帰宅後、映画『阪急電車』を観た人たちの感想を知りたくなり、ネットを見ていた。すると、小説の文庫版の解説を児玉清さんが書かれていることを知った。夕方、買い物ついでに書店に寄り買い求め、そして、帰宅後すぐに解説を読んだ。
有川浩さんに対する児玉さんの思いが溢れた文だった。それは、僕が有川さんの本を数少ないながら読んで感じたことにシンクロした。意表を突く素材選びと調理法が読者の興味を喚起し続ける。僕自身にとっては最も次の作品が待ち遠しい作家さんという訳ではないが、最もという言葉が取れても、その近くにいることには違いがない。現に、先日読んだ『県庁おもてなし課』は、ここ数年来の僕の関心事とシンクロし、「楽しい」という言葉以上の楽しさを味わった。
さて、その『県庁おもてなし課』を、児玉清さんは読むことができたのだろうか。もし間にあったなら、きっと楽しまれたに違いないと思う。できれば感想を伺いたいと思ったが、世の中全てのこと
未だネット書店で本を買ったことがないし、この先もできれば利用したくない。本との出会いは、人との出会いのように偶然であり、また必然である。今日、この一冊の文庫本を買ったのもそうだ。その出会いが書店にあると思い続けられる限り、僕は書店に通う。
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