花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

知人のキタダケソウの写真

2015年07月03日 20時24分30秒 | アウトドアー

知人のMさんが撮影したキタダケソウの写真


地元主催のキタダケソウツアーに参加して撮影したMさんの
メールによると、例年より10日も早く開花して、撮影した花は
咲き残りだったそうです。
日本第二の高山でも、今年の異常気象の影響は有ったのですね。

キタダケソウ、キンポウゲ科キタダケソウ属
日本国内では、キタダケソウ属に3種あり、キタダケソウ、ヒダカソウ
キリギシソウ
など、その山の固有種であり、日本の固有種でもある
補足、生育地と花期
キタダケソウ(北岳草) 北岳 6月中旬~7月上旬
ヒダカソウ(日高草) 北海道アポイ岳・平取町 5月~6月
キリギシソウ(崕草) 北海道崕山(きりぎしやま) 5月~6月

この中で最も厳しい保護規制されているのが崕山のキリギシソウであろう。
地元の公開ツアーに応募して当選しないと登ることも出来ない山である

崕山のある夕張山地は、夕張岳のユウバリソウやユウバリコザクラなど
山の名前のついた貴重な花が多い。
尚、崕山も夕張岳も山名の由来は不明であるという。

ヒダカソウの咲くアポイ岳の由来は、アイヌ語のアペ・オ・イ(火の
たくさん有るところ)に由来するという。
昔、鹿がたくさんとれるようにと、火をたいて神に祈った場所だという
(山と渓谷の日本の山1000から引用)


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なでしこジャパンの執念が産んだオウンゴールの勝利

イングランドとの準決勝は、誰もが予想しなかったオウンゴールで
日本の勝利が決まった。

熊谷が相手ボールを奪うと、素早く川澄に送り、川澄はいち早くゴールに
向かって走り出した大儀見にパスを出した。
相手を倒してPKで同点を許した大儀見は、何が何でもゴールしたいと
思っていたに違いない。
川澄にボールが渡ったときは、すでにゴール目指して走っていた。

まさかロスタイムの残り時間が1分を切った時間に、攻撃されるとは
イギリスのDFも思っていなかったであろう。
しかもロングボールで攻め上がっているときである。

自陣のゴール目指して大儀見や岩淵と並んで走る結果となり、あのまま
行っても、大儀見のゴールが決まる確率は高かった。
DFバセットはクリアしようと必死に足を出したのである。
戻りながら、後ろ向きでクリアするのは、誰でも至難の業である。

そしてクリアしたボールは、バーに当たり、まさかのオウンゴールとなった。

試合終了の笛が鳴るまで、あきらめないという なでしこ達の執念が
ロスタイムの決勝点を産んだのである。

泣き崩れるバセット、そして大儀見の目にも涙が
敗者と勝者のそれぞれが流した涙
見ている私の胸も熱くなった。

仲間に囲まれているバセットの元に、宮間と川澄が寄っていった。


海外のメディアが、なでしこのサッカーを絶賛しているという
その理由は、フェアプレーで試合をするスタイルを貫いていること
なでしこのフェアプレーは、なぜ生まれたのでしょうか。

それは体が小さいため、反則で自陣の近くでフリーキックになると
失点につながってしまうという、過去の手痛い経験から、反則なしの
試合を目指す努力が、長年培われてきたからです。

相手ボールは複数で取り囲んで奪い、素早いパス回しでボールを保持する
なでしこスタイルは、そんな所から生まれたサッカーなのです。

今大会は、相手ボールをスライデングで奪う場面がかなり有りました。
また一段と進化したなでしこ達。
6日の決勝が本当に楽しみですね。