先日テレビをつけたら「悩む実家の家のたたみ方」という特集をやっていて、
思わず見てしまいました。
物にあふれた親の家の片付けは本当に大変ですが、その後空き家になった親の家というのも
頭の痛い問題です。
都会であれば売ったり貸したりということもできるでしょう。
しかし、田舎の場合はそう簡単にはいきません。
売ったりなんぞしたらご先祖様に申し訳ない、という気持ちの問題があったり、売りたくても
売れないという事情があったり。
売ろうにも売却した金額より解体費のほう高くつく、というのには驚きました。
しかし、かと言って空き家のまま放置すると固定資産税はかかるし、いざというときのために
火災保険にもはいっておかないといけないし、と要らぬ出費がかさみます。
そう、以前は土地や家というものは資産であったはずなのに、空き家になったとたん負債に
かわってしまうものなのです。
以前、親の家の片付けのことを書きましたが、私の実家は、母と姉夫婦が暮らしている家のほかに、
もう一軒の建物があります。
そこは私の曾祖父が食堂を営んでいた店で、私が生まれてから中学に入るまで住んでいた家です。
父が新しい家を建て、祖母が店をたたんでからは、飲食店として貸したりしていました。
が、まあいろいろ大変なこともあり、父の死後は誰も管理できないということで、場所的には
いいにも関わらず、ここ数年は空き家の状態になっていました。
空き家といっても、父が貯蓄型の火災保険に入っていたので保険料はかかるし、人が住まないと
傷みも早く、ご近所からクレームが出たりします。
場所もいいし売れたらいいねえ、と姉妹で話し合うものの、更地にすると固定資産税が何倍にも
なると聞くとそれもできず・・・
何とかしなくてはと思うものの、結局なかなかそこまで手が回らないのでした。
それが、先日大きな進展がありました。
買い手が見つかったのです。
ただ、相場よりかなり安い金額だったので迷いました。
土地を売るなんて初めてのことなので、あれこれ人に尋ねたりネットで調べたり。
住宅地ではないので、今回断ったら次にいつ買い手が見つかるかわかりません。、
それに、いざ売ろうとしたとき母が寝たきりにでもなってたら売れなくなります(母の名義なので)。
あれやこれやと悩んだ挙句、三人で出した結論は「もう売ってしまおう」でした。
先月、姉と私が同席して契約を交わしました。
私たちが生まれ育った家ですが、寂しいというより肩の荷が降りてやれやれ、という思いのほうが強くて、
それはそれで複雑な気持ち・・・
それは私だけでなく、姉たちもそうだったんじゃないかなと思います。
あばあちゃん、お父ちゃん、ご先祖様、これでよかったのかなあ?
実家の空き家問題はこれで一件落着ですが、まだすっきりしないのは、我が家も娘二人で
将来この家の跡を継ぐ者がいないからです。
いずれ嫁に行くとして、きっと同じような思いをするんだろうなあ・・・
娘たちの負担を少しでも軽くするためには、親の家の片付けが済んだら、次は自分たちの物を片付け、
これからは少しずつ家をたたんでいくことを考えなければならないのでしょうね・・・
実家に行ったとき、母に抱き枕をプレゼントしました。
神戸の姉がワンコ2匹を連れて帰ってくると、いつも抱っこしている母。
ふわふわして気持ちいいので、少しでも気分が落ち着いてくれるといいな~と思って。
思った通り、小さい子どもを抱っこしているみたいに、ずっと機嫌よく話しかけていました。
すぐに飽きてしまわなければいいけれど・・・
思わず見てしまいました。
物にあふれた親の家の片付けは本当に大変ですが、その後空き家になった親の家というのも
頭の痛い問題です。
都会であれば売ったり貸したりということもできるでしょう。
しかし、田舎の場合はそう簡単にはいきません。
売ったりなんぞしたらご先祖様に申し訳ない、という気持ちの問題があったり、売りたくても
売れないという事情があったり。
売ろうにも売却した金額より解体費のほう高くつく、というのには驚きました。
しかし、かと言って空き家のまま放置すると固定資産税はかかるし、いざというときのために
火災保険にもはいっておかないといけないし、と要らぬ出費がかさみます。
そう、以前は土地や家というものは資産であったはずなのに、空き家になったとたん負債に
かわってしまうものなのです。
以前、親の家の片付けのことを書きましたが、私の実家は、母と姉夫婦が暮らしている家のほかに、
もう一軒の建物があります。
そこは私の曾祖父が食堂を営んでいた店で、私が生まれてから中学に入るまで住んでいた家です。
父が新しい家を建て、祖母が店をたたんでからは、飲食店として貸したりしていました。
が、まあいろいろ大変なこともあり、父の死後は誰も管理できないということで、場所的には
いいにも関わらず、ここ数年は空き家の状態になっていました。
空き家といっても、父が貯蓄型の火災保険に入っていたので保険料はかかるし、人が住まないと
傷みも早く、ご近所からクレームが出たりします。
場所もいいし売れたらいいねえ、と姉妹で話し合うものの、更地にすると固定資産税が何倍にも
なると聞くとそれもできず・・・
何とかしなくてはと思うものの、結局なかなかそこまで手が回らないのでした。
それが、先日大きな進展がありました。
買い手が見つかったのです。
ただ、相場よりかなり安い金額だったので迷いました。
土地を売るなんて初めてのことなので、あれこれ人に尋ねたりネットで調べたり。
住宅地ではないので、今回断ったら次にいつ買い手が見つかるかわかりません。、
それに、いざ売ろうとしたとき母が寝たきりにでもなってたら売れなくなります(母の名義なので)。
あれやこれやと悩んだ挙句、三人で出した結論は「もう売ってしまおう」でした。
先月、姉と私が同席して契約を交わしました。
私たちが生まれ育った家ですが、寂しいというより肩の荷が降りてやれやれ、という思いのほうが強くて、
それはそれで複雑な気持ち・・・
それは私だけでなく、姉たちもそうだったんじゃないかなと思います。
あばあちゃん、お父ちゃん、ご先祖様、これでよかったのかなあ?
実家の空き家問題はこれで一件落着ですが、まだすっきりしないのは、我が家も娘二人で
将来この家の跡を継ぐ者がいないからです。
いずれ嫁に行くとして、きっと同じような思いをするんだろうなあ・・・
娘たちの負担を少しでも軽くするためには、親の家の片付けが済んだら、次は自分たちの物を片付け、
これからは少しずつ家をたたんでいくことを考えなければならないのでしょうね・・・
実家に行ったとき、母に抱き枕をプレゼントしました。
神戸の姉がワンコ2匹を連れて帰ってくると、いつも抱っこしている母。
ふわふわして気持ちいいので、少しでも気分が落ち着いてくれるといいな~と思って。
思った通り、小さい子どもを抱っこしているみたいに、ずっと機嫌よく話しかけていました。
すぐに飽きてしまわなければいいけれど・・・
みたいなことは書いてあったので、これでよかったのだと思います。
この年になると、家も物もしがらみも、コンパクトにしていくのが一番ですよね。
お母様、83歳でひとり暮らしされてるとはお元気なのですね。
今もYouTubeで演歌を聴かれているのかな?
私の実家も母(83歳)がひとり暮らししてますが、住む人居なくなったら売却予定です。私が高校卒業まで住んでいた家ですが。