ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

時をつなぐ

2008-07-22 | 観ること。
毎日暑い日が続きます。
きのうは最高気温37.5度、とうとう全国一になってしまいました~


夏休みに入ったものの、次女は部活。
長女はこの暑いのにもうすぐ大学の前期試験。
予定もばらばらで、この夏は家族旅行の予定もありません。
子どもが大きくなると、こんなものですねぇ・・・。


ということで、読書とDVDで過ごす日々です。
最近DVDで「プライドと偏見」、「彼女を見ればわかること」など
ひとりで女性向けの映画を観ることが多かったのですが、
先日、久しぶりに主人と一緒に観たのがこれ↓「デジャブ」です。





デンゼル・ワシントン演じる捜査官が、500人以上の犠牲者を出した
フェリー爆破事件の犯人を捜すというストーリーなのですが、
何も知らずに観た私は、へ~、こういう展開になるのか、と
ちょっと意外でびっくりしました。
これはありえないよね~、とつっこみつつ、
映像もすごいし、ぐいぐいと引き込まれて観てしまいました。
気になるところはあったものの、おもしろかったです~。

ネタバレになるので詳しくは書けないのですが、
(これ、何も知らない方がおもしろいと思います)
「デジャブ」というタイトルでもわかるとおり、
過去と現在をつなぐ、ということがキーポイントになっています。



過去と現在をつなぐ、といえばこれもそうですね。
週末テレビでやってた「時をかける少女」。





子どもたちがおもしろい~!と絶賛だったので、観てみました。
前向きで、元気溌剌な主人公はイマドキの女子高生、って感じですね。
とにかく絵がすごくうまく、登場人物の顔も
ジブリみたいに子どもっぽくなくて、よかったです(笑)

私の中で「時をかける少女」といえば、アニメでも、原田知世の映画でもなく、
NHKのドラマ「タイムトラベラー」なんですよ(古っ!)。
中学生のときだったか、夢中になって観ました。
理科室、ラベンダーの香り、未来から来た少年・・・。
その少年ケン・ソゴルにときめいたものでした

実は、こういうタイムスリップものに興味があったのは、
かなり小さいころからなんですね。
姉たちと夜遅くに観たNHKの海外ドラマ「タイムトンネル」。
研究者たちが時間移動装置を作るのですが、まだ不完全なため帰って来れず、
いろんな時代に転送され、歴史的な場面に遭遇する、という話でした。

外国の歴史なんて何も知らないはずなのに、
マリー・アントワネットの逃亡シーンや、火山の噴火など今でも覚えています。

しかし、「デジャブ」にしても、「時をかける少女」にしても、
どうしても気になるのが、
過去に戻って何らかの操作をしたら、今とは違う「今」ができてしまう、
ということです。
それじゃあ、はじめの「今」はどうなってしまうの?
「今」と平行して、いろんな「今」があるの?
そういうこと考え出すと、この暑いのに、眠れなくなりますよね(笑)


児童小説の中にも、タイムスリップするものがあります。



         『時の旅人』
        アリソン・アトリー



       『トムは真夜中の庭で』
        フィリパ・ピアス


どちらもイギリスが舞台で、古いお屋敷の描写などがあり、
児童書とはいえ日本人の子どもにはわかりにくいだろうなあ、と思います。
特に『時の旅人』は歴史的な背景もあり、
小学生くらいでは難しいかもしれません。
イギリスの農場の生活や自然の美しさやを感じられるのは、
大人になってからかも・・・。


もしももしも、こんなふうに、違う時代、あるいは自分の人生で
時を遡ることができるとしたら、
いったいどの時代に、どの自分に戻りたいと思うでしょう。

・・・人生、もう一度やり直したいかも・・・


コメント (4)
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