バレーボールVサマーリーグの決勝リーグでファイナル以来の出待ちをした。初日は手ぶらだったけど、2日目、ようやく狩野舞子さんに直接プレゼントとメッセージを手渡すことが出来た。ほんの一瞬、彼女が僕の目の前を通りかけた時だった。何を話せばいいのかなどと考える間もなく、最初遠慮されたのを何とか受け取ってもらっただけで満足だった。
さて、2日間の観戦中や出待ちの間、「ファンんて?」といろいろ気になり考えていた。
贔屓チームを思うあまり、相手のチームを罵るようなヤジというのは論外だけど、チクリチクリと相手を不快にさせるというのもあるようだ。コートに立つ選手の皆さんには思いっきり気持ちよく闘ってほしいと願うのは僕だけではない。
久光ファンの僕だって、相手チームの好プレーに魅せられる時もある。そしてその時は、久光のメンバーに対するものほどではないけと、拍手を送る。それでいいんじゃないかな?
出待ちの時、常連のファンの方々が選手を囲む。それは悪いことではないけど、できるなら普段選手に接する機会のない人たちにその場を譲ってあげてほしい。特に、若いファンは貴重なので、少しでも選手の皆さんと話ができたら励みになるだろう。
誰彼ともなくサインを求める人たちがいる。サインを求める気持ちには共感する。そして選手の皆さんもサインを求められることで自分の成長を感じられるという面もあるだろう。ただ、トレカを集めるようにサインを求めるのは、ファンというより単なるコレクターにしか見えない。彼らに割く時間は長くはないだろうけど、その時間を休息や心からのファンとの交流に充ててほしい。
まあ、舞子さんのことをずっと待ち続けていた僕も同じような批判を受けるのだろうが、1人ひとりが「ファンとは?」、「応援するとは?」と考えてみてもいいのではないかと思う。