あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

夏バテに…

2010-08-21 19:01:11 | つれづれ
この疲れは夏バテのせいだと決めつけ、夏バテにはうなぎという簡単な方程式に導き、うなぎを食べることにした。『ゲゲゲの女房』でも、疲れた茂に母のイカルはうなぎを食べろと言っている。

近所にもうまいうなぎ屋はあるが、浦和に行こうと思った。以前妹夫婦が住んでいたときに、小じんまりした店に連れて行ってもらい、なかなかの味だったのが理由だが、その店のことは覚えていないので、Webで探してみた。何件もある中から、いい感じのコメントがあった店を選び、車を走らせた。

住宅街の中にある飲食店が集まった建物に入ったその店の暖簾をくぐると、こちらも小じんまりした店だった。入り口近くのお客さんが「おいしい」と繰り返す話し声を聞きながらカウンター席に座った。

注文すると、これからうなぎを蒸し始めるという。待っている間、手持ち無沙汰で店内を見回すと、きれいに磨かれている換気扇に目が止まった。そこで今回の店選びはハズレではないと思ったが、常連さんらしい先客が上機嫌で帰って行く様子を見ながら、これは当たりではないかと思い始めた。

30分近く過ぎて、うな重がやってきた。ふっくらとしたうなぎを口に運ぶと、甘辛いたれの香りとうなぎの香りが絡まり、満足感に包まれた。そして、生臭くないことに気づいた。

「ご飯のおかわりは遠慮なく」というご主人の優しい言葉にも応えられないほどのボリュームだった。食べ終えてご主人と話をすると、かなりの勉強を続けているそうで、そうした積み重ねと丁寧な仕事が結晶した味だと思った。

帰宅後、東浦和の「うなぎ はす沼」をナビに登録した。今日は正解だった。
コメント
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