あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

愛する…

2007-04-08 23:34:35 | つれづれ
昨日訪れた竹田扇之助記念国際糸操り人形館では、大阪万博で竹田さんらが演じた「つる」の映像(市川昆監督作品)を、そして川本喜八郎人形美術館では、「道成寺」の映像を、それぞれ観た。

それぞれの作品を貫いているのは「愛」である。
「つる」では、お金を得て女房に楽をさせてやりたいという思いが、自分の欲望と交錯して女房に反物を織らせる男が、女房の「覗いてはならぬ」という約束を破ってしまうことが永遠の別れにつながるという話だったか…。
そして、「道成寺」は、声が流れていないが、若き旅の僧に一目惚れした女が、僧の裏切りに対する怒りで大蛇(?)に変身し、僧を焼き殺し、自分もまた水の中に命を沈めるというような話だった…

人形劇の魅力もさることながら、物語についつい引き込まれてしまった。

そして、あるドラマを思い出していた。98年に放映されていた「世紀末の詩」、野島伸司氏が書いた、さまざまな「愛」を描いたオムニバス作品である。そう、以前ドラマ「青い鳥」について書いたときの、もう一本好きなドラマがこの作品だ。

その中に、「車椅子の恋」という話があり、そこで描かれていた「愛とは、疑わないこと」であった。

今まで「鶴の恩返し」を物語そのままに見ていたのだが、昨日映像を観ていて、この作品が実は普遍的な愛を表現しているのではないかと思った。お互いを思い合っていても、それが通じていないことや、そして、相手を疑ってしまうことにより、愛は崩れてしまう…

でも、愛は頭の中で考えているだけでは掴めないということを、今更ながら感じている。今の僕に必要なのは、現実から目を逸らさず、自分の直感を信じることではないか。そう、心の鎧を脱ぎ捨てて…
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人形劇の魅力

2007-04-08 22:42:36 | つれづれ
桜を観に行った飯田は、人形劇の街という面も持っている。

昨日はまず、金曜の夜に舞台桜のライトアップに連れて行っていただいた方に紹介された「竹田扇之助記念国際糸操り人形館」に伺った。舞台桜の奥にあったのだが、ライトアップの時間にはもう閉館していたため、改めて向かった。ここには、世界的に評価の高い糸操り人形師である竹田扇之助さんや、竹田人形座、そしてその流れを汲むかわせみ座の人形が展示されている。
館長を務める竹田さんも、自らお客さんに声を掛けてくれる。

続いて、市内再開発地区に先月オープンした「川本喜八郎人形美術館」に向かった。テレビ人形劇「三国志」で登場した人形が、カテゴリーごとに並べられている。

竹田さんたちの人形は、舞台映えを狙っているためか、顔のつくりがデフォルメされているというか、特徴を際立たせたものとなっていた。一方、川本さんらのはアップも出来るテレビが主体となるため、よりリアリティを追求したものとなっている。

どちらもそれぞれの魅力があり、おもしろい。
そう言えば、僕らが子どもの頃には、テレビでいろいろな人形劇をやっていたなあ…

そのほかにも、伝統的なものをはじめさまざまな人形劇が活躍している。
8月には人形劇のお祭りも開催されるそうなので、余裕があれば行ってみたい
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散りゆく

2007-04-08 17:11:26 | つれづれ
昨日使ったフィルムが余っていたので、午後から撮影に出かけた。
特にあてもなく、目黒の駅から歩いて、歩いて、駒沢のオリンピック公園についた。

ところが、家族連れやカップルの中で、人にレンズを向けるのは、少々はばかられる…

ということで、結局公園内でビールと焼き餅を食しただけで帰ることにした。

人を撮ってみたいと、改めて思う(^^;)
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