花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

花友Kさん撮影のサカネランとヤマシャクヤク

2019年05月27日 23時16分56秒 | スポーツ・トレッキング
花友KさんとIさんが山梨の杓子山に登り、探しに行った花は見つかりませんでしたが
思いもしないお宝を発見したと写真を送ってくれました。撮影は5月25日


サカネラン、ラン科サカネラン属、分布 北海道、本州、九州
花期6月ごろ 深山の落葉樹林下に生える無葉の腐生植物
地中には多数の肥厚した根が束生し、上方に向くところから
逆根蘭(さかねらん)の名がついたという。
茎は太く、多肉質で円柱形で鱗片葉がある。
6月頃 総状花序に多数の花をつける。
花は下部からつけ始める。
ちなみにサカネラン属には、三つ峠などに咲くヒメムヨウランがあります。

(解説は私が勝手につけました。あしからず(笑))


Kさんのメールには、10センチくらいの咲き始めと思われる株と、20センチ強の
株が有ったと書いてありましたので、これは10センチくらいの株かな
上の方には蕾が多い


こちらが多分20センチ強の株だろう、ちょうど見ごろかな


サカネランのアップ、萼片、側花弁は倒卵形で長さ約5ミリ
唇弁は長さ1センチほどで、基部は膨らみ先は2裂する
一見すると人の形に見える


サカネランを横後方から撮ったものと思われるが、手前に別な花の
唇弁が邪魔して、花柄子房のねじれが確認できないのが惜しいね。
(他人の撮った写真には何とでもいえる(笑))

もう一つのお宝は、かぶりつきで見られるヤマシャクヤク
標高が高い分、高尾山よりずっと遅いらしい。


ヤマシャクヤク


ヤマシャクヤク、雌蕊は2~4個あり、柱頭の先はゆるく外側に曲がる
意識して撮ってるね




杓子山と言えば、富士山の展望台と言われるほど富士山の好展望地
なのにKさんが送ってきた写真は、高座山山頂からの富士山(笑)

高座山の山名入りの富士山 、やっぱり富士は日本一

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こちらは5月12日に裏高尾で撮影したコバノタツナミソウの写真だそうです
それ以前に送られてきた写真には、決め手になる特徴が写っていなかったので
ダメダシをしていたので、改めて撮影したらしい。さすが花探索隊長Kさん


コバノタツナミソウ


コバノタツナミソウ2


コバノタツナミソウ3

なんとなんとシロバナコバノタツナミソウも見つけて撮影したそうです。
ダメ出しされた悔しさからかな、寅さんならきっと言うなー
見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ (笑)


シロバナコバノタツナミソウ1


シロバナコバノタツナミソウ2


シロバナコバノタツナミソウ3