花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

日光・栗山ダムの月山アカヤシオ登山

2019年05月03日 23時53分57秒 | スポーツ・トレッキング
2日の朝6時につくばを出て、今市ICから県道245号線を走って、大笹牧場の
前を通り、栗山の自在寺から日蔭牧場を抜けて栗山ダムの奥にある月山に
アカヤシオ登山に行った。

山では昼に雷が発生するかもという予報だったが、3日は地元のイベントが
バーベキュー広場で行われる予定なので、混雑を避けて2日に行ったのである

花友の情報では、月山のアカヤシオは、昨年が当たり年だったらしいが
今年は中腹以下が見ごろで、山頂付近は蕾らしいという事だった。

栗山ダム手前の馬蹄形のトンネルを抜けて、栗山ダムの駐車場広場に着くと
連休中にも関わらず、車は少なかった。
ダム広場の四阿の横で、テントを張っているグループがいたが、人影は
まばらだった。


栗山ダムと駐車場


駐車場からは赤薙から女峰山にかけて、くっきりと見えていた。
霧降を越えた六方沢橋まではっきりと見て取れた。


栗山ダムと月山の軌跡図、ダム手前にある馬蹄形のトンネルは、GPSの
電波が届かないため、直線的に描かれているので ご了解ください。


今回歩いた月山の軌跡図、バーベキュー広場の登山口から山頂を経て
時計回りに尾根を歩いて、バーベキュー広場に下山した。
途中に2か所程、大岩が有って右下を迂回するが、特に2つ目の大岩は
足場が狭く、木の根につかまって渡るような場所なので、要注意である


駐車場から林道の坂を登り切ったあたりの広場は、月山のアカヤシオの
最初の展望地で、これはそこから望遠で撮影した山腹のアカヤシオ


同上、濃い部分もあるが、上の方には花が少ない


当たり年に来たときは、山全体が赤く見えたが、今年は寂しい


バーベキュウ広場の入り口の左にある登山口から登って最初のアカヤシオ
広場に着いたとき、先行のグループの方から登山口がどこかと尋ねられたが
今は登山口の表示が壊れて、少し上の斜面に登山口の案内が出ているだけ
なので、初めて来た人はわかり難いかもしれない
登山口は、広場に入ってすぐ左の笹藪のふみ跡をロープを頼りに登る
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以下は登山中に見たアカヤシオの風景















続きはまた後で、ゴメン


高原山の展望は、山頂よりも手前の尾根が良い


月山山頂は、アカヤシオの蕾ばかりで、女峰山とのコラボ写真が撮れず


山頂から今市ダムを展望する場所への道ができていた。
その場所は急斜面の崖の上で有ったが、誰が下ったのかロープが下がっていた
怖くて端まで行けなかったが、新緑の今市ダムの絶景が広がっていた。
湖面にかかる橋までがすっきりと見えていた。

だがこの頃からゴーゴーと強風が吹き始め、気温も一気に下がった。
雷予報も出ていたから、天候の急変もありうると判断して、山頂にはとどまらず
直ちに下山することにした。

以前、山頂には「クサリ場コース」と言う表示板が出ていたが、今は何もなかった
それでもふみ跡がしっかりと残っていたので、バーベキュー広場に下りるコースの
尾根を、アップダウンを繰り返しながら進んでいく。


途中に二人ほど乗れる大岩があり、アカヤシオと女峰山のコラボが撮れる
展望岩があるが、アカヤシオの花も無く、しかも強風で吹き飛ばされるような
荒れようだったので、岩には登らず脇から女峰山の写真を撮った。
この場所も右にう回路があり、木の根につかまりながら迂回する。

その先にも巨大な大岩がそびえていて、このコースの一番の危険個所で
ようやく足がのるような狭い足場を探しながら、木の根を頼りに
迂回していく道だ。


大岩のう回路の様子


大岩のう回路の様子2、後ろ向きで木の根につかまりながら下る
何人もの登山者につかまれ、厳しい環境で枯れた木もあるので、つかまる
木も確かめないと、ポキッと折れたりするので要注意である。


尾根道の所々で、今市ダムが見える場所があり、その美しい景色に
救われる思いだった。
いつもなら、このコースでは何人かの登山者に出会うのだが、花も無いし
強風が吹き荒れていることもあり、誰一人とも出会わなかった。