花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

国指定天然記念物・駒止湿原を歩く

2014年05月28日 21時47分37秒 | アウトドアー

駒止湿原に咲く双苞水芭蕉

駒止湿原(こまどしつげん)は、駒止峠の北に広がる湿原で
昭和村と南会津町にまたがるブナ林に囲まれた自然豊かな
場所にある。
標高は1000メートルから1200メートルで、冬には
3~4メートルの積雪があり、半年ほど雪に閉ざされます。

駒止峠は、あまりにも坂が急なため、馬が一度では登れず
休み休み登ったので、その名がついたと聞いている。

昭和時代には、抑留者を迎えに、この峠を超えて、新潟の
港に向かおうとしたご婦人が、乗せてもらった郵便局の
雪上車が吹雪で道を失い、川に転落してしまったため
亡くなるという悲劇の歴史も秘めている。


途中でお会いした女性二人に、モデルをお願いして
とった湿原の写真

今回はいつもの花友と、そのお父さんも同行して総勢4人の
駒止湿原の花の山旅
私は双苞水芭蕉を見るのが初めてだったが、他の3人は
以前に来ているので、何の花がどこに有るか判っていた。


国指定の天然記念物になっている駒止湿原の説明版


駒止湿原の案内図、南会津町の方から入ると最初の大谷地湿原は
一方通行の木道なので、戻る事ができないので注意。
戻る場合は、途中に有る農道に出て戻ります。
残りの二つの湿原は、往復できます。

コースの案内は、以前のブログに蝦夷竜胆を見に行った時に
書いているので、今回は省略して花の写真のみにします。


双苞水芭蕉の群落


リュウキンカと水芭蕉


リュウキンカの群落


立金花、水芭蕉、コバイケイソウの群落
(途中でお会いしたガイドの方に聞いたら、ここにはバイケイソウが
無いというので)


珍しいショウジョウバカマのシロバナも有ったが遠すぎて


こちらは普通のショウジョウバカマ


こちらはつぼみから花まで、まるで生態の見本


ショウジョウバカマとタテヤマリンドウ


タテヤマリンドウのシロバナ


立山竜胆の花2


林の中のタムシバの花


花群落


形がおもしろい花


もう終わりに近いイワナシの花、私の大好きな花だ


ワタスゲの花


ワタスゲの群落


ワタスゲの説明板


一面のワタスゲ群落


ヒメイチゲの群落


ヒメイチゲの花


タムシバの花


クロサンショウウオの卵、雪の重みで水に浸っていた木が
雪が溶けて跳ね上がり、クロサンショウウオの卵のうがぶら下がっていた


上に同じくクロサンショウウオのぶら下がり
帰りに通る農道の小池に有った。ふ化するのは5月下旬
から6月上旬だそうである。


ウスバサイシンの花、正面から撮影した写真が、色飛びした
ので、こんな写真でごめんなさい。


小さい水たまりごとに咲く水芭蕉の一家

おしまい。

現在、草刈り作業中につき、くたびれ果ててブログがかけません
ごめんなさい。