あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

探梅

2015-02-22 23:36:00 | 旅する
昨日、今日と、茨城県ひたちなか市で開催されたバレーボールの試合を観戦に行った。

昨夜は一駅となりの水戸駅近くのホテルに泊まり、今朝は偕楽園まで出かけてみた。
千。波湖(せんばこ)の湖畔を30分ほどあるいただろうか。曇り空の下、少し冷え込む中でも、その道はジョギングや散歩をする方々で賑わっていた。

そこから線路を跨ぐ橋を渡り、くねくねとした坂道を登りきると、お土産物屋さんが立ち並ぶ先に偕楽園の入口(東口)があった。

偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園と共に「日本三名園」に数えられる。兼六園には20年以上前に、そして後楽園には4年前に訪れた。一番近い偕楽園が最後になったのは自分でも面白いと思う。

偕楽園では2月20日から「水戸の梅まつり」が開催されていて、昨日も行きの列車が臨時停車した偕楽園駅では、ボランティアの方々だろうか、列車から降りるお客さんにパンフレットを配っていた。

ところが、昨日宿泊したホテルのロビーには偕楽園の梅の開花具合が「7%」と表示されていた。フロントの方に諦め半分で伺ったところで蕾が緩む訳もなく、それでも予定は変えなかった。

園内には数多くの梅の木があったものの、「7%」という現実が突きつけられた。それでも、花を開かせた木々を見つけては、その小ぶりな花を写真に収めた。買い

次の予定があったので、梅の木が並ぶエリアだけしか観なかった。またもや「先達はあらまほしきことなり」を地でいった感じだろうか。それでも少し疲れたので、入口近くの休憩所に陣取り、しばし休むことにした。すると、地元の方々が何人か集まり賑やかに談笑されていた。今日は写真展の表彰式が行われたそうで、集まっていらしたのはその受賞者の方々だった。

耳だけ関心を寄せていたのに、声を掛けられお菓子や缶スープをごちそうになった。そして、一人の方とお話をさせていただいた。僕はもっと花が咲く頃に伺いたいという話をしたところ、この時期は花が少なく、それを探しながら楽しむことこそ最高の贅沢だというお話を伺った。「探梅」と言うらしい。なるほど、確かに今日は贅沢な花見だったんだなあと嬉しく思った。相変わらず自分は単純だなと思いながら…



そしてその方から、雨の後こそ美しいということも教わった。梅の木の幹が雨に濡れ黒く輝く姿が美しいそうだ。そして、古木が味わい深いと、ご自身の名刺に印刷された梅の古木を見せていただいた。確かにそうだなと思った。というのは、僕もいくつかの古木を見つけ、その佇まいに目を止めた。






短い時間ではあったけど意気投合し、楽しくお話をさせていただいた。そう、梅の開花状況を確認する方法も教わった。ご自身が携わるホームページに記載されていると伺い、帰宅後早速確認してみた。
http://www.kairakuen.u-888.com/

今年はもう一回行くことは出来ないだろうけど、次回伺う時には事前に確認しておこう。

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