わが映画コレクションから、1954年制作の「二十四の瞳」を見た。
年取って涙腺が緩くなっていることを改めて感じた。
この映画を初めて見たのは小学生の頃で、「アカ」の意味を両親に尋ねた記憶がある。
答えを覚えてないのは、当時意味が理解できなかったからに違いない。
教え子達に襲いかかる過酷な現実。
泣ける。
名画だ。
1954年は黒澤明の「七人の侍」、洋画ではジェームズ・ディーンの「エデンの東」が制作された。
前年の1953年は、邦画では小津安二郎の「東京物語」、洋画では「ローマの休日」、「シェーン」、「恐怖の報酬」、そしてディーズニーアニメの「ピーターパン」・・・
名作が生まれない今の映画の貧困を感じる。
映画の舞台は、瀬戸内海の小豆島で、高松支店に勤務していた時、ロケ地となった校舎などがある「二十四の瞳映画村」に行ったことがある。
修学旅行先となっている屋島、栗林公園、金毘羅宮の場面は懐かしい思いで見た。
屋島ではあんな昔から「かわらけ投げ」をやっていたのかと、変に感心した。
小豆島は、もともとの勤務地東京や前勤務地名古屋から僕のところに遊びに来た人を案内するコースの一つだった。
絶景と言われる寒霞渓など、いくつも観光スポットがあり、一日楽しめる。
昼食は高松だと当然讃岐うどんだが、小豆島ではそうめんだ。
当時は、孔雀を一斉に飛ばす孔雀園があったが、今は廃業しているのが残念。