あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

別れの辛さ

2006-08-18 22:47:55 | つれづれ
昨日、サンシャイン劇場で『雨と夢のあとに』を観た。

テレビドラマは、毎回は観ていなかったものの印象深い作品だった。
演劇集団キャラメルボックスの名はよく目にしていたものの、観るのは今回がはじめてである。そう言えば、劇団の舞台を観るのは、小学校での劇団四季の観劇以来かもしれない。
今回は主役の福田麻由子ちゃん目当てでチケットを購入したんだった…。

発声など、テレビとの違いに戸惑うことも多かったのではと思うが、彼女は寂しさやうれしさ、楽しさ、悲しさ、そして愛しさを力いっぱい表現していた。そして多くの先輩俳優の方々の演技に溶け込みつつ、その存在を輝かせていた。小学校最後の夏休みにこの舞台で演じ続ける彼女に、そして父親の朝晴を演じた岡田達也さんはじめ演劇集団キャラメルボックスの方々に、改めて拍手を送りたい。

そう、すっかりストーリーに引き込まれてしまった。途中、ドラマのシーンを思い出しつつ、それとは異なる舞台での表現を楽しんだ。どちらが良いというものではなく、どちらも良いと思う。こうして書いているうちに、柳美里氏の原作を読んでみたくなってきた…。

愛情って、何気ない日常の中で積み重ねるものなんだなあ、と、改めて思う。それは、あとで振り返ってみると歩んできた道の両脇を飾っているようなものなのかな? 振り返るきっかけは、もしかしたら別れの時くらいしかないのかもしれないが、別れの辛さは、その愛情の重さに比例するのだろうか…。

未だにまともな恋愛経験がないけれど、いつか真剣に人を愛して、その人と共に子どもを育てたいと思う。が、まだまだ先かな…

話がそれてしまったが、今後も麻由子ちゃんと演劇集団キャラメルボックスの活動に注目していこう。
でも、慌しいカーテンコールは残念だったな…。
コメント (2)
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