昨日訪れた竹田扇之助記念国際糸操り人形館では、大阪万博で竹田さんらが演じた「つる」の映像(市川昆監督作品)を、そして川本喜八郎人形美術館では、「道成寺」の映像を、それぞれ観た。
それぞれの作品を貫いているのは「愛」である。
「つる」では、お金を得て女房に楽をさせてやりたいという思いが、自分の欲望と交錯して女房に反物を織らせる男が、女房の「覗いてはならぬ」という約束を破ってしまうことが永遠の別れにつながるという話だったか…。
そして、「道成寺」は、声が流れていないが、若き旅の僧に一目惚れした女が、僧の裏切りに対する怒りで大蛇(?)に変身し、僧を焼き殺し、自分もまた水の中に命を沈めるというような話だった…
人形劇の魅力もさることながら、物語についつい引き込まれてしまった。
そして、あるドラマを思い出していた。98年に放映されていた「世紀末の詩」、野島伸司氏が書いた、さまざまな「愛」を描いたオムニバス作品である。そう、以前ドラマ「青い鳥」について書いたときの、もう一本好きなドラマがこの作品だ。
その中に、「車椅子の恋」という話があり、そこで描かれていた「愛とは、疑わないこと」であった。
今まで「鶴の恩返し」を物語そのままに見ていたのだが、昨日映像を観ていて、この作品が実は普遍的な愛を表現しているのではないかと思った。お互いを思い合っていても、それが通じていないことや、そして、相手を疑ってしまうことにより、愛は崩れてしまう…
でも、愛は頭の中で考えているだけでは掴めないということを、今更ながら感じている。今の僕に必要なのは、現実から目を逸らさず、自分の直感を信じることではないか。そう、心の鎧を脱ぎ捨てて…
それぞれの作品を貫いているのは「愛」である。
「つる」では、お金を得て女房に楽をさせてやりたいという思いが、自分の欲望と交錯して女房に反物を織らせる男が、女房の「覗いてはならぬ」という約束を破ってしまうことが永遠の別れにつながるという話だったか…。
そして、「道成寺」は、声が流れていないが、若き旅の僧に一目惚れした女が、僧の裏切りに対する怒りで大蛇(?)に変身し、僧を焼き殺し、自分もまた水の中に命を沈めるというような話だった…
人形劇の魅力もさることながら、物語についつい引き込まれてしまった。
そして、あるドラマを思い出していた。98年に放映されていた「世紀末の詩」、野島伸司氏が書いた、さまざまな「愛」を描いたオムニバス作品である。そう、以前ドラマ「青い鳥」について書いたときの、もう一本好きなドラマがこの作品だ。
その中に、「車椅子の恋」という話があり、そこで描かれていた「愛とは、疑わないこと」であった。
今まで「鶴の恩返し」を物語そのままに見ていたのだが、昨日映像を観ていて、この作品が実は普遍的な愛を表現しているのではないかと思った。お互いを思い合っていても、それが通じていないことや、そして、相手を疑ってしまうことにより、愛は崩れてしまう…
でも、愛は頭の中で考えているだけでは掴めないということを、今更ながら感じている。今の僕に必要なのは、現実から目を逸らさず、自分の直感を信じることではないか。そう、心の鎧を脱ぎ捨てて…