ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

障子はり

2006-12-18 | 日々のこと。
週間予報で雪マークになっていたので、そろそろ初雪やなあ、と思っていたら、昨夜雪おこしが鳴りました。
布団に入り、うとうとしていたらゴロゴロゴロ
「みぞれが降ってきた」と主人の声。
今朝おそるおそる窓を開けると、雪は積もっておらず雨でした(ほっ)。
子どもが高校へ自転車通学しているので、できればまだ雪は積もって欲しくありません。
テレビの天気予報では、このあたりにも初雪が観測されたとのこと。
そういえば、去年は今ごろ60センチの雪が積もって大変だったなあ。
どうか今年はそんな大雪、降りませんように・・・


土曜日はお天気がよかったので、久しぶりに障子はりをしました。
我が家は両親が建てた事務所の上が住まいになっているのですが、古いせいか、やたら障子が多いのです。
サッシの窓の内側はほとんど障子!
特に西側の窓は西日があたってすぐぼろぼろになるので、貼り替えが大変でした。

実家では父が障子を貼ってたので、これはお父さんの仕事だと思っていたのに、結婚したら主人が「うちは、おかんがしてたで」。
え~、私がするの~
はい、妊娠中のお腹が大きいときもやりました。
大きなお腹で、ひとりで、一体どうやって貼っていたのやら・・・

そのころと比べると障子も少なくなりましたが、茶の間と子ども部屋にはまだあります。
今年は主人や長女に手伝ってもらい、夕方までかかって大小10枚貼り替えました~。
終わってやれやれ、と思う間もなく、うっ腰が・・・
ずっと中腰でしたからねえ。

まあ、おかげで部屋が明るくなって、ほら影絵もくっきり!
さて、真っ先に破くのは誰かな~?
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大垣まで

2006-12-15 | 日々のこと。
急な用事で、岐阜県の大垣まで行ってきました。

初めてのところへ、しかもひとりで行くので、前日行き方をネットで調べてみました。
京都から新幹線に乗ればすぐかな、くらいに思っていたのですが、これが意外に不便。新幹線だと近くの駅から大垣まで出るのに路線がなく、米原で降りて乗換えて、ということになります。しかも行く場所がどうやら駅から遠いらしいのです。
到着時間から逆算し、ちょうどいい電車はないものか、と探していると・・・ありました。
なになに、敦賀(福井県)まで行って、そこから特急で大垣か、乗り換えが1回ですむし、これがいいかなと思ってよくみると、なんと各駅停車で敦賀まで2時間!?え~っ

でも、京都周りで行ってもかかる時間はだいたい同じで、しかも乗換えが2~3回、料金は約1.5倍。とりあえず、行きは敦賀回りで行くことにしました


雨がようやくあがり、グレーがかった靄のたちこめる中、村上春樹の短編小説を一冊もって電車に乗り込みました。
京都行きはよく利用するけど、福井県のほうへ行く電車に乗るのは・・・初めて!?
敦賀まで、このローカル線でガッタンゴットン揺られていきます。

どんより曇った灰色の風景を眺めていると、左手、家々の向こうに松並木と海が見え、ちょっと新鮮な気分になりました。あとは山や畑。駅の近くのまばらな商店街。

がらがらの電車ですが、朝の通学時間帯とあって、高校生が次々と乗っては降りていきます。数人かたまって乗ってきて賑やかにおしゃべりが始まると、黒い服に身を包んだおばさんは、場違いな気がして隅の方で小さくなって(なれませんけど)本を読みます。この電車は君たちのために走っているんだよ、と心の中でつぶやいて。
乗客が増えたなあと思うと小浜でさーっと降りていきました。ぼんやり車窓を眺めたり、本を読んだり、うとうとしたりして、ようやく敦賀に到着。やれやれ。

家を出るとき、そんなに寒いと思わなかったのに、敦賀で特急を待つ間足元がすーすーしました。遠くの山の頂には白いものが見え、ここはもう北陸、といった趣きです。
特急しらさぎに乗って1時間、大垣に到着。駅を出発してから3時間20分経っていました


ここ大垣にやってきたのは、主人の伯母さんのお葬式に参列するためでした。
義父は足腰が弱くなっていて、とても大垣まで行けそうにないし(本人は行きたがってはいたのですが、まわりが止めました)、主人は仕事の予定が入っていたため、代わりに私が行くことになったのです。
その伯母さんは3年前までこの町に住まれていました。伯父さんが亡くなられた後も、ひとり暮らしをされていましたが、高齢のため大垣に住む長女(つまり主人の従姉)のもとへ行かれたわけです。

