善通寺市から約4kmぐらい南へ向かうと香川県仲多度郡琴平町でっせ。
人口は1万人を切る町でっけど年間に訪れる観光客は約400万人前後。
その玄関口はJR琴平駅と言うことになりまんねん。
(JR琴平駅 改札口) (午後4時29分 到着)

photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
(JR琴平駅舎) (国の登録有形文化財)

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1936年(昭和11年)に完成した洋風のモダンな駅舎でっしゃろ。
古さでは善通寺の駅舎には叶いまへんけど
こちらの方が写真に撮ると絵になるんと違いまっしゃろか?
(JR琴平駅前から 象頭山を望む)

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画像の遠くに見える山が象頭山(ぞうずさん)標高521mでこの中腹に
金刀比羅宮(ことひらぐう)が鎮座してますんや。
一生に一度は行きたい「こんぴらさん」と江戸時代の後期には言われたそうでんな。
ここで注釈を入れておきますけど「金毘羅大権現」と江戸時代には呼ばれ
明治以降は、廃仏毀釈で「金刀比羅宮」と使い分けられているようでんな。
わてが~ この日JR琴平駅にたどり着いたのが午後の4時半ですわ。
夏の頃なら金刀比羅宮へ参詣して降りてこれますんやけど
10月も中旬では本殿に行く頃には真っ暗になりまんがな。
そやから~ 金刀比羅宮には明日の朝一番にお参りすることにしましたんや。
(金刀比羅宮 一之鳥居)

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ここが「こんぴらさん」への街道の終点になるそうですわ。
丸亀街道・多度津街道・高松街道・土佐街道など、江戸時代には四つあったとか。
(琴平町の 高燈篭)(高さ 27m) (国の重要有形民俗文化財に指定)

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この高灯篭(たかとうろう)は木造では日本一高いんだそうです。
江戸時代には瀬戸内海を航行する船からこの灯篭が見えるように造られ
船人はこの灯篭に向かって航海の無事をお祈りしたそうでんな。
丸亀港で紹介しました「太助灯篭」から旅人は約12kmを歩いて
この高燈篭に手を合わせてから琴平の門前町へ向かったんようでっせ。
丸亀街道が陸路の距離が一番近いので江戸時代には一番賑わったそうですわ。
(ことでん 琴平駅舎)

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(元 京急の1000系) (現在は ことでん1080形)

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高松・琴平電気鉄道ちゅう私鉄でっけど「ことでん」とか「琴電」で
地元の方には愛称で呼ばれる地方鉄道ですわ。
2001年(平成13年)に子会社の「ことでんそごう」が「そごうの」倒産で
ことでんも鉄道会社としては初めて民事再生法申請で連鎖倒産したんでっせ。
地元企業や銀行を初め香川県の自治体も救済に乗り出し、見事に
2006年(平成18年)に再生計画を完了したとは、ご立派でんがな。
この駅舎は1988年(昭和63年)に出来たものでまだ新しい駅舎ですわ。
(こんぴらさんの 表参道)

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薄暗くなってきましたんで、明日はお参りして直ぐに高松市内へ動きたいし
今日の内に琴平町の門前町を散策しておくことにしましたんや。
まずは「こんぴら歌舞伎大芝居」の建物を見に行きまひょ。
(旧 金毘羅大芝居) (別名 金丸座) (国の重要文化財に指定)

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館内の見学は午後の5時迄とのことで外観だけしか写せまへんでしたわ。
毎年春に東京や大阪の一流の歌舞伎役者が演ずる「こんぴら歌舞伎大芝居」は
全国的にも有名で、入場券はとてもじゃないが手に入らないよとの噂。
日本に残る最古の芝居小屋で、舞台の装置は全て人力で動かすんやそうでっせ。
「こんぴら歌舞伎大芝居」は1960年(昭和35年)から続いているんだって。
歌舞伎が演じられてない期間だけ1人=500円で館内が見学できるんだそうな。
(琴平町 公会堂) (国の登録有形文化財)

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人口が1万を切る町でっけど、金刀比羅宮の参詣客で賑わう関係で
町の財政も豊富だったんでっしゃろな。
和風で立派な公会堂まで建てる力がおましたんや。
(元 老舗旅館 とらや)

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立派な飾りが施された昔は高級旅館だったんでしょうな。
現在は「うどん」と「蕎麦」の店になってますわ。
昔は関西からの修学旅行のコースでしたんやけど。
1955年(昭和30年)の宇高連絡船の紫雲丸が沈没して
修学旅行生が109人も亡くなる大きな事故がおましたんですわ。
この事故の後、関西の中学生の修学旅行コースは東京方面となりましたんや。
わてが~ 琴平へ修学旅行で来たのがその直後でしたかな。
だから琴平への修学旅行の最後の学年ちゅうことになりまんねん。
(元は旅館 備前屋) (現在は土産物店)

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私事で申し訳おまへんけど、この建物はわてが中学校の修学旅行で
1泊させてもらった旅館でんねん。
確か~ 2階に泊まったような記憶がおますわ。
店の方にお尋ねしたら、「備前屋」さんから買い取った建物だとの事。
1階部分は土産物の店で昔の面影はおまへんでした。
外装は昔のままで残すように現在の社長が命じているんだって。
わても~ 懐かしくて写真を撮りながら眺めたら、少しだけ感動しましたで。
56年? 前の記憶でっけど想い出って残ってるもんでんな。
(西野金陵株式会社) (清酒 金陵で有名なメーカーさん)

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この「金陵」は江戸時代の寛政年間から金刀比羅宮のご神酒と成っています。
わてがお向かいの備前屋さんに宿泊した頃は
薄汚れた店と酒造蔵だけだったような記憶。
おそらく最近になって建て替えられたんだと思いまんな。
琴平の門前町の散歩をお仕舞いにして今日の宿に向かいまひょ。
(琴平町 ことぶき旅館)

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まずは~ 歩き疲れましたんで、一風呂浴びさせてもらいまひょ。
本日の宿泊客は、わてだけのような感じ。
(貸切の檜風呂ですわ)

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(夕食はこんな感じでした)

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途中で讃岐うどんが出てきましたで、ぶっかけというやつでしたわ。

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(見事に完食!)

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若い方にはボリュームが不足かもしれまへんが、鉄ちゃん爺やはこれで満足ですわ。
1泊2食付で 1人で宿泊 6825円 ~ 7875円
私は10%のポイントが欲しかったので、7580円を選びましたんや。
ポイント無しのコース 2人宿泊 1人当り 6300円 ~ 8400円
下手なビジネスホテルより、ことぶき旅館さんはお得でっしゃろ。
ほんなら~ 夜も更けてきましたんでこれで失礼しまっさ。
明朝は金刀比羅宮へ参詣ちゅうことで、ほな~ おやすみなさい~♪
人口は1万人を切る町でっけど年間に訪れる観光客は約400万人前後。
その玄関口はJR琴平駅と言うことになりまんねん。
(JR琴平駅 改札口) (午後4時29分 到着)

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(JR琴平駅舎) (国の登録有形文化財)

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1936年(昭和11年)に完成した洋風のモダンな駅舎でっしゃろ。
古さでは善通寺の駅舎には叶いまへんけど
こちらの方が写真に撮ると絵になるんと違いまっしゃろか?
(JR琴平駅前から 象頭山を望む)

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画像の遠くに見える山が象頭山(ぞうずさん)標高521mでこの中腹に
金刀比羅宮(ことひらぐう)が鎮座してますんや。
一生に一度は行きたい「こんぴらさん」と江戸時代の後期には言われたそうでんな。
ここで注釈を入れておきますけど「金毘羅大権現」と江戸時代には呼ばれ
明治以降は、廃仏毀釈で「金刀比羅宮」と使い分けられているようでんな。
わてが~ この日JR琴平駅にたどり着いたのが午後の4時半ですわ。
夏の頃なら金刀比羅宮へ参詣して降りてこれますんやけど
10月も中旬では本殿に行く頃には真っ暗になりまんがな。
そやから~ 金刀比羅宮には明日の朝一番にお参りすることにしましたんや。
(金刀比羅宮 一之鳥居)

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ここが「こんぴらさん」への街道の終点になるそうですわ。
丸亀街道・多度津街道・高松街道・土佐街道など、江戸時代には四つあったとか。
(琴平町の 高燈篭)(高さ 27m) (国の重要有形民俗文化財に指定)

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この高灯篭(たかとうろう)は木造では日本一高いんだそうです。
江戸時代には瀬戸内海を航行する船からこの灯篭が見えるように造られ
船人はこの灯篭に向かって航海の無事をお祈りしたそうでんな。
丸亀港で紹介しました「太助灯篭」から旅人は約12kmを歩いて
この高燈篭に手を合わせてから琴平の門前町へ向かったんようでっせ。
丸亀街道が陸路の距離が一番近いので江戸時代には一番賑わったそうですわ。
(ことでん 琴平駅舎)

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(元 京急の1000系) (現在は ことでん1080形)

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高松・琴平電気鉄道ちゅう私鉄でっけど「ことでん」とか「琴電」で
地元の方には愛称で呼ばれる地方鉄道ですわ。
2001年(平成13年)に子会社の「ことでんそごう」が「そごうの」倒産で
ことでんも鉄道会社としては初めて民事再生法申請で連鎖倒産したんでっせ。
地元企業や銀行を初め香川県の自治体も救済に乗り出し、見事に
2006年(平成18年)に再生計画を完了したとは、ご立派でんがな。
この駅舎は1988年(昭和63年)に出来たものでまだ新しい駅舎ですわ。
(こんぴらさんの 表参道)

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薄暗くなってきましたんで、明日はお参りして直ぐに高松市内へ動きたいし
今日の内に琴平町の門前町を散策しておくことにしましたんや。
まずは「こんぴら歌舞伎大芝居」の建物を見に行きまひょ。
(旧 金毘羅大芝居) (別名 金丸座) (国の重要文化財に指定)

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館内の見学は午後の5時迄とのことで外観だけしか写せまへんでしたわ。
毎年春に東京や大阪の一流の歌舞伎役者が演ずる「こんぴら歌舞伎大芝居」は
全国的にも有名で、入場券はとてもじゃないが手に入らないよとの噂。
日本に残る最古の芝居小屋で、舞台の装置は全て人力で動かすんやそうでっせ。
「こんぴら歌舞伎大芝居」は1960年(昭和35年)から続いているんだって。
歌舞伎が演じられてない期間だけ1人=500円で館内が見学できるんだそうな。
(琴平町 公会堂) (国の登録有形文化財)

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人口が1万を切る町でっけど、金刀比羅宮の参詣客で賑わう関係で
町の財政も豊富だったんでっしゃろな。
和風で立派な公会堂まで建てる力がおましたんや。
(元 老舗旅館 とらや)

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立派な飾りが施された昔は高級旅館だったんでしょうな。
現在は「うどん」と「蕎麦」の店になってますわ。
昔は関西からの修学旅行のコースでしたんやけど。
1955年(昭和30年)の宇高連絡船の紫雲丸が沈没して
修学旅行生が109人も亡くなる大きな事故がおましたんですわ。
この事故の後、関西の中学生の修学旅行コースは東京方面となりましたんや。
わてが~ 琴平へ修学旅行で来たのがその直後でしたかな。
だから琴平への修学旅行の最後の学年ちゅうことになりまんねん。
(元は旅館 備前屋) (現在は土産物店)

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私事で申し訳おまへんけど、この建物はわてが中学校の修学旅行で
1泊させてもらった旅館でんねん。
確か~ 2階に泊まったような記憶がおますわ。
店の方にお尋ねしたら、「備前屋」さんから買い取った建物だとの事。
1階部分は土産物の店で昔の面影はおまへんでした。
外装は昔のままで残すように現在の社長が命じているんだって。
わても~ 懐かしくて写真を撮りながら眺めたら、少しだけ感動しましたで。
56年? 前の記憶でっけど想い出って残ってるもんでんな。
(西野金陵株式会社) (清酒 金陵で有名なメーカーさん)

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この「金陵」は江戸時代の寛政年間から金刀比羅宮のご神酒と成っています。
わてがお向かいの備前屋さんに宿泊した頃は
薄汚れた店と酒造蔵だけだったような記憶。
おそらく最近になって建て替えられたんだと思いまんな。
琴平の門前町の散歩をお仕舞いにして今日の宿に向かいまひょ。
(琴平町 ことぶき旅館)

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まずは~ 歩き疲れましたんで、一風呂浴びさせてもらいまひょ。
本日の宿泊客は、わてだけのような感じ。
(貸切の檜風呂ですわ)

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(夕食はこんな感じでした)

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途中で讃岐うどんが出てきましたで、ぶっかけというやつでしたわ。

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(見事に完食!)

photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
若い方にはボリュームが不足かもしれまへんが、鉄ちゃん爺やはこれで満足ですわ。
1泊2食付で 1人で宿泊 6825円 ~ 7875円
私は10%のポイントが欲しかったので、7580円を選びましたんや。
ポイント無しのコース 2人宿泊 1人当り 6300円 ~ 8400円
下手なビジネスホテルより、ことぶき旅館さんはお得でっしゃろ。
ほんなら~ 夜も更けてきましたんでこれで失礼しまっさ。
明朝は金刀比羅宮へ参詣ちゅうことで、ほな~ おやすみなさい~♪