆、急性症状で1945年末までに亡くなった20代~70代の被爆者7人の解剖標本を約3年間にわたり研究。放射性物質が分解されるときに出るアルファ線が、被爆者の肺や腎臓、骨などの細胞核付近から放出され、黒い線を描いている様子の撮影に成功した。アルファ線の跡の長さなどから、長崎原爆に使われたプルトニウム特有のアルファ線とほぼ確認された。鎌田七男広島大名誉教授(放射線生物学)は「外部被ばくであればプルトニウムは人体を通り抜けるので、細胞の中に取り込んでいることが内部被ばくの何よりの証拠だ。広島、長崎で軽んじられてきた内部被ばくの影響を目に見える形でとらえた意味のある研究だ」としている。

コメント

スロ-ジョギングでの体験!?

2009-08-07 17:49:30 | ダイエット

負荷の箇所で新たな気付き

健康のために何年間もストレッチやウォ-キングを継続しています。最近では、お陰さまで日常生活は快適に過ごしております。10年ほど前に、自律神経失調症の低体温による不整脈などの不調を経験したことが今は非常に役立っています。その当時位から安易に薬剤の投与を自粛する流れがあり、検査を依頼したお医者さんのクスリの調合はありませんでした。結果的にクスリへの依存度は全くなく、食事やサプリメントなどとの栄養バランスと適度な筋力アップで心身共に快調です。今は自立度を啓発してくれた、初期の診断に感謝しています。そんな多少体力に自信の出来たことと、体力強化には年齢は関係なく、加齢による低下をどれだけの期間(生涯にわたって)継続的に維持し続けられるか!?・・・。最近の情報に、ウオ-キングの速度でスロ-ジョキングすることが1・6倍のカロリ-消費を得られる。とのことで、取りあえず2㌔挑戦しました。1・8㌔位で片側の膝に違和感と痛みを感じました。そのまま2㌔完走、体は軽いので引き続きウォ-キングに出掛けるも雨で中止しました。膝の痛み解消に足指周りを徹底的に自己マッサ-ジを励行。痛みは徐々に解消しましたが、翌朝の大腿4頭筋(太もも)の箇所の筋肉痛は非常に辛いものがありました。痛みは4、5日で解消しましたが、取り入れている運動によって筋肉の強化箇所に違いを改めて認識したことです。その後、スロ-ジョギングの正しい取り入れ方が再放されていました。①飛び跳ねるような上下運動はしない。②腕振りも小さく、小幅に、できる限り音は静かにつま先で軽やかに走行する。③絶対に無理をせず、1㌔位で継続的に遂行する。④自信がつき、距離の延長や速度アップを何日かに1度経験したら、またスロ-で何本か調整する。など等を知ることとなりました。その他スロ-ステップも室内で有効とのことです(20㌢位の台に交互の足で乗り降りする方法)。適度な筋肉疲労感は生きている喜びを実感します。

コメント

ガ-デンらいふ「風のガ-デン」

2009-08-07 17:13:10 | ガ-デニング

人気の裏に細やかな工夫

100_7226 昨年UHBで放送され、人気を博した倉本聡さん脚本のドラマ「風のガ-デン」。その舞台として造られた新富良野プリンスホテル(富良野市中御料)の「風のガ-デン」が、評判を呼んでいます。今春オ-プンし、2ヵ月足らずの7月22日に、来場者が10万人を突破しました。花新聞では、この庭をデザイン・制作した上野砂由紀さんの連載を、7月9日発売号から開始しました。倉本さんのリクエストで、穏やかにカ-ブする道を多くつくったこと、丈の高い植物をカ-ブに植えて死角をつくったこと、青い花を多く植栽しちことなど、庭造りのヒントやドラマの裏話が満載です。エピソ-ドを一つ紹介しましょう。もともとゴルフ場の跡地だったので、はいだ芝が大量に出たそうです。上野さんによれば、「芝で土壌を作ろう」とアイデアを出したのは、倉本さんだったこと。根を上にして積んで作った壁には、緑の芝が生い茂り、とてもナチュラルな雰囲気になりました。風のガ-デンは春から秋まで、花が途切れないように365品種の植物が植え込まれています。連載を詠んでから訪れると、いっそう味わいか゛深くなりますよ。(花新聞ほっかいどう)

