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みかも山公園の湿性自然植物園の座禅草
家族の送迎をしなくて良いというし、天気も良いので、栃木のみかも山公園に
ゆくことにした。
この時期の花は、気温が上がらないと開かないので、9時過ぎに自宅をでて
昼前につくようにのんびりとゆく。
途中、大柿に寄ったら、ここは日陰で寒いせいか、アズマイチゲも蕾のままで
開いていない。なにしろ一部に雪が残っていた。
昼近くみかも山公園の東口に着いた。
さすがに土曜日で駐車場が混んでいた。
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みかも山公園の案内板
花木センターの前寄りに駐車して、すぐ近くの湿性自然植物園に行って木道に
入ると、座禅草が群生していた。
上に登ると、池が二つあって、廻りの木々を静かに写している。
コバルトブルーとまでは云わないが、なかなか良い感じである。廻りを歩くと
水鳥がさざ波を立てて逃げていく。
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今回歩いた部分の案内板のトリミング
ここから上に登るルートが有ったので、手入れされた雑木林を登っていった。
見た目以上の急登で、一汗かいてしまった。
やがて舗装された車道に出た。どうやらフラワートレインという乗り物が走る
道のようである。
緩やかな登りの車道をいくつか曲がると、四阿があり、右は「青竜ヶ岳500
メートル」、左は「みかも関跡(伝承)500メートル」と案内標柱が立っている。
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みかも関跡の案内標柱
好奇心に駆られて、左のみかも関跡に向かって坂を登っていくと、たぶん松食い虫
にやられた松の木が伐採されて、ビニールの様な袋で包まれている。
もしかすると、これって松食い虫を広がらないようにしているのかな。などと想像
小さいピークを超えて、下っていくと、みかも関跡の標柱が立てられた峠に着いた
そこには、四阿と道祖神の祠が建っている遊歩道の十字路であった。
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道祖神の説明
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道祖神の祠(ほこら)
ここから右に下ると「みかも万葉庭園」に行く案内が立っている。
左は「野草園」を抜けて東口駐車場に抜ける下りである。
万葉庭園には行った事が無いので、またまた好奇心に駆られて右の万葉庭園の道を
下ることに。
ニセ丸太の階段を一歩一歩下りていき、いいかげん階段に飽きた頃、万葉庭園に着いた
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みかも万葉庭園案内図
中に入ると、万葉館が有り、池の向こうに紅白のシダレ梅が咲き出していた。
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万葉庭園の案内図から万葉館付近をトリミングした
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池と紅白のシダレ梅
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半逆光で撮影した紅白シダレ梅
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紅白のシダレ梅の競演を拡大してボリュウム感を出す。
再びみかも関跡まで登り返し野草園に下ることにした。
この登りが結構つらかったが、後は下りだけなので精神的には楽だった。
急坂を下ると、すぐに谷間の四阿に着いた。
ここで一休みして、喉を潤した。コーラが体にしみる。
下を見ると、ほんの少しで野草園のようであった。
野草園には以前も来たことがあり、木道の廻りに東イチゲが早くに咲く事を
知っていた。
木道を歩いて、お目当ての場所に行くと、やっぱり東イチゲが咲いていた。
しかし木道からは、みんな遠い。
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西日を浴びるアズマイチゲ、ちょいとピンボケなのは愛嬌
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葉っぱが良く確認出来なかったが、切れ込みが見えたので
たぶんキクザキイチゲかな。
のんびりゆっくりの、みかも山ハイキングで春の妖精に出会えた旅であった。