花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

宝篋山のこぶし道を歩く

2014年12月03日 23時34分08秒 | アウトドアー
この数日、体調が悪く自宅で休養していた。
ようやく少し良くなったので、家内を送った後、足慣らしに
宝篋山に登に行った。

久しぶりに小田の休憩所の方から歩き始めたら、いつの間にか
コースが変更になっていた。

極楽寺コースを歩くつもりでいたら、中世城の道入口から湯地蔵に
かけて、歩行者はご遠慮くださいと書いてあった


常願寺コースと極楽寺コースは、ここを迂回して第二駐車場の前を
ザル池の方に回っていく設定になったらしい。

今更引き返すのも面倒なので、左の中世城の道に入り、大師堂の
前から要害展望所を抜けて、前山分岐に行った。
そこからは小田城コースを歩いて、堂平、七曲がり、下浅間神社を
経由しておみざらし分岐に出た。

おみざらし分岐からは直登で山頂直下のトイレに抜けた。
461メートルの山頂に出ると、冷たい風が吹いていた。


山頂から筑波山を望む、わざと宝篋山の名前のついた
木を入れて撮る。


ザックの温度計を見ると、14.3度、湿度22パーセントだった
体感温度はもっと低く感じる。

白くかすんではいたが、展望は割と良くて、うっすらと浅間山が
見えていた。
まだ山頂の方だけが白い。
写真を何枚か撮影して、暖かいコーヒーをいれた。
山頂は寒く、私がエネルギー補給している間に、誰もいなくなった。
要害の展望所ではうっすらと見えていた富士山が、山頂ではかすんで
まるで見えない。
スカイツリーが白いもやの中に浮かんで見えた。

2時半過ぎ、私も下山することにした。
通り抜けられると言うので、峰城跡を通って山桜の森におりた。
大きなモミジが二本、真っ赤に色づいていた。



山桜の森から元禄こぶしを経由して極楽寺コースに抜ける
新しい「こぶし道」なるものが出来ている。
早速歩いて見ることにした。

まだ歩いた人が少ないと見えて、道は細く滑りやすい。
途中に「元禄こぶし」と書かれた立て札が倒れていた
そばに結構おおきなこぶしが二本立ち並んでる。

その先でこぶし道は二股に分岐して、左は大岩展望所経由で、右は
大岩群経由で極楽寺コースに抜ける。
私は右のコースを歩いて、大岩群の極楽寺コースに抜けた。

藪椿の咲いている大岩群を抜けて下ると。やがて純平歩道に合流して
笹竹の刈り払われた明るい登山道を歩く。

やがて太郎こぶしのある極楽寺コースを左に下ると、すぐに太郎
こぶしがあり、

胸回2m70cmと書かれたこぶしの巨木が立ってる。
根元が盤根状に分かれてるのがすごい。


いつのまにか、太郎こぶしの下に、ベンチやテーブルが置かれ
休憩施設が出来ていた。
そばには鹿威しがカコーンカコーンと音を響かせている。


その下には、こんなキャラクターが作られていた。
タンタンと言う小便小僧ならぬ小便タヌキである。
若いものは勢いが良いな-(笑)
下草刈りなどの作業している方に、遊び心のある人がいたようだ

石造五輪塔に寄り、小田の休憩所に戻ったら4時だった。
尖浅間の上に早くも月が出ていた。



今回歩いたコース、およそ7.7Kmの距離である