コメント

元気な植物たち「アスパラガス」-夏編-⑤

2009-08-06 17:36:34 | ガ-デニング

栄養素の宝庫 心のクスリ

100_7215_2 アスパラガスは紀元前の古代ギリシャ・ロ-マ時代から栽培され、疲労を癒しスタミナをつける野菜として知られてきました。栄養成分を挙げると、アスパラギン、ビタミンA・B1・B2・C、カロテン、ルチン、食物繊維・・・。まさに栄養素の宝庫です。学名Asparagus officinalisの「オフィシナリス」とは薬用という意味で、まさに名前の通り健康に役立つおいしいクスリと言えましょう。ゆでる、焼く、テンプラ、クリ-ムス-プ等さまざまな食べ方か゛ありますが、私は、取れたてのアスパラを焼いておいしい塩をつけて食べるのが一番好きです。漢方の考え方では、食べた本人が「おいしい」と感じるかどうかが重要です。おいしいと感じて食べてこそ、身体に良い影響を与え、栄養となねのです。収穫後の畑でカスミソウのような繊細な葉に咲く薄黄色のかれんな花や、赤く色づく実は目から取り入れる心のクスリ。目と口の両方から取り入れることでアスパラガスの効能は倍増するはずです。(堀田清・北海道医療大准教授=写真も)

コメント

元気な植物たち「トチバニンジン」-夏編-④

2009-08-06 17:05:25 | ガ-デニング

袪痰、解熱、健胃に効果

100_7207 広葉樹の葉が生い茂り、お日さまの光が地面まで届き難くなる7月の森。短い北海道の夏を楽のしむかのように、林床でそよ風にゆつくりと揺れながらとても大切な薬用植物が咲いています。一見するとネギボウズのように見えますが、近づいてよく見ると小さくてかれんな花の集合体であることに気がつきます。その名はトチバニンジン。葉の形が栃の葉に似ていることから、その名がつきました。山菜のウドやタラノキ、滋養強壮効果の高い高麗人参と同じウコギ科の仲間です。花から茎をたどって地面を見ると、あり余った元気な根(根茎)が地上にとび出していることもしばしばです。栄養分の高い腐葉土の間を横に伸びて成長する、とてもぜいたくな植物にのです。この根は竹の根に似て節くれだっているため、竹節人参とも呼ばれます。竹節人参は漢方薬として袪痰(痰を取り除く)、解熱、健胃の効果がある重要な医薬品です。(堀田清・北海道医療大准教授=写真も)

コメント

元気!な植物たち「ホオノキ」-夏編-③

2009-08-04 17:58:25 | ガ-デニング

気の巡りを良くする薬に

100_7210 雪解け後の林床をにぎわすカタクリ、エゾノリュウキンカの4月、木々たちが活動を始める新緑の5月、そして7月には森の中はさまざまな木々たちの葉っぱで大にぎわいになります。毎日森へ入って植物たちと付き合っているとあっと言う間に時間が過ぎ去っていきます。一見何も動いていないように見える植物。実は毎日、ものすこ゜い勢いで変化しています。森の植物たちは、自然と調和する生き方を教えてくれます。夏は成長の季節。春に始まったサイクルはどんどん加速し、冬へと全力疾走します。そしてまた新しい春が来るのです。すべての終わりはすべての始まりなり。漢方の基本「陰陽」です。木々たちの葉の間から差し込む光を見ていたら、ひときわ目立つ大きな放射状になった倒卵形の葉を見つけました。ホオノキです。6月に咲く森の中に芳香を漂わせます。ホオノキの樹皮は厚朴といい、厚朴か゛含まれる代表的な漢方薬「半夏厚朴湯」は、半夏、厚朴、紫蘇、生姜、茯苓(ぶくりょう)からなり、咽喉のつかえを取り、気の巡りを良くする「理気薬」です。(堀田清・北海道医療大准教授=写真も)

コメント

農業法人への就職橋渡し

2009-08-03 15:04:52 | 資格・転職・就職

道とHAL財団 失業者の技能活用 農産品開発や営業担って

財団法人北海道農業企業化研究所(HAL財団)と道は、農業に関心を持つ失業者を雇用し、農業生産法人に送り出す事業に乗り出した。さまざまな資格や経歴を持つ失業者を、農作業を担う人材としてではなく、農業関連の企画や販売など多様な部門に活用するのが狙い。このような取り組みは「全国的にも珍しい」(道農政部)といい、成果が注目される。国の緊急経済対策による道の緊急雇用創出推進事業を活用した。本年度は道の委託料3400万円で、HAL財団が失業者30人を5カ月間雇用(月給13万8千円)。人材を求める農業生産法人に送り出し、仕事ぶりが認められれば6ヵ月以降は直接雇用してもらう。人材として想定しているのは、食品や衛生関連の資格や、商品開発、流通管理、営業部門などの経験を持つ失業者ら。不況下の雇用の受け皿として全国的に農業が注目されているが、単に生産現場だけでなく、加工による付加価値の増大や販路改築など生産法人の多様化する事業にも、失業者の技能を生かしてもらうことを目指す。HAL財団によると、すでに十勝、石狩管内の農場や、根室管内の牧場など16法人が受け入れを申し出ている。失業者が実際に農業生産法人で働くのはお盆過ぎとなる見通し。HAL財団の大沼康介・業務推進部担当部長は「農業が雇用の受け皿として注目されていながら、失業者の就職を多面的にサポ-トする団体がなかった現状を変えられれば」と話している。失業者、農業生産法人ともに申し込みはHAL財団の「ギャラリ-農窓」(札幌市中央区南2西6)の窓口とホ-ムペ-ジで可能。問い合わせは農窓℡011・200・8383へ。

コメント

元気!な植物たち「ウド」-夏編-②

2009-08-01 16:30:17 | ガ-デニング

抜群の滋養強壮効果

100_7209 山菜の中でもウドほど知名度の高い植物はいないでしょう。多くの植物の中でもとりわけ滋養強壮効果の高いウコギ科の仲間で、その根茎は独活といい、漢方では風湿(リウマチ、通風)の邪による痛みやしびれに用いられます。春、勢いよく地上に顔を出したウドの根(根茎)の酢みそあえ、新芽や若葉のテンポラなどを口からいただく瞬間、えも言われぬほどの感動に包まれます。森のもの中に力強く息づく植物たちすべてが地球の元気そのものなのですから、この感動こそが心のクスリであり、生きるエネルギ-源となるのです。「心身一如」は漢方の基本なり。8月上旬、線香花火のようなウドの花か゛咲き始めます。全地球レベルでステキな植物たちが急速に減っている現代。山菜として食べているだけでは、済まされません。春の芽出しだけではない、ウドの1年全体の営みを知ってあげてください。感動はさらに増し、身近な植物たちへの感謝の気持ちがわき上がってくることでしょう。(堀田清・北海道医療大潤教授=写真も)

コメント

元気!な植物たち「シナノキ」-夏編-①

2009-08-01 15:44:06 | ガ-デニング

山々の緑がまぶしさを増す季節を迎えた。木々や花々に思わず足を止めることもしぱしばだが、植物たちの「力」はその美しさだけではないという。漢方に詳しい堀田清・北海道医療大薬学部准教授が同大北方系生態観察園(当別町)で撮影した写真とともに、植物の持つ「エネルギ-」を紹介する。第一部は夏編。

見て、香って、味わって良し

100_7208 漢方で春は「発陳」(はつちん)、夏は「蕃秀」(ばんしゅう)、秋は「容平」(ようへい)、冬は「閉蔵」(へいぞう)と称し、病気予防の基本は四季を通して自然と調和することとしています。蕃秀の番は植物が枝や葉を広げること、秀は茎や穂が伸びること指します。春に芽生えたものがますます勢いよく枝葉を伸ばしていく季節です。夏の晴れた日の森の中はひんやりとして涼しい。木々たちの生い茂る葉から大量の水が蒸散されるため、気化熱を奪うからです。しばらくすると、怒気や邪気がうせ、愉快でさわやかな気持ちになっている自分に気が付きます。漢方でも最も重要な概念を「気」といい、生命の源を意味しますが、森の中の植物たちすべてか゛「気」そのものといえます。ふと見上げると、気持ちよさげに揺れている白くて可憐な花を見つけました。シナノキの花です。乾燥させた花のお茶は香り良く、咳止めに用いられます。この花からとれる蜂蜜(シナ蜜)は少し独特ですがすばらしい香りです。漢方では蜂蜜も潤肺(肺の乾燥を改善)、滑腸(腸の働きを活発化)などの効果があります。シナノキは見て良し、味良しの三拍子そろった薬木です。

ほりた・きよし 1958年、日高管内浦河町生まれ。道医療大薬学部卒業、北大大学院薬学研究科博士課程修了。95年から現職。

コメント

手元スピ-カ-付きテレビリモコン

2009-08-01 14:29:42 | 通販・買い物

東急ハンズ札幌店 自分にぴったりの音量で

100_7211 テレビを離れた場所から見るときに音を大きくしがちですが、他の人に迷惑になります。そんな時に便利なのが手元スピ-カ-が一体になっており、テレビ音声を手元で聞けます。スピ-カ-本体と送信機はセットで使用。まず送信機をテレビに接続します。送信機はテレビのヘッドホン端子か音声出力端子に接続コ-ドでつなぎます。次にスピ-カ-本体にテレビのメ-カ-コ-ドを入力し、リモコンの設定をします。これで通常のテレビ用リモコンと同じように選局や音量調整ができます。送信機の電源はACアダブタ-、スピ-カ-本体は単3型乾電池4本が必要です。対応できないテレビもあるので、店頭でご確認ください。(3980円)

コメント