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『和モード 日本女性、華やぎの装い』展

2008-01-10 23:17:40 | 月イチ美博のこと
@サントリー美術館



近頃注目されている日本の「和」の文化
日本的な装いの流行・様式を「和モード」と名づけ、
“描かれた和モード”
“小袖の和モード”
“化粧の和モード”
“髪と髪飾りの和モード”
“文明開化と近代の和モード”というくくりで
風俗画や浮世絵、化粧道具、小袖、櫛、かんざしなどが展示されていた。

サントリー美術館、気になってはいたんだけど
ミッドタウンという場所がらどうも足が向かなかった。
でもこれは絶対行かねばーっと思いたって
空いていそうな平日夜狙いで行ってきた。

2007年3月開館とあってさすがにキレイ。
ロビーにあるパソコンの館内案内を見たら言っていたんだけど
ここサントリー美術館は木や紙の素材を用いて造られているんだって。
なるほど。
だからか建物はモダンというのか近代的なんだけど
なんだか落ち着きのある雰囲気。
床はサントリーらしく樽材を用いているそう。

さて、展示。
古の美しさに見ほれました。

桃山時代の浄瑠璃絵巻の色のきれいなこと。
描かれた女性の着物の柄や色、こまかくてきれい。
わたしはパソコンでポストカードとかいろいろ作ったりするけど
パソコンじゃ出せない色味と風合いがステキ。

それから櫛や笄(こうがい)
さまざまな細工がほどこしてあったり、見事なべっ甲だったり
ぜいたくな作りのものばかり。
「かんざし」っていうのは、その昔植物の力を身につけるために
頭に草花をさすこと「挿頭花(かざし)」という言葉が
源流になっているんだって。
へぇー。

それから今回一番ココロひかれたのはお化粧道具のひとつ「紅板(べにいた)」
金属の薄い板状の板に漆を塗ってその上に紅を塗り
二つ折りにして携帯用にしたもの。
要は口紅コンパクトってことなんだけど、
この外側が金箔できれいな模様がついていたりして
すんごくかわいいの。
二つ折りではなくて小さな箱型のものや、紅筆おしろいと
小箱にセットされたものなんかもあって本当にしゃれている。
ステキ。

落ち着いた空間でゆったりとしたひとときでした。

併設されたShop×Cafeもおしゃれであの金沢生麩の不室屋さんのCafe
うーん気になるのでちょっと一服。
ちょっとしたごはんものとお酒と和スイーツ

生麩まんじゅうとお茶のセットをいただきました。



生麩は柚子あん、お茶は加賀棒茶



ほうじ茶が落ち着くー。
生麩はもっちりもちもち。
もっと食べたい。

お酒もおいてるので珍味三種みたいなメニューがあって
そのうちひとつが、『あら与』さんのふぐ子粕漬けがあった。
加賀棒茶といい、『あら与』さんといい石川TV N18の『おとといきやがれ』
でおなじみになりました。

都会っぽいところはあんまり得意じゃないので近寄らなかったので
今日が初ミッドタウン
なんだかお店がおされすぎて何屋さんなんだかよくわからん。
こんなとこで買い物する人がいるんだと思うと
なんだか格差社会ってこうゆうことね、なんて思ったりした。
フードコートもわたしの行動圏内にはないお店ばかりで
おいしそうでひかれるんだけど、いかんせんおされすぎ。
だって、セブンイレブンがこんな↓



でもこれからも夜のサントリー美術館は要チェキ。

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