あたりまえのことですが、親子とはいえ本の好みは違います。
我が家は比較的おもしろかった本はお互い薦めあっていますが、私がすごく気に入っても子どもは興味を持たない本、あるいは子どもがおもしろいと教えてくれても私にはイマイチ、といった本もけっこうあります。
たとえば『ダレン・シャン』は、当時ハリー・ポッターの次ぐらいに子どもが気に入っていて、新刊が出るたびに買い揃えていました。
私も読んでみましたが、どうも好きになれない。
結局、最後の1~2冊はまだ読んでいないままです
逆に、私の中ではかなり上位を占める荻原規子の勾玉3部冊(『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』)に、子どもたちは興味を示してくれません(『西の善き魔女』はかなり気に入ったようなのに)。
先日ようやく次女が3冊とも読み終えたのですが、私がこの中でも一番好きな『白鳥異伝』のことを「あまりおもしろくなかった」と言われ、がくっ・・・
この3冊はいわゆる古代ファンタジーとでもいうのでしょうか、時代背景が『空色勾玉』は神代の時代、『白鳥異伝』はヤマトタケルのころ、『薄紅天女』でも奈良時代になっています。
私は以前から洋の東西を問わず歴史物が大好きで、特に古代にはロマンをかきたてられるタイプ。
でも子どもたちにしたら、時代背景も理解できず、当時の生活も想像つかないで読むのはやはりむずかしいのだろうなあと思います。
『白鳥異伝』ではヤマトタケル伝説がもとになっているのですが、今の子どもたちって日本の神話をあまり知りませんよね。
私も詳しくは知りませんが、小さい頃東映のアニメでスサノオノミコトを見たり(年がわかってしまいますね
)、漫画や本で読んだり、まだ日本の神話が身近にあったような気がします。
我が家の場合でも、子どもたちは手塚治虫氏の『火の鳥』を読んで名前を知っているくらいでしょうか。
私は『白鳥異伝』を読んで、『古事記』や日本の神話というものに興味を持ちました。
子供向けのわかりやすいお話や絵本で読んでみると、天岩戸やヤマタノオロチなどよく知っているのもあれば、はじめて知るお話もたくさんありました。
戦前はこの神話が歴史として教えられたせいか、どちらかというと今の子どもたちから神話というものは遠ざけられているような気がします。
子供向けの絵本では赤羽末吉氏の『日本の神話』があるくらいでした(この絵本はおすすめです)。
今の子どもたちは自分から読もうとしなければ、イザナギ・イザナミの国生みの話もヤマタノオロチや因幡のしろうさぎの話も知らないわけですよね。
神話ってどこの国にもあって、その国独自の文化のようなものが感じられるのに、このまますたれていくのは淋しいような気がします。
私としては、神話をもとにしたようなファンタジーをもっと読んでみたいなあ。
ところで、子どもから薦められて私が夢中になった本もいくつかあります。
あさのあつこ氏の『No.6』や漫画の『最遊記』、『スラムダンク』。
『最遊記』では八戒が『スラムダンク』では流川が大好き
なミーハーな母を、子どもたちは(たぶん)温かい目で見てくれているようです・・・
我が家は比較的おもしろかった本はお互い薦めあっていますが、私がすごく気に入っても子どもは興味を持たない本、あるいは子どもがおもしろいと教えてくれても私にはイマイチ、といった本もけっこうあります。
たとえば『ダレン・シャン』は、当時ハリー・ポッターの次ぐらいに子どもが気に入っていて、新刊が出るたびに買い揃えていました。
私も読んでみましたが、どうも好きになれない。
結局、最後の1~2冊はまだ読んでいないままです
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逆に、私の中ではかなり上位を占める荻原規子の勾玉3部冊(『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』)に、子どもたちは興味を示してくれません(『西の善き魔女』はかなり気に入ったようなのに)。
先日ようやく次女が3冊とも読み終えたのですが、私がこの中でも一番好きな『白鳥異伝』のことを「あまりおもしろくなかった」と言われ、がくっ・・・
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この3冊はいわゆる古代ファンタジーとでもいうのでしょうか、時代背景が『空色勾玉』は神代の時代、『白鳥異伝』はヤマトタケルのころ、『薄紅天女』でも奈良時代になっています。
私は以前から洋の東西を問わず歴史物が大好きで、特に古代にはロマンをかきたてられるタイプ。
でも子どもたちにしたら、時代背景も理解できず、当時の生活も想像つかないで読むのはやはりむずかしいのだろうなあと思います。
『白鳥異伝』ではヤマトタケル伝説がもとになっているのですが、今の子どもたちって日本の神話をあまり知りませんよね。
私も詳しくは知りませんが、小さい頃東映のアニメでスサノオノミコトを見たり(年がわかってしまいますね
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我が家の場合でも、子どもたちは手塚治虫氏の『火の鳥』を読んで名前を知っているくらいでしょうか。
私は『白鳥異伝』を読んで、『古事記』や日本の神話というものに興味を持ちました。
子供向けのわかりやすいお話や絵本で読んでみると、天岩戸やヤマタノオロチなどよく知っているのもあれば、はじめて知るお話もたくさんありました。
戦前はこの神話が歴史として教えられたせいか、どちらかというと今の子どもたちから神話というものは遠ざけられているような気がします。
子供向けの絵本では赤羽末吉氏の『日本の神話』があるくらいでした(この絵本はおすすめです)。
今の子どもたちは自分から読もうとしなければ、イザナギ・イザナミの国生みの話もヤマタノオロチや因幡のしろうさぎの話も知らないわけですよね。
神話ってどこの国にもあって、その国独自の文化のようなものが感じられるのに、このまますたれていくのは淋しいような気がします。
私としては、神話をもとにしたようなファンタジーをもっと読んでみたいなあ。
ところで、子どもから薦められて私が夢中になった本もいくつかあります。
あさのあつこ氏の『No.6』や漫画の『最遊記』、『スラムダンク』。
『最遊記』では八戒が『スラムダンク』では流川が大好き
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