この伯母さんには二人の娘さんがいます。
私がこの家に嫁ぎ、長女が生まれ、次女が生まれたとき、もちろん主人も両親も大喜びしてくれましたが、私は「女の子ふたり」ということに「あらら・・・」と心のどこかで感じてしまったのです。それは鳥の羽根程度の、ほとんど重さは感じないにも関わらず、言葉にするとやはり「負い目」というものには違いないのでした。

でも、当時会うたび伯母さんが「女の子ふたりはええよ~。ふたりで遊んでくれるしなあ」と言われるのを聞いて、その負い目が少しずつ軽くなるように感じたのです。娘二人を離れたところに嫁に出し、あるいは淋しい思いをされていたのかもしれませんが、そんな様子は全く見せず、いつも口癖のように「女の子ふたりはええよ~」と言ってくださるのでした。

そして最後は娘さんの世話で90歳の天寿を全うした伯母さん。
天国で、「女の子ふたりはよかったよ~」と言われてるかもしれませんね。
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ことこと。

2006-12-08 | 読むこと。
本格的に寒くなってきて、毎日ストーブのお世話になっています。
もっと寒くなったら、エアコンやファンヒーターもつけたりしますが、一番よく使うのはやっぱりストーブ(薪ストーブが憧れです)。
その上にお鍋をおいてことこと煮物をしてる日常が、冬っぽくていいなあと思ったり、「大草原の小さな家」のお母さんみたいにちゃんと主婦してるやん、と自画自賛したり(いつもはどうなんだ、ということですが)。
ちょっと手間ひまかけて、お豆やシチューをつくっているときは尚更です。

ということで、先日ブイヤベースをつくってみました





本当は白身魚のあらでスープをとると美味しいのですが、今回は簡単に固形スープを使いました。
中に入っているのは、タラとハマグリとエビ。
ハマグリのかわりにアサリをいっぱい使っても、美味しいだしが出ただろうなあ、とあとで気がつきました。
まあ、初めてだったのでこんなものかな。
家族には好評でした。
もちろん、がんばって咲いてくれたサフランもはいってます

きのうはリンゴジャムを煮て、きょうは大根を炊いて。
我が家のストーブは、今年の冬も大活躍してくれそうです。
コメント (6)
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18年。

2006-12-06 | 日々のこと。
恥ずかしながら、結婚して18年経ちました。
まだ、18年。もう、18年。
いえいえ、そんなことを書こうとしているわけではないのです。

結婚記念日の朝、こちらではようやく朝からお日さまが顔を出しました。2回洗濯機を回して、主人が出かけるので慌ただしく9時前に事務所に降りると、「結婚記念日おめでとう」のカードが。そのカードになにやらHPのアドレスが書いてあります↓



と、突然携帯のアラーム。
ははーん、子どもが何やら企んでいるな、と思っていたら、今度は長女からわけのわからないメールが届きました。どうやら、カードに書いてあるHPのことのようです。

PCを立ち上げ、そこにたどり着き、開いてみると・・・。

物書きにあこがれている長女が、エッセイみたいなのやショートストーリー(彼女曰く、迷子のようなお話)を書いたサイトでした。
いつのまにか大人びた文章を書くようになった長女。
私なんかよりずっと気の利いた文章を書くようになった長女に、うれしいやら、悔しいやら。
結婚して18年。そして長女は17才。
いつも私の半径1メートル以内にいた長女が、私の姿が見えないと今にも泣き出しそうな顔をしていた長女が、いつの日かここから軽やかに飛び出して行くのだなあ、と予感した記念日でした。


* 長女から一週間限定で公開の許可を得ました。
  よかったら、行ってみてください。
  こちらからどうぞ。
  
 リンクはずしました(12/13)。 
 見ていただいてありがとうございました。
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終わりの秋

2006-12-05 | 日々の落書き。



カレンダーを横目に、まだ大丈夫、もう少し大丈夫、と自分で言い聞かせていたのに、とうとう師走に突入です。
めっきり寒くなって、お天気も曇りがちになって、あのとき少しでも掃除や片付けをしとけばよかった・・・と、早くも後悔。
まあ、過ぎてしまったものはしかたありません(いつものことです)。

そういえば、今年の秋はあまり柿を食べませんでした。
去年は文字通り腐るほどたくさんもらったりして、柿ジャムまでこさえたのに。
「柿は採るもの、もらうもの」の我が家ですが、さすがに今年は買わざるをえませんでした(次女が柿大好きなんです)。

生協で注文したら、届いたのはびっくりするほど大きな柿。
リンゴより大きくて、量ってみたら400gほどありました。
これは最後のひとつです(いつかは描くぞ、と残しておいたもの)。

今年の秋も終わりですね。
閉ざされた冬がやってこようとしています。・・・くしゅん
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