@ kill time

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横山秀夫/看守眼

2009年11月29日 | 小説

横山秀夫著 「看守眼を読みました。



いつか刑事になる日を夢見ながら、二十九年間、留置管理係として過ごした近藤

まもなく定年を迎える彼は、殺人容疑をかけられながら釈放された男を、ひとり執拗に追う。

「死体なき殺人事件」の真相を見抜いたのは、看守の勘だった・・・

表題作他、「自伝」「口癖」「午前五時の侵入者」「静かな家」「秘書課の男」の
ミステリー6つの短篇集。

看守、ライター、家裁調停委員、県警警部、元記者、県知事秘書と色んな職種の事件が語られる人の心理を描いたもの。

一編ごとのストーリーの展開、オチがいい。

一話一話は完全に独立していて派手な展開はないものの、人間味溢れ、バラエティに富んでる一冊。

通勤途中に読むには最適かも。


コメント
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