花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山のキンラン開花

2019年05月08日 08時24分36秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山に咲くキンラン、花が10個以上もついている立派な株が並ぶ


小さいキョがいたずらっ子の舌のようでかわいい
実はこの距に見えるものは、唇片の基部が短く膨らんで突出したもので
キンランの中には、この距のような突出が無く、唇片が側弁と同じような
形をしたキンランの花があるという。
本来唇片は、三裂しており、両側の二つの裂片は三角状でずい柱を抱き
また中の裂片は円心形で内面に縦に条があり基部は細くなる
と鈴木昌友先生が茨城の花で書かれているので、この花は正常なキンランと
言えるだろう。
キョのないキンランは、筑波山にも有ったと言うから、出会いたいものである


キンランの花は平開せず、わずかに開くのみ、見えそうで見えないのが
実に憎い(笑)


エビネも咲いていた。
本来は全身を載せたいが、いたずらされないように花の部分のみにした


ホタルカズラ、この場所のホタルカズラはピークを過ぎていた
他の場所ではピークだった


オオバウマノスズクサ
これもピークが過ぎかかっている。

「花の命は短くて」と誰かが書いていたが、私は「苦しきことのみ多かりし」
である。
別の場所のキンランも撮影に行こうとしていたら、雨とヒョウが降り出